翌朝、目を覚ますと隣に紗百合さんの姿は見当たらなかった。
体を起こし、昨夜の出来事を振り返る。脳裏に紗百合さんの白い裸体が浮かぶ。
──そうだ、紗百合さんとセックスしちゃったんだ……。
香苗おばさんという愛しい人がいるというのに、他の女性、しかも義理の母親と性器で繋がってしまったのだ。なんという不道徳!
いや……叔母とセックスしている時点で道徳などとっくに捨てているようなものだけれど……。
つい先日までは童貞だった自分が、近親の女性ふたりとこんな関係になってしまうなんて、誰が想像できただろうか?
世間に知られたらアウトだとは分かっているが、ふたりの女性の温かく柔らかな媚肉の味──あの快感を思い出すと、それだけで股間がズクンと疼いて、すぐにまたセックスしたくなってしまう……。
紗百合さんとはもうしてはいけない。もしも、もういちど彼女の腟内を味わってしまえば、後には戻れなくなるのが想像できる。それに、僕には香苗おばさんという最愛の女性がいるのだから──。
そうやって自分に言い聞かせてみたものの、それでも頭の中に浮かぶ紗百合さんの淫らな裸体は消えてくれなかった。
*
「おはようございます、和也さん。よく眠れましたか?」
キッチンに行くと、エプロン姿の紗百合さんが声をかけてきた。
「あ……うん。おかげさまで、ぐっすりと……」
「それは良かったです。さ、朝食ができましたよ」
テーブルの上にはすでに二人分の食事が用意されていた。向かい合って座り、一緒に手を合わせて食べ始める。
こんがり焦げ目のついた鮭の塩焼きと白米をほおばりながら、僕の視線は静かに動く紗百合さんの唇を凝視していた。
ぷっくりと柔らかそうな厚ぼったい赤い唇。昨夜、僕のチンポを咥えてい唇……。
そう思っただけで、せっかく鎮めてきたペニスが少し膨らんむのを感じた。
だめだ……意識しないようにすると、逆に気になってしまう。
「今日は土曜日だから学校もお休みですよね。何かご予定はありますか?」
「えっ? あ〜、いや……特にないから、今日は家にいよう、かな……」
「そうですか。わたしも今日は家にいますので、何かして欲しいことがあれば、おっしゃってくださいね」
「う、うん……」
──何かってナニ!? シたいことって、それはどういう意味!?
と、思わず前のめりになりそうなのをグッとこらえる。ああ、ダメだ……何もかもエッチな方に考えてしまう……。
「どうかしましたか?」
「あ、いや……なんでも……」
僕は慌てて首を横に振り、残りのご飯をかきこむのだった。
*
朝食が終わると、紗百合さんはすぐに後片付けを始めた。さっき言っていたとおり、今日は家事をしながら過ごすのだろう。
紗百合さんの後ろ姿を眺めながら、ぷりぷりと揺れる大きなお尻を凝視する。いつもタイトスカートを履いてるせいで、まあるいお尻の形とパンティのラインが丸見えだ。
あんなに大きなお尻を突き出して……もしかして、僕のことを誘ってるのだろうか?
──あのムチムチした尻肉を揉みながら、背後からチンポを挿れたら気持ちいいだろうなぁ……。
自然と下半身に血が集まっていくのが分かった。
──いやいや、だからダメなんだって……。
「ねぇ、紗百合さん……」
「はい、なんでしょうか?」
「あの、その……昨日の事、だけど……」
「はい」
「僕たち、昨日はその……しちゃったけどさ、紗百合さん的には、アレでよかったのかなって思って……」
「どういう意味でしょう? はっきりおっしゃっていただかないと、わかりませんわ」
「だから、その……僕がさ、勘違いしたらとか、思わないの?」
「和也さんが何を勘違いなさるのか、わたしにはわかりませんわ」
紗百合さんのそっけない返事に少しばかりイラッとした僕は、ソファから立ち上がると、台所にいる彼女の背後に近づく。
「たとえば……こんなふうにさ」
そして、後ろから細い腰を抱きしめた。
「調子に乗った僕が、紗百合さんは何をされても拒まないんじゃないかって、勘違いしちゃったらどうするのって話」
「あら、それで和也さんは、ここからどんなことをなさるのかしら?」
紗百合さんが艶っぽい笑みを浮かべながら振り返る。彼女の顔を見て、僕は確信した。
──この人、分かっててやってるんだ。わざと挑発的な態度を取っているのだと。
「へぇ……じゃあ、試してもいいよね?」
「どうぞ、お好きなようになさって」
余裕たっぷりの表情で微笑む彼女に苛立ちを覚えた僕は、後ろを向いたままの紗百合さんのスカートをずり下ろした。
露出したヒップにはセクシーなTバックの黒い下着がぴっちりと張り付いていた。
僕は両手で尻肉を掴むと左右に押し広げる。尻の谷間に隠れていた膣口がくぱっと開いた。
紐のような下着では隠しきれず、ピンク色の粘膜穴がはみ出している。僕は中指の先で膣穴に触れると、ゆっくりと中に潜り込ませる。
「んっ……ぅんっ……」
紗百合さんが小さく喘ぎ声を漏らす。けれど彼女は振り向くこともなく、直立姿勢のままだ。
だったらと、僕はさらに指を奥にぬぷっと挿入する。
腟内は熱くて、柔らかくて、ぬるぬるしていて……まるで別の生き物みたいだった。ぬめついた粘膜が僕の指先をきゅんっと締め付けて離そうとしない。
「はぁ……あっ、あん……んぅっ……♡」
奥をほじくられて、紗百合さんは目を閉じながら、頬を紅潮させ、甘い吐息をこぼす。それでも抵抗はしなかった。逃げようともしなかった。
──あぁ、なんてイヤらしい義母なんだ……。
僕は興奮しながら、付け根まで埋没させた指を折り曲げて膣の天井をぐいっと刺激する。
「あぅぅっ♡ んぅ……んっ、はぁぁ……♡」
息を深く吐き出す喘ぎ声と一緒に、熱く濡れた膣粘膜がニュルルッと指に絡みついてくる。
「ふぅ、うっ、はぁ……はぁ……♡」
少しずつ荒くなる紗百合さんの喘ぎ声に合わせて、僕のペニスもぐいぐいと大きく膨らんでいき、ズボンの中で硬く膨張する。
僕はズボンとパンツを脱ぎ捨てた。丸出しになったペニスはカウパーを垂らして、早くオマンコの中に入りたいと上向きに反り返っている。
僕は紗百合さんのパンティをズルリと引きずり下ろすと、丸見えになったヒクヒクと収縮するピンク色のメス穴にさきっぽをあてがい、ゆっくりと埋没させていく。
ズプッ、ズプププゥ──ッ。
「あ、あ、あ……あぁっ……!」
挿れた途端、チンポに絡みつく粘膜の感触に襲われ、紗百合さんの口から大きな喘ぎ声が上がる。
「はぁ、はぁ、はぁ……また、紗百合さんの中に、僕のチンポが入っちゃったよ……」
「はい……分かりますわ……和也さんの、とっても硬いオチンポの感触……あぁ……ッ♡」
「うッ、紗百合さんの腟内、すご……ちょっと指で触っただけなのに、愛液でニュルニュルだ……」
こんな朝っぱらから、しかも台所で義母のパンツを脱がして背後から挿入している──。昨夜の夢見心地なセックスとはまた違う、日常の生々しさがあった。
そのせいが、膣の感触もよりハッキリと感じられる。自分のペニスが、義母の胎内を犯しているのだと実感できてしまう。
「動くね……」
僕はそう言うなり、紗百合さんの尻を鷲掴みにして、前後に動かし始めた。
ズプッ、ヌプッ、ズプッ、ヌプゥ──。
「んぅぅっ♡」
──あぁ、すごい。二度目でも全然慣れない、紗百合さんのオマンコ、気持ち良すぎる……。
ヌルついた粘膜に擦られる快感に酔いしれながら、タンッ、タンッと、僕は腰の動きを速めていった。
「はぁ、はぁ……あぁ……あぅ、あ、あ、あ、あ……ッ♡」
僕の動きに合わせるように、紗百合さんも腰を動かしてくる。
「はぁ、うっはぁ……紗百合さん……気持ちいい?」
「はい……あぁ……すごく、いいですわ……和也さんのオチンポ……あぁ……ッ♡」
「僕たち……親子なのに……セックスしちゃってるよ……義理のお母さんのオマンコに、息子のちんちん挿れちゃってる……ううッ……いけないことなのに、すごく、きもちいい……」
「あぅんっ、んっ……いいんですのよ、和也さんは何も気にせず……好きなときに、好きなだけ、私のオマンコを自由に使って、気持ちよくなっていいんですよ……あぁっ♡」
紗百合さんが艶っぽい声で囁きながら、台所の縁に手をついてペニスの抽送を受け止める。
「んぅっ♡ はぁっ、もっと、もっとおもいきり突いてください……和也さん専用の中出しおまんこをズボズボして、元気な精液をびゅるびゅるって、中に注いでください……っ、んっ、んぅぅっ♡」
精液を搾り取るように、柔らかい膣ヒダがヌルルッと絡んでしごいてくる。肉棒から伝わる快楽に痺れに、僕は喉から情けない声を漏らした。
「ああぁ、だめだ……もう我慢できない……でる、でる、出ちゃう……あぁ、あ、あ……出る……!!」
ドピュッ! ドピューッ! ビュルルルーッ! ビュルッ! ビューッ、ビュッ──!!!
「はぁぁぁっ♡」
膣奥で大量のザーメンをぶちまけられた紗百合さんの身体がビクンと跳ね上がる。
僕は最後の一滴まで搾り取ろうとする膣粘膜の感触を味わいつつ、紗百合さんのお尻にしがみついたまま、射精の余韻に浸った。
「んっ……こんなにたくさん射精なさって、わたしのお腹の中、和也さんのドロドロした精液が染み込んでますわ……」
ゆっくりと、挿入していたペニスを引き抜く。栓を失くしたオマンコ穴から、出したばかりの新鮮なザーメンがドロリと垂れて床に落ちた。
こんなに沢山出したのに、僕のチンポはまだ勃ったままだった。
ズププゥゥッ──!
「んぅうぅっ♡」
今度は了解を取らず、本能の赴くままに紗百合さんのオマンコに挿入し、腰を振った。
「あっ、あぁっ♡ んっ……はぁっ、あぅぅっ……♡」
猿のように腰を振り続ける僕を、紗百合さんは何も言わず、オマンコ穴で受け止める。
こうして、この日を境に、僕と紗百合さんは日常的にセックスをするようになるのだった──。