あの後、いっしょにケーキを食べた。お姉ちゃんはいつもどおり優しくて、いつもどおり笑顔だったけど、ボクはすっきりしなくてずっとモジモジしてたのに、お姉ちゃんはボクの気持ちなんか気づかないみたいにいつもどおりだった。
そして夜になってボクは時計を見つめながら、早くお風呂に入る時間にならないかなってソワソワしてた。お風呂でならお姉ちゃんはきっと、苦しいチンチンをスッキリさせてくれると思ったから。けど──。
「もうこんな時間ね、アキくん、お風呂入っちゃいなさい」
お姉ちゃんの言葉にボクはものすごくガッカリした。
「え……お姉ちゃんも一緒に……」
「お姉ちゃんはまだ片付けが残ってるから。アキくんの後でいいわ。ほら」
お姉ちゃんはそう言うとボクのお尻をポンと叩いた。本当は一緒に入りたかったけどワガママを言っちゃいけないと思って、ボクはひとりでお風呂場に向かった。
洗面所で服を脱ぐと、ボクのチンチンはもうギンギンに勃起していた。パンツの内側には透明な汁がべったりとついている。ボクはそれを見てすごく恥ずかしくなった。
それからお風呂で体を洗ってお湯に浸かる。でもやっぱりひとりじゃ寂しいし物足りない。
お姉ちゃんと一緒に入りたいよ……。
ボクはお湯の中で膝を抱えるようにして小さくなった。そうすれば少しは落ち着くと思って。でもやっぱりムラムラして体が熱くなってしまうだけだった。
ためしに自分でチンチンを握ってみた。少し気持ちいい。けど、ボクがほしかった気持ちよさとは違った。ボクはお姉ちゃんにチンチンをさわってほしかった。
お風呂から上がると、置いてあるバスタオルで体を拭く。鏡を見ると、ピンて上を向いたチンチンが映った。
ボクは鏡に映る自分を見ながらチンチンを握りしめた。ゆっくりと手を動かすと、シュッシュッて擦れて気持ちいい。でもやっぱり物足りなくて、しばらく続けてみたけど射精できなかった。
ボクがガッカリした気持ちでリビングに戻ると、そこにお姉ちゃんはいなかった。自分の部屋に戻ったのかもしれないと思って、お姉ちゃんの部屋をノックする。
「お姉ちゃん、あがったよ」
返事はなかった。
そっとドアを開けてみる。お姉ちゃんはベッドの上で仰向けになっていた。
「お姉ちゃん……寝ちゃったの?」
声をかけてみるけど返事はなかった。かわりに小さな吐息が聞こえてくる。
ボクはベッドに近づいて、お姉ちゃんの顔を覗き込む。お姉ちゃんは目を閉じて眠っていた。ボクはそんなお姉ちゃんを見て胸がドキドキしてしまう。
そうっと顔を寄せると、まだお風呂に入ってないのに、甘くていい匂いがした。お姉ちゃんの匂いだった。
「んっ……」
お姉ちゃんが小さく身じろぎした。ボクは慌てて身を離す。でもお姉ちゃんは起きなかった。けど、体を動かしたせいで、お姉ちゃんのスカートがめくれて、白いパンツが見えちゃって、もう止まらなくなってしまう。
ボクはお姉ちゃんのブラウスのボタンを外し始めた。
「お姉ちゃん……ごめんなさい」
ボクはそう呟きながらお姉ちゃんの服を脱がしていった。ブラジャーを外すと、ぷりんって膨らんだ白いおっぱいが出てきた。イケナイことだと分かっていても、ボクはゴクリと唾を飲み込む。
「お姉ちゃん……お姉ちゃんっ……」
気がつけばお姉ちゃんのおっぱいをしゃぶっていた。ボクは夢中になってお姉ちゃんのおっぱいを吸った。赤ちゃんの時に母乳を飲むみたいにチュウチュウと吸って、舌で乳首を転がすように舐める。するとお姉ちゃんの乳首はすぐにコリコリと固くなった。
「んんっ……ふぅ……」
お姉ちゃんがくすぐったそうに身をよじる。ボクはそんなお姉ちゃんに興奮して夢中になっておっぱいにしゃぶりつく。
「んっ……はぁ……お姉ちゃんのおっぱい……おいひぃ……」
お姉ちゃんのおっぱいをしゃぶっていると、チンチンのムズムズがどんどん大きくなってきた。
ボクはズボンを脱いで勃起したチンチンを出すと、パンツの上からお姉ちゃんのお股にこすりつけた。お姉ちゃんのお股はすごく熱くて、ぷにぷにと柔らかい感触が伝わってくる。
ボクは夢中になって腰を動かした。パンツ越しにお姉ちゃんのオマンコにチンチンが当たる。その度にすごく気持ち良くなってきて頭がおかしくなりそうだ。
「はぁ……んんっ……お姉ちゃんっ……お姉ちゃん……っ…」
ボクはお姉ちゃんのおっぱいを吸いながら、腰を動かす。お姉ちゃんのパンツはボクのチンチンから出た汁でべとべとになっていた。それでもボクは腰を振ることをやめられない。
ボクは必死に腰を動かした。お姉ちゃんのお腹に抱きついて、そうするとボクのチンチンがお股に強く擦れてもっと気持ちよくなった。ボクはさらに激しく腰を動かす。もう何も考えられないくらい頭がカッカッと熱くなっていた、そのときだった。
「アキくん……なにしてるのかしら?」
「えっ!?」
いつの間にか開かれていたお姉ちゃんの瞳がボクのことをじっと見つめていた。
「あっ……あのね……お姉ちゃんが……寝てたから……えっと、えっと……」
お姉ちゃんは、あわあわするボクの顔をじっと見つめたまま動かなかった。
「アキくんは、お姉ちゃんが寝てたから、お姉ちゃんのお股にオチンチンをこすりつけてたのかしら?」
「あぅっ、ごっ、ごめんなさいぃ……」
ボクは泣きそうになりながら謝った。怒られると思った。嫌われたくないと思った。
けど、お姉ちゃんは、なんだかおかしそうに笑うと、ボクの頭を撫でてくれた。
「ふふっ、ごめんね、大丈夫よアキくん。お姉ちゃん怒ってないから。アキくんがあんまりにも一所懸命だったから、ついからかっちゃっただけよ」
「ほんとに?ボクのこと嫌いになったりしてない?」
「当たり前でしょう。アキくんが寝ているお姉ちゃんにイタズラしちゃうエッチな子でも、お姉ちゃんはアキくんのこと大好きよ」
そう言って優しく微笑んでくれた。ボクはホッとして思わず涙ぐんでしまう。
「それに、ずっとガマンしてたせいで、オチンチンつらかったのよね?」
「うっ、うん……学校に行ってたときからね、ボク、ずっとお姉ちゃんのオマンコのことばっかり考えてた……」
「そうだったのね。それじゃあ……パンツの上から擦ってるだけじゃ、物足りなかったわよね? ほらアキくん、お姉ちゃんのパンツ、脱がせてみて」
「いいの?」
おずおずと尋ねると、お姉ちゃんは「ええ」と頷いた。
ボクはお姉ちゃんのパンツのはしっこに指をかけると、ゆっくりとひきずり下ろした。お股にくっついてた布の内側が、ねちょって透明な糸を引いた。
パンツを足首まで下げると、お姉ちゃんのオマンコが丸見えになった。
エッチな本の女の人みたいなモジャモジャじゃない、ちょっとだけ毛の生えたお姉ちゃんのオマンコは、すごくきれいで、とてもエッチだと思った。
思わず唾を飲み込んでじっと見つめてしまう。ボクのチンチンはもっと硬く大きく膨らんでいた。
「お姉ちゃんのオマンコを見ただけで、そんなに興奮しちゃうの?」
ボクのチンチンはもうさきっぽから出た汁でヌルヌルになっていた。それを目にしたお姉ちゃんは熱っぽい息を吐く。
「もうそんなになって、オチンチン苦しい? アキくんは、そんなにお姉ちゃんとセックスしたいの?」
「うん……お姉ちゃんのオマンコにチンチン入れたいよぉ……」
「ああ、そんなに泣きそうになっちゃって、ごめんねアキくん、お姉ちゃんイジワルよね、いいのよ、アキくんのオチンチンを、お姉ちゃんのオマンコに挿れて。ほら、いらっしゃいアキくん」
お姉ちゃんはそう言って足を左右に開くとお股の割れ目を指で広げる。
ぬちゃあと音を立てて開かれたそこはヒクヒク震えていて透明な液体が溢れていた。ボクはその光景を見ただけでチンチンからビクッてなった。
「お姉ちゃん!」
「あんっ、ふふっ、今日のあきくん、すごく男の子らしいのね」
ボクはお姉ちゃんに覆いかぶさるように抱きつくと、勃起チンチンをお姉ちゃんのオマンコに押し当てた。先っぽがちょっと触れただけでビクンと反応してしまう。それだけでイッてしまいそうなほど気持ちよかった。
「あっ……んっ……いいわよ……アキくん……そのままオチンチンを挿れて……」
「お姉ちゃんっ!お姉ちゃんっ!」
ボクはそのまま腰を押し進めると、ニュルンという感触とともに、チンチンはお姉ちゃんのオマンコの中に一気に根元まで入ってしまった──。
