緊張して上手く動いてくれない指のせいで手こずりながらも、俺は義妹のパジャマのボタンを上から順番に外してゆく。
ひとつ、またひとつとボタンが外されるたび、胸元には白い肌が広がる。
そして、ついに一番下のボタンが外れ、ハラリと開いたパジャマからのぞく幼い裸体を前にして思わず息をのむ。
浮き上がった鎖骨、なだらかな起伏の胸、その中央には薄い乳輪とピンク色の乳首がツンと突き出しており、肉付きの少ない白く滑らかな腹部の下には可愛らしいおヘソが見える。
いちど見た義妹の裸は、しかし風呂場と違って明るい蛍光灯の下では、きめ細やかで透き通るような肌の質感までありありと見て取れた。
触れたい。けれど小心なせいで手が出を出すことができない。どこまでも小心者な俺。
「お兄ちゃんの好きなこと、していいんですよ」
小学生とは思えない甘い囁き声。
情けなく指を咥えて見てるだけの兄とは違い、由奈は恥ずかしがる素振りも見せず、まるで子供の手を引くように優しく迎え入れようとする。
その言葉で俺を押し留めていた心のタガが外れた。
遠慮しなくてもいいんだ。この子は本当に俺を受け入れようとしているんだ。
そう思った途端、押し留められていた欲求が一気に吹き出し、体は勝手に動いていた。
慎ましやかな胸に伸ばされた手が、その指先がふくらみに触れた瞬間、伝わってくるフニャッとした柔らかな感触に驚嘆する。
成長途中の未熟なつぼみは、しかし、俺が想像していたよりもずっと柔らかく、指に吸い付くような手触りをしていた。
まだ幼いとはいえ、柔らかなふくらみは間違いなく女の乳房だ。小学生の瑞々しいおっぱいは柔らかなだけでなく、手の平を押し付ければ張りのある弾力が返ってくる。
初めて触った女の子のおっぱいの柔らかさに興奮し、夢中になって手を動かしていると、引っ掛かった爪が乳首の先端をカリッと擦った。
「ぁっ……」
小さく声を洩らした由奈が体をピクンッと揺らす。
痛かったのかと心配したが、由奈が少し赤くなっているのを見て、彼女が乳首で感じたということに気づいて動揺した。
同い年の女子ならオナニーぐらいしてるのだろうと想像がつくけど、はたして小学生の体は性感帯で感じるものなのだろうか?
強く擦らないよう気をつけながら指の腹で円を描くようにクリクリと優しく撫でてやると、最初はふにゃっと柔らかかった乳首が段々と膨らんでゆき、ぷっくりとした形がはっきりわかるぐらい大きくツンと突き出した。
「ぁっ……んッ……」
いつもの由奈からは想像できない快感に悶える顔。小学生とは思えない艶っぽさにドキリとする。
自分が知らない義妹の姿が見たくなり、胸に顔を近づけると乳首を唇で挟み込みながら舌でツンツンと突き、痛くしないよう優しく舌で転がしてやる。
「んっ……お兄ちゃん、エッチです」
感じているところを見られるのが恥ずかしかったのだろうか、由奈はそう言いながら俺の頭を抱きしめた。
押しつけられた肌は熱くしっとりとして、上気した肌からはミルクのような甘い匂いが漂っていた。
その匂いを嗅いでるだけで下半身が熱く疼き、由奈の体をもっと味わいたいという衝動が溢れてくる。
「由奈、下も……見せて」
欲望丸出しのお願いにもかかわらず、由奈はコクンと頷くやベッドの上に仰向けになると、おいでおいでと手招きをする。
俺は息を切らせて四つん這いで近づくと、ベッドの上で無抵抗に寝そべる由奈を前にして興奮はますます昂ぶり動悸が激しくなる。
ドクンドクンとうるさく鳴り響く心臓の音を聴きながら、ゴム紐でとまっているパジャマのウエストに指を入れてずり下ろし、脚から抜き取る。
白くすべらかな太ももがあらわになり、下半身に残っているのは大事な箇所を隠す小さな布切れだけとなった。
それでも由奈は何も言わず、されるがままにこっちを見つめている。
パンツで隠された股間のふくらみに浮き出すシワ、そこに由奈のワレメがあるのだと思うと体中がカッと熱くなる。
了承を得ることもせず、俺は己の欲求に付き従って由奈のほっそりとした太ももを掴んで股を開かせると、顔を近づけ股間を覆うパンツのクロッチ部分に鼻を押しつけた。
その途端、ムワッとする熱気と共にミルクを発酵させたような濃厚で少し酸っぱさの混じる匂いが鼻腔の奥に広がった。
卑猥な匂いが鼻の奥まで抜けて頭がくらくらとした。小学生の少女の股間からこんな濃い匂いがするのかと驚いていたとき、触れた鼻先に伝わる湿った感触に気づいた。
よく見れば、クロッチ部分にはじっとりとした濡れ染みが広がっていて、それは間違いなく由奈の股間から染み出した愛液によるものだった。
義妹の股間から洩れ出す性の匂いに興奮しながら、中を確かめるために邪魔なパンツをずり下ろすと、あらわになった由奈の恥部。そのツルリとした縦スジからトロッと垂れる蜜が透明な糸を引いているのを目撃する。
まるで涎を垂らすみたいにダラしなく濡れた義妹の恥部。そのピッチリ閉じたワレメに手を這わすと、プニッとした感触と共に指が肉唇の隙間にヌルッと潜りこんでしまう。
初めて触れた女性器の内側は驚くほど熱く蕩けていて、指先が粘り気のあるお湯に浸かっているような感覚だった。
「あっ……ぁぅっ……ぁっ」
膣内に指が入らないよう気をつけながら恥部の入り口を指でまさぐると、由奈の口から洩れ出す甘い声にともなって奥からトロトロと蜜液が滴ってくる。
なんだこれ……男に触られて、感じて、愛液で股を濡らす。小学生なのにもうメスとして体ができ始めていることに驚き、目の前にいるのが女なのだと実感してしまう。
手で触るだけでは我慢できなくなり、俺は義妹の股間に顔をうずめて舌先をワレメの中にねじ込んだ。
「ぁっ……ぁぁ、ひぅっ……!」
肉唇の隙間に潜り込みウネウネと動く舌の感触に由奈が悶えても、かまわず舌を動かし湧き出る蜜液を犬がミルクを舐めるようにベロベロ舐め取る。
初めて口にした愛液は粘っこくて少し酸っぱい変な味だったが、湧き出す蜜液を逃さないよう股間に口を押し付けてジュルジュルと音を立てて啜った。
由奈の息づかいが乱れ、悲鳴を上げる間隔がどんどん短くなってゆく。
「んッ、ンンッ……! ひぅぅッ……!!」
そして、ついに最高潮まで上り詰めたとき、由奈は太ももで俺の頭を両側からギュッと挟み込みながら小刻みに体を揺らした。
押しころした悲鳴を上げながら体を硬直させた後、顔を締め付けていた太ももの力がふっと緩んで、由奈はそのままクタリと動かなくなった。
すぐに、彼女がイッたのだとわかった。
小学生がこんなふうに震えながらイクのか。
絶頂を迎え、秘部から愛液を垂れ流す義妹の姿を目の前にして心の中に沸き起こるざわめき。
俺はどうしたいんだ。何をしようとしてるんだ。
分かりたくないし、考えたくもない。
けれど衝動を抑えることはできず、俺は服を脱ぎ捨てた。
まず上半身が裸になり次にズボンを脱ぐと勃起したイチモツに押し上げられたトランクスの股間には由奈以上の大きな濡れ染みができていた。
窮屈な下着を脱ぎ捨てると、その下からはちきれんばかりに勃起し先端から垂れ落ちるカウパーでベトベトに濡れたペニスが姿を現した。