お風呂から上がったボクは、長くお湯につかりすぎたせいか、なんだか頭がぽーっとしていた。そんなボクを、お姉ちゃんがバスタオルで拭いてくれる。
まずは髪の毛、次に顔、背中──と。そのあいだ、ボクはお姉ちゃんのおっぱいを見つめていた。いつも見ているはずなのに、なんでか今日は目が離せない。
そうしているうちに、お姉ちゃんの手はボクのお尻を拭き、次にバスタオルがチンチンを優しく撫でた。
「んっ……」
くすぐったいような、ちょっとキモチイイような感じ。お姉ちゃんはただ拭いてくれているだけなのに、ボクはさっきお風呂場で射精したときのことを思い出してしまう。
「あぅっ、お姉ちゃん……」
「どうかした?まだちゃんと拭けてないから、動いちゃだめよ?」
「でっ、でも……」
なんとかガマンしようとしたけど、お姉ちゃんの手でトントンされたオチンチンは勝手に膨らんでしまい、ピンと勃起してしまった。
「あっ、あのっ……お姉ちゃん……」
どうしよう、体を拭いてもらってただけなのに、オチンチン勃起させてるのを見られちゃった。怒られるかな、それとも笑われるかな──。
けれど、ボクが心配するようなことにはならなかった。お姉ちゃんは何も気にしていないように足まで拭き終わると、ボクにパンツを履かせてくれた。
「はい、おしまい。パジャマはひとりで着られる?」
「う、うん……だいじょうぶ」
「えらいねアキくん」
そう言って、お姉ちゃんはボクの頭を撫でてから、自分の体をてきぱきと拭いてパジャマに着替えた。
ボクは勃起してしまったことを何も言われなかったことにホッとしたけど、なんでだろう……なんだか……がっかりしていた。
「アキくん、どうかした?」
「う、ううん……なんでもないよ」
「アイス買ってあるから、お母さんにナイショで食べちゃおっか?」
「うん!」
お姉ちゃんの「ナイショ」って言葉に、ボクはまたドキッとした。
*
アイスを食べてからお姉ちゃんとリビングでテレビを見ていると、時間はあっという間に夜の10時になっていた。
「お父さんとお母さんはまだ帰ってこないし、アキくんはそろそろ寝よっか?」
「あ……うん」
いつもだったら、この時間になるとボクは眠くてウトウトしちゃうけど、今日はまるで眠くならない。だって、お姉ちゃんとお風呂に入ってから、今もボクのオチンチンは勃起してムズムズしっぱなしだったから……。
「アキくん、まだ眠くないの?」
「あんまり……」
「でも、早く寝ないと明日の朝起きれなくなっちゃうわよ。アキくんが眠くなるまでお姉ちゃんが一緒に寝てあげるから、おふとんいきましょ」
「うん……」
ボクはお姉ちゃんに手を引かれて、自分の部屋に向かう。ズボンの中で突っ張ったオチンチンが擦れるせいで、変な歩き方になってしまった。
*
「おやすみ、アキくん」
「おやすみなさい、お姉ちゃん」
電気を消して暗くなった部屋で、お姉ちゃんに添い寝してもらいながら、ボクはなんとか眠ろうと目を閉じた。けれど、お布団に入ってもずっとウズウズしているチンチンが気になって、やっぱりダメだった。
「アキくん、まだ眠くならない?」
10分ぐらいしたころ、暗闇の中でお姉ちゃんの声が聞こえた。
「うん……」
「どうしてかしらね?」
「それは、その……」
「なあに? 気になることがあったら、お姉ちゃんに言ってみて」
「あのね……ほんとはね、お風呂上がってからずっと、チンチンが大きくなったまま、なおらなくて……」
「あらっ、そうだったのね、それは困ったわねぇ」
「うん……どうしよう」
「アキくんは、どうしてほしいの?」
「え……」
「大きくなったオチンチン、お姉ちゃんにどうしてほしいの?」
「それは……でも……」
「遠慮しなくていいのよアキくん、言ったでしょう? オチンチンが勃起しちゃうのは、男の子なら自然なことなんだった。だから、どうしてほしいか、お姉ちゃんに言ってみて」
「あっ、あのね……お姉ちゃん、ボク、またお姉ちゃんに、オチンチンさわってほしい……」
「お姉ちゃんに射精させてほしいの?」
「う、うん……ダメ?」
「ふふっ、アキくんったら甘えん坊さんね。じゃあお姉ちゃんがまた手伝ってあげる。ほら、おいでアキくん、お姉ちゃんにもっとくっついて」
「うん……」
ボクは言われたとおり、隣で横になっているお姉ちゃんに抱きついた。暗くて顔はよく見えないけど、お姉ちゃんの体温と甘くていい匂いがして安心する。けど、それと一緒に、さっきよりも心臓のドキドキが大きくなった。
そして、布団の中で、お姉ちゃんの手がボクのズボンを脱がして、パンツの中に入ってきた。指先がチンチンのさきっぽに触れて、ボクの体がビクッと震えた。
「ほんとうだわ、アキくんのオチンチン、すごく大きくなってる」
「あぅ、おねえちゃん」
「さきっぽ、少し濡れてるね?」
「お風呂でお姉ちゃんにしてもらってから……ボクのチンチンへんなんだ……お姉ちゃんのこと見てたら、すごくムズムズして……ごめんなさい」
「謝らなくていいのよ、だいじょうぶ、お姉ちゃんにまかせて」
そう言ってお姉ちゃんの手がパンツも脱がして、布団の中でボクのオチンチンを優しくしごきはじめた。
「あっ、はぁっ……」
「ふふっ、アキくんったらかわいい」
「だって、きもちいいから……んんっ、ねえ、お姉ちゃん、おっぱいさわっていい?」
「あら、お姉ちゃんのおっぱい触りたかったの? ならそう言ってくれればよかったのに」
「だって、おっぱいなんて、赤ちゃんみたいで恥ずかしいから……」
「そんなことないわ、男の子はね、大きくなっても女の人のおっぱいが大好きなものなのよ。だからほら、えんりょしないで」
そう言ってお姉ちゃんはボクの手を自分のおっぱいに当てた。
「おねえちゃんのおっぱい、柔らかい……」
「あんっ、アキくんの手、とってもあったかいわ」
手のひらに伝わってくるお姉ちゃんのおっぱいの感触と、すごくいい匂いにひきよせられて、ボクはおっぱいに顔をおしつけ、唇にふれたものをチュパッと吸った。
「んぅッ……アキくんてば、本当に赤ちゃんみたい……あっ、ぁっ……」
おっぱいを吸うと、お姉ちゃんが喜んでいる気がして、ボクはチュッチュと何度も吸った。
「んっ、おねえちゃん……おねえちゃん……」
「あっ、はぁっ……アキくんったら、赤ちゃんみたいにおっぱい吸っちゃって……ああん……ほら、アキくんのオチンチンも、さっきよりピンてしてるわ、どぉ? 気持ちいい?」
「んんっ!」
お姉ちゃんのおっぱいを吸いながらニュルニュルとチンチンをしごかれていると、あの強いムズムズがまた上ってくる。
「はぁっ……おねえちゃん、ボクもう……」
「アキくん、もう射精しちゃいそう?」
「うん……」
「ちょっとまってね、このまま出すとお布団が汚れちゃうから」
そう言って、お姉ちゃんがお布団の中でもぞもぞと体を動かすと、チンチンがなにか柔らかいものに包まれた。
「これでいいわ。お姉ちゃんのパンツで受け止めてあげるから、アキくんはこのまま射精していいわよ」
さっきまでお姉ちゃんが履いていたパンツはしっとりと温かくてチンチンがビクビク震える。ボクはお姉ちゃんのおっぱいに顔をうずめたまま、お姉ちゃんのパンツでオチンチンをシコシコされた。
「あっ、あぁっ……お姉ちゃん、でる、でちゃうよぉっ!」
「いいわアキくん、ほぉら、お姉ちゃんのパンツの中に出そうね。ぴゅっぴゅっ〜、アキくんのオチンチンにゅぽにゅぽ〜、せーし、ぴゅっぴゅっ〜」
「あうぅっ!」
耳の中をお姉ちゃんのあったかい息でくすぐられて、オチンチンがビクッてした瞬間、さきっぽまで出かかっていたものが一気にふきだした。
──びゅるっ!びゅるっ!びゅくっ!びゅびゅっ!
チンチンの先から、さっきよりももっといっぱいの白いおしっこが飛び出して、お姉ちゃんのパンツの中に温かいものが流れ出す。
「あっ、ああっ! お姉ちゃん、お姉ちゃん!」
「あんっ、すごいわアキくん、たくさん出てる……がまんしないで、全部出しちゃいなさい、ほら、ぴゅっぴゅっ、アキくんの男の子せーし、ぴゅっぴゅ〜」
お姉ちゃんの足で体をぎゅって挟まれながら、耳元で優しくささやかれる。それがすごく気持ちよくて。ボクのオチンチンはパンツの中がドロドロになっちゃうぐらい何度も射精した。
そうして、やっと射精がおさまると、お姉ちゃんは布団の中に潜って、ボクのチンチンを拭ってくれた。
「んぅ……おねえちゃん……」
「アキくん、気持ちよかった? ふふっ、いっぱいでたわね。どうかしら、もう眠れそう?」
「うん……なんだか、せーし出したら、すごく眠たくなってきた……」
「よかった、それじゃあおやすみなさいアキくん」
「おやすみなさい。お姉ちゃん……」
うとうとしているボクのほっぺに、お姉ちゃんがチュッとキスをしてくれると、それはまるで魔法みたいに、ボクを夢の中へと連れて行ってくれたのだった。