「ぁぅん……」
パンティの上から触れた恥部をクニクニと指でいじると、紗百合さんは艶っぽい吐息を漏らした。
クロッチの窪みに指先を押し込んで執拗にまさぐれば、指先に感じる熱い湿り気にますます興奮して、もう片方の手でブラジャーをズリ下ろし、ブルンッとまろび出たまあるい乳房を思い切りわし掴む。
なめらかな手ざわりのおっぱいに指がムニュンと沈むのを感じながら、僕は膨らんだズボンの股間を紗百合さんの柔らかい尻に擦りつけた。
「あっ……和也さん……んっ、はぁ……」
紗百合さんがもじもじと股をすり合わせる。腰まで捲り上げられタイトスカートはもはや服としての意味をなさず、タプッとはみ出た尻肉や丸見えになったパンティを余計にいやらしくしているだけだった。
こんなエッチな格好をさせられても紗百合さんは僕を突き放したりはしない。ただされるがままに腕の中で悶えるだけだ。
その従順さが、「何をしてもいいんだ」と錯覚させる。この美しい義母がいやらしく喘ぐ姿をもっと見たくなってしまう。
僕は欲求のままに、股間をまさぐっていた右手をパンティの中に潜り込ませた。
指先が陰部のごわごわした茂みを掻き分けて、奥に隠れていた肉唇のワレメにヌチュッと触れた。
「ぅうんっ……あっ……はぁぅ……」
喉から絞り出される色っぽい声。紗百合さんのヴァギナは粘り気のある愛液でぬかるんでいた。
くちゅっ、くちゅっと、入り口付近をかき混ぜてから、中指を折り曲げて粘膜穴の奥にヌプゥッと埋没させる。
「あぅうん……!」
膣穴に侵入してきた指の感触に、紗百合さんはひときわ大きなあえぎを漏らし、体をびくんと震わせた。
「紗百合さんのここ、エッチな汁でヌルヌルだね……」
膣口に埋まった指先が、温かなオマンコ粘膜にニュルニュルと締め付けられる。いやらしくヒクヒクと収縮するメス穴に締め付けられる指をツプツプと出し入れすると、穴の奥からトロッとした愛液が垂れてきた。
「ふっ……ぅんっ、はぁ……ぁっ、ぁっ……和也さん……そんなに動かされたら……ぁうんっ」
指を動かすたびにヌチュヌチュと卑猥な水音が鳴り、膣穴はより深く指を呑み込んでいく。
「ねえ紗百合さん、そんなふうに声出して、気持ちいいの?」
「んっ、ふぅっ……」
「ほら、ちゃんと答えてよ」
「あぅう……ンッ!」
指で膣穴をほじくると、澄ました顔が悦びに歪んだ。
「あっ、はぁぁ……んっ……はぃ、キモチいいです……和也さんに触られて、わたしのオマンコ、とっても熱くなって……あぁ……」
「そうなんだ? それなら、もっとしてあげるね」
いつも紗百合さんの言動に振り回されているせいか、そんな彼女を好きにしている状況に僕は酷く興奮していた。べつに仕返しという訳ではないけど、僕の手で乱れる義母の姿をもっと見たいと思ってしまった。
たっぷりの蜜でぬかるんだメス穴に指を抜き差ししながら、片手はツンと突き出した乳首を摘んでクリクリこねくり回す。
「あぁっ……あっ、はぁぅぅ……っ」
乳首を虐められながら、蕩けたヴァギナの入り口を指でグチュグチュ掻き回され、紗百合さんの口から甘い悲鳴が漏れる。女を強く感じさせる義母の喘ぎ声に反応してペニスがじわりと疼くのを感じ、僕はさらに激しく手を動かした。
「ほらっ、紗百合さん、こうされるとキモチイイんでしょ? ほらっ、ほらっ」
「あぁあッ!」
執拗な手マンによって紗百合さんの喘ぎ声はより大きく、性の昂りを感じさせるものへと変わっていく。
香苗おばさんから女性には優しく触れないとダメだと注意されたけど、今の僕にはとてもじゃないが、そんな余裕はなかった。喘いでいる紗百合さんを見ていると、なぜだか無性に意地悪したくなってしまうのだ。
「あっぁっ、和也さん……そんなにされたら、わたし……もうっ……あぁっ……」
「紗百合さん、イクの? イッちゃいそうなの? 息子におまんこ触られながらイッちゃうの?」
指に絡みつく淫粘膜の締め付けがキツくなって、絶頂が近づいているのがなんとなく分かった。
紗百合さんが僕にオマンコを触られてイキそうになっているのだと思うと、ますます興奮して手の動きが早まる。パンティの中は滴る愛液でグチョグチョになっていた。
「ほらっ、イッていいよ紗百合さん、イクんだ、ほらっ!」
絶頂を促すように耳元で囁きながら、乳首ギュゥッと捻り上げる。
「あひぃぃっ! あっ、あぁっ、あっ……ぁっ!」
その瞬間、紗百合さんは体を仰け反らせ、ビクッビクッと小刻みに体を痙攣させたかと思うと、腕の中でくったりと脱力してしまった。
僕は足の力が抜けて崩れ落ちようとする紗百合さんの体を慌てて抱きとめながら、ゆっくりと床に座らせる。
さっきまで彼女のヴァギナをいじっていた手は大量の粘液でびっちょりと濡れていて、それは紗百合さんが達した証拠だった。
やった、紗百合さんを僕の手でイカせたぞ──と、満足感を覚えたのもつかの間、興奮が冷め、麻痺していた理性が正常に働き始めた途端、僕は自分のしでかしたことに青ざめた。
どう考えてもやり過ぎだ。こんなのイタズラで済むレベルではない。
「ごっ、ごめん。ここまでするつもりはなかったんだ……」
くったりしている紗百合さんに慌てて弁明すると、当の本人は怒った様子もなく、ただいつもの無味な瞳をこちらに向けるだけだった。
「満足されましたか?」
「えっ……? あ、うん……」
「そうですか」
呆気に取られている僕をよそに紗百合さんはそれだけ言うと、まだおぼつかない足取りで立ち上がり、何事もなかったように家事に戻ってしまう。
残された僕は気まずさに耐え切れず自室へ逃げ込むと、ベッドに倒れ込んで自己嫌悪に苛まれた。
──なんで、あんなことしちゃったんだろう……。
ちょっと驚かせてやろうと思っただけなのに、紗百合さんの色香に自制できなくなってしまった。おばさんとセックスをしたばかりだというのに、義理の母親にまでこんなことして……これじゃあただのエロガキだ。
──後で、ちゃんと紗百合さんに謝らないと。けど、気まずいなぁ……でも、このままって訳にはいかないしなぁ……。
そうやって、うだうだ考えているうちに重くなってきた瞼は、やがてすっかり閉じてしまった。
*
「うっ……ん」
照明の眩しさで眠りから覚め、ぼんやりする目で時計を見たときには、時刻は既に夜の11時を回っていた。
──いけね、寝ちゃった。紗百合さん、まだ起きてるかな?
日を跨ぐと余計に気まずくなってしまうと思い、ベッドから降りて部屋を出る。足元灯に照らされた暗い廊下を移動して1階に下りると、リビングの照明は消えており、しんと静まり返っていた。紗百合さんはもう眠ってしまったのだろうか。
僕は少し迷ってから、廊下の突き当りにある紗百合さんの寝室へと向かい、ドアの前から遠慮がちに声をかけた。
「紗百合さん、起きてる?」
「──はい」
返事がなければ諦めて戻ろうと思っていたけど、部屋の中から聞こえてきた短い返事にドキッとする。
「えっと、さっきのことで、謝ろうと思って……」
少しの間を置いてから、ゆっくりと中からドアが開かれ、紗百合さんが姿を現した。
「どうぞ、お入りになってください」
「あ、うん」
足を踏み入れた寝室は薄暗く、サイドテーブルに置かれたランプの小さな灯りだけが、ぼんやりと部屋を照らしていた。昔は母さんが使っていたベッド。小さな頃は甘えてよく一緒に寝たものだ。
視線を向けた紗百合さんは薄手のネグリジェを着ており、透けた生地が背後の明かりを透過し、くびれた腰や乳房のふくらみ、そして、股間を隠すパンティのシルエットを、うっすらと浮かび上がらせていた。
男を誘惑するための衣装としか思えない義母の姿を前にして、そんな目的で来たわけじゃないのに股間が疼いてしまう。
「どうかなさいまして?」
「あ……えっと……もっと早く謝りたかったんだけど、あの後すぐに寝ちゃって……その、本当にごめん」
「どうして和也さんが謝るのかしら?」
オドオドする僕に、紗百合さんは不思議そうに尋ね返した。
「そりゃ、あんなことをした訳だし……」
「和也さんは、わたしとああいうことを、なさりたかったのでしょう?」
「いや、そんなことは……あれはイタズラ心っていうか、魔が差しただけっていうか……」
「和也さん、こちらにいらして」
「あっ……」
そんなつもりじゃないのに、ただ謝ろうと思っていただけなのに──僕は紗百合さんの手にやんわりと引かれてベッドに上がってしまった。
「あの、紗百合さん……僕は……」
「遠慮なさらないで、ほら」
ブラを付けていない乳房に手を導かれる。ムニュンと柔らかなおっぱいに触れた手が吸い付いて離れない。
こんなのはダメだ。僕には香苗おばさんという心に決めた人がいるのに──。
けれど、紗百合さんの手に膨らんだ股間をさすられると、ビリビリとした甘い痺れがペニスに伝わって、何も言えなくなってしまう。
「うぁっ、紗百合……さん、ダメだよ……」
「わたしのことなど気になさらないで。和也さんがしたいことを、何でもしていいんですのよ」
「あ、あぁ……」
そして僕は、裸よりもエッチな薄布一枚を纏う義母の甘い誘惑に為すすべもなく吸い寄せられてしまうのだった──。