僕たちが家に戻ったときには、香苗おばさんはもう居なくなっていた。そして今、僕は寝室のベッドの上で、紗百合を見下ろしている。
「本当に、このままするの?」
「はい……お願いします」
困惑する僕の前にひざまずく紗百合さんは、全裸になり、タオルで目隠しをされ、体の前で両手を縛られている格好だった。
言っておくが、これは紗百合さんが望んだことである。僕は父さんとの不倫について責める気はないけれど、ただ許されることを紗百合さんの良心は受け入れられず、このような姿で僕に犯してほしいと懇願してきた。
「和也さんに私を罰してほしいんです。おねがいです。どうかお情けをください……」
こんなこと、どうかしてる、こんなSMまがいのプレイなんて──と、思いながらも、義母の倒錯的な姿を前にして、男の欲求が疼くのをガマンできない。すでに股間では血流が集まったペニスがぐいっと上向きに反り返っていた。
「いいよ、わかった。紗百合さんの望み通りにしてあげる」
そう言って、僕はベッドの上に座る紗百合さんの口元に勃起の先端を近づける。膨らんだ亀頭が触れると、唇の隙間から舌が伸びる。
「んっ……れるっ、れろっ……ンフッ、んっ、ちゅぴっ……」
舌先で位置をさぐるように、カリ首にピチャ、ピチャと女の舌が這う。
「ぅっ……」
甘い痺れがペニスに広がり、肉棒はますます充血して硬くそそり立った。
「ほら紗百合さん、先っぽだけじゃなくて、竿の部分にもちゃんとご奉仕してよ」
「んっ、あぁっ、もうしわけありません。んっ、れろっ、レロッ……チュッ、れるっ……」
なめくじが這いずるような、肉幹を伝うヌメついた舌の温もり。
視界を塞がれ、手も縛られている不自由な格好のせいで、たどたどしい動きだったが、犬のように這いつくばって一所懸命、チンポに奉仕しようとする紗百合さんの姿に、義理の母親が性奴隷になったような感覚に僕はぞくぞくとした興奮を覚えていた。
まるで、自分がご主人様にでもなったような気分にさせられる。紗百合さんにはそうした男の欲望を掻き立てる素質があるのだろう。
「ん……上手だよ、今度は口の中に咥えるんだ」
「ぁっ、はぁっ……はい、かしこまりました……んぅっ、あむぅ……」
腰を動かして唇に亀頭を押しつけてやると、柔らかな唇の中に肉棒の先っぽがヌポッと呑み込まれる。
「んっ、んむぅ……くぽっ、くぽっ……んぷっ、ちゅぷっ、れりゅっ、んぽっ……んふぅぅっ」
「あぁっ! いいよ、うぅっ、そのまま舌も絡めて」
「んはぁい、れろぅ、んぽっ、れるれるっ……じゅぽっ、じゅぷっ、んぉん……」
温かな唾液の溜まった口粘膜に亀頭が包まれ、舌の上で転がされる。竿を咥える柔らかな唇でチュポチュポと吸引されると、ペニスを伝う快感に腰がわなないてしまう。
「あぁッ、すごくいいよ。上手だよ紗百合さん」
あまりの気持ちよさに、僕は無意識に腰を動かして、口腔にペニスを突き入れる。
「んぶぅッ、んぉっ、んぽっ、じゅぽッ、じゅるっ、ジュプッ……んんふぅッ!」
口の中で出し入れされる肉棒に息を詰まらせながらも、紗百合さんは頭を揺らしてペニスに奉仕をした。
「んぐっ、んぼぉっ……じゅぼぼっ、じゅるっ、んぶっ! んフッんんっ、じゅるるっ!」
激しくなる抽送によって口内に溜まった唾液が溢れ、ポタポタとイヤラシく垂れ落ちる。
ストロークは段々と深くなり、紗百合さんは苦しげに眉を潜めるが、けっして口を離そうとはせず、僕の滾りを口奥で献身的に受け止めた。
「ぐゥッ! 喉の奥にチンポが吸い込まれる……!」
彼女が苦しそうに呻いているのがわかっていながらも、イラマチオの快感に動くのを止めることができない。
グポグポとペニスが吸引される快感によって、早くも射精感の高まりを感じた僕は、口穴のもたらす快楽に呻きながら、紗百合さんの頭を両手で掴んでペニスを喉に突き立てる。
「んぐぅ! んぼぉっ、んぉおッ、じゅぽっ、じゅぼッ! ぐぽっ、じゅぼっ、んぶぅっ!」
「くぅっ、もう出そうだ、このまま出すぞ!」
──ビュクッ! ドピュッ! ビュルルッ! ビュッ!
のぼりつめてきた精液がペニスの先端から吐き出され、紗百合さんの喉奥へと注がれる。
「んふぅッ! ンンッ、んぷっ! んぉっ……ッ」
口の中に押し寄せる大量の白濁液を、紗百合さんは全て口内で受け止めた。彼女の口の中が温かい唾液と粘ついたザーメンで満たされるのを感じながら、僕は射精の開放感に浸る。
射精を終えて引き抜いたペニスの表面には、口内で混ぜった粘液が付着して、ヌラヌラと光っていた。
「紗百合さん、口開けて」
「んっ、ぁあ……」
紗百合さんが口を開くと、口腔には射精された白濁液がなみなみと溜まっていた。
「……飲んで」
「んっ……んくっ、ングっ、ごくっ……」
命じられるままに、紗百合さんは口を閉じて大きく喉を鳴らし、ザーメンを飲み干した。
義母の卑猥な精飲を目の当たりにして、射精で大人しくなっていたペニスが、すぐにまた力強く勃起し、早く女の膣に入りたいと脈動する。
「尻をこっちに向けるんだ」
「はい、かしこまりました……」
うつ伏せで突き出された魅惑的な肉尻。丸見えになった恥部は触れてもいないのに蜜液を垂らし、ワレメの奥から蒸れたメスの匂いを漂わせている。
潤った溝の中に指を入れると、温かい粘膜がヌルンと指に絡みつく。
「あぅんッ……」
「すごく濡れてるね? もしかして、チンポをしゃぶらされながら感じてた?」
「ぁうっ、そっ、それはっ……あぁっ」
問い詰めながら膣口を指でなぞってやると、紗百合はじれったい刺激に悶えて尻を揺する。
「こんなにオマンコをヒクヒクさせて、イヤラしい穴の中まで丸見えになってるじゃないか」
男根を欲して卑猥に蠢く膣口に指先を挿れて、そのままズプリと指の根元まで潜り込ませる。
「はあぁぁンッ」
「うわっ、すごいね。紗百合さんのエッチなマンコの肉が指に吸いつてくるよ。チンポをおねだりしてるみたいだ」
「あぅ、あぅうんっ」
「そんなキモチよさそうにして、これじゃあ罰にならないな」
「んんっ、ンッ……もっ、もうしわけありません……」
僕は膣から指を引き抜くと、白くて柔らかな尻タブを手のひらでペチリと叩いた。
「あひぃっ」
尻肉が波打つのと同時に、紗百合さんの口から艶のある悲鳴が漏れる。
軽く叩いたつもりだったのに、思わぬ反応に驚いてしまったが、もしやと思って、もう一度、こんどは少し強めに尻を叩いた。
「あぅんッ!」
その反応で、彼女が尻を叩かれて感じているのを察した。
「叩かれて悦ぶなんて、紗百合さんて変態だったんだね。こういうのマゾって言うんだっけ? ほらっ!」
「ひぃいぃッ!」
ベチンと強めに叩かれた衝撃で尻肉が揺れる。彼女の悲鳴にゾクゾクしたものがこみ上げる。ほとばしる痛みと痺れに体を震わせながらも、紗百合さんは快感によって淫らな喘ぎ声をあげ、ますます僕を興奮させた。
「ちゃんと言いなよ。自分は息子にお仕置きされて感じちゃう変態だって」
動物を鞭打って躾けるように、バチンッ、バチンッと、白い美尻に何度も手のひらを打ち付ける。そのたびに紗百合さんはたまらない喘ぎを漏らした。
「あうっ、あぁっ、もうしわけありません……紗百合は和也さんに、息子にお尻を叩かれて悦んでしまう、ふしだなら母親です……ひうぅッ!」
彼女には間違いなく自虐的な性癖が合った。もしかしたら、そうなるよう父さんに調教されていたのかもしれない。認めたくはないが、僕も義母の乱れる姿を見ているうちに嗜虐心が呼び起こされてしまっていた。
「こんな簡単にヨガって、だから父さんにもいいように弄ばれるんだ!」
「あぁっ、もうしわけありません、こんな淫乱な女が和也さんの母親になってしまい、もうしわけありません……」
「これからは僕がお母さんのこと、ちゃんと躾けてあげるよ。不倫してた罪を償いたいなら、奴隷みたいに息子のチンポに毎日奉仕するんだ。勝手に居なくなるなんて許さないからな。もし約束を破ったらこうだ!」
言い聞かせるようにメス尻にバチンッと平手を打ちつける。
「あひぃぃッ! あぁっ、かしこまりました、紗百合はあなたの奴隷母になります! お口でもオマンコでも、好きなようにお使いください。どうか、あなたの精液でイヤラしい母を犯してくださいませ」
それは倒錯した行為だった。けれど、手を離したら消えてしまいそうな紗百合さんを繋ぎ止める儀式でもあった。
何度も叩かれて赤く腫れてしまった尻たぶは、地肌が白いせいで余計に痛々しく見える。
けれど、しなやかな肢体に汗を滲ませ、折檻の痛みと快感で淫らに喘ぐ紗百合さんの凄艶さにペニスは痛いぐらいに勃起してしまう。
「ふふっ、綺麗なお尻がこんなに赤くなって。ごめんね紗百合さん。痛かったよね?」
僕は自分で痛めつけたメス尻を撫でると、顔を近づけ、動物がするみたいに、ぺろり、ぺろりと、赤くなった柔尻を優しく舌で舐めた。
「はぅうぅ」
ひりついた肌の表面を唾液に濡れた舌がねっとりと這う感覚に、紗百合さんがイヤイヤと頭を振る。
「あぁっ、いけません……そんなふうに舐めないでください、もっと罰をお与えになってください、はぁあん……だめぇ」
負い目を感じているせいで、紗百合さんは優しくされることを拒もうとするが、舌が蜜液を垂らしたヴァギナに及ぶと、淫らな喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ほら、エッチな汁が溢れてくるよ。それに、すごくイヤラしい匂いだ……」
甘い匂いに誘われ、僕は熟れた果肉のワレメに舌を差し込み、滴る愛液を啜った。刺激を受けた膣粘膜が悦びに震える。
「んんぅっ、あっ、ぁァッ……」
酸味が口に広がり、濃厚な発酵臭が鼻の奥に突き刺さる。頭の中が熱くうだり、滾った股間では、ぐっと持ち上がったペニスの先端から樹液が垂れていた。
早くこの熟した女の蜜穴に入りたいと、疼く肉棒の先っぽを、蕩けた肉唇の中に潜り込ませる。
目隠しをされた紗百合さんは膣口に触れるペニスの感触にピクンと体を震わせた。
「あぁっ、和也さんの硬いオチンポが当たってる……」
「紗百合さんのオマンコ、すごくヌルヌルしてて、先っぽが触れてるだけで出ちゃいそうだよ」
「膣内に、どうか膣内に挿れてください。和也さんの逞しいオチンポで、紗百合を犯してください……」
「いいよ、挿れてあげる。ちゃんと膣で奉仕するんだぞ。そらっ!」
「んひぃいィィッ!」
尻を揺らして肉棒をねだる淫母の膣穴に、反り返った肉槍をズブリとねじ込む。
トロトロにほぐれた膣肉が剛直をたやすく呑み込み、ヒダをえぐる逞しい男根に熱くヌメついた膣肉が絡みつく。
「あぁッ、紗百合さんの膣内、トロトロにほぐれて、チンポが溶けちゃいそうだよ」
胎内を満たす熱い蜜液に浸たった陰茎が、柔らか膣粘膜にしごかれる。気を抜いたらすぐにでも射精してしまいそうだった。
快感に耐えながら、肉槍を根元まで埋没させると、胎内の奥深くに潜り込んだ先端が、壁の窪みにコツンとぶつかる。
「あひぃぃっ!」
子宮口をノックされる甘い痺れに紗百合さんが大きく身をよじり、膣がキュウッと肉竿を締めつける。
「ぐぅっ、紗百合さんはここをチンポで触られるのが好きなんだ?」
「んんぅっ、あぁっ、そっ、そこは……」
母親が子を成すための部屋に、息子の生殖器がグリグリと擦り付けられると、子宮口は息子の精子を迎え入れようと、亀頭に吸い付いてくる。
「キモチイイんでしょ? 紗百合さんの子宮、僕の精子を欲しがってるじゃないか! ほらっ!」
「あひぃぃっ! あぅぅっ、ンひぃっ、おぉっ、おぉおんっ!」
膨らんだ亀頭で子宮を押し潰され、紗百合の口から獣じみた矯正がひり出される。先っぽから漏れるカウパーに含まれた精子が、子宮口から入り込んで母親の卵子を求めて泳いでいく。
子宮が息子に犯されようとしている悦びが義母を襲い、僕も義母の胎内に自分の子種を植え付けたい衝動に駆られ、込み上げた白濁液は今にも噴出しそうだった。
「ぐぅゥッ! 紗百合さんの膣内に射精してあげるからね! 僕の精子を子宮で受け止めるんだ!」
「あぁぁあっ! くださいっ、あなたの精子が詰まったザーメンで、紗百合のオマンコを犯してぇ!」
ドピュッ! ビュルルッ! ドブッ! ビュルッ! ドグッ! ドプッ──!
「あひぃぃィッ! あぁァッ、出てる! 息子の精液で子宮が満たされてっ、んひぃぃッ!」
火山が噴火するような勢いで噴出された白濁液が胎内を激しく犯す。
紗百合さんは粘つく精液が子宮の中に注がれる感覚に悲鳴を上げながら、体を仰け反らせて絶頂を迎えた。義母の子宮が新しい主人となった息子の精子を、女のいちばん深いところに取り込もうと降りてくる。
僕は孕ませるようなねちっこい腰使いでグリグリとペニスを押し付けて、父親との記憶を上書きすべく、義母の子宮を自身の白濁液で染め上げた。
「ああっ、わたし今……和也さんの、貴方の女にされています……あぅンンッ!」
熱い滾りが胎内に染み渡り、紗百合さんは快感と共に心の隙間を満たされたかのような、安らいだ声を奏でる。
背徳の契りによって、僕たちは今、本当の母子になれたのかもしれない。たとえ、それが歪な依存関係であったとしても、きっともう、僕たちは離れることができないだろう──。