興奮で強張ったペニスから発情したオスの匂いが漂ってくる。
こんな朝早くから、それもキッチンでなんて、いくらタカくんのためとはいえ気が咎めてしまう。
けれど、その反面、息子から剥き出しの欲望を向けられることに悦びも感じていた。
私に触ってほしくて、おチンチンをこんなに膨らませてしまったのだと思うと、それすらも愛おしく感じてしまう。
肉棒に指を這わせると、触れた箇所から熱気と脈動が伝わってくる。
なんて逞しいのかしら……昨日あれだけ射精したのに、今にも精液が噴き出してきそう。
若い男の子の旺盛な性欲に感心しながら、指先で優しく竿の裏筋を撫であげてやる。
「あっ、ぅぁ……ッ」
「どう? きもちいい?」
「んっ……もっ、もっと……」
ブルッと体を震わせて呻きをこぼすタカくんの初心な反応に胸がくすぐられ、もっと気持ちよくしてあげたくなる。
「もう、しょうがない子ね」
息子の甘えるような懇願に応えて、私は太い肉幹を手のひらで包み込むと、ゆっくりと上下に扱いた。
敏感なペニスはそれだけで悦びに震え、先端から透明の汁を垂れ流す。
カウパーでヌメついた手で肉棒を扱きあげるたびに、タカくんは快感に責め立てられ堪えるように身をよじらせた。
ぬちゅっ、ぬちゅっと扱くたびに、ペニスから漂う匂いが濃くなってくる。
「あァッ、ママっ……」
手淫の快楽に悶える息子の声に誘われ下半身が熱くなる。疼いた股奥から温かな粘液が分泌されショーツのクロッチを湿らせた。
だめ……わたしは息子の性欲処理を手伝ってあげてるだけなんだから。
けれど、自制心を嘲笑うかのように、私の中にある熟れた果実のようにトロリと柔らかな女の部分が反応してしまう。
タカくん、早く射精してちょうだい。じゃないとママ、おかしくなりそうだわ。
自分の中で鎌首をもたげる淫らな欲求に私が危機感を感じた時だった────。
「ねえママ、口でして」
「えっ……」
まさか、そんなことを言われるとは思っていなかった。いや、私は射精を手伝ってあげると約束したけど、手で抜いてあげれば満足してくれるだろうと勝手に思い込んでいた。
けれど、性欲旺盛な若い男の子を相手にすれば、それだけで済むはずはなかったのだ。
でも、息子のペニスをしゃぶるだなんて。
「由奈は舐めてくれたよ。ママはしてくれないの……?」
一瞬の迷いを見せた私に、顔を曇らせたタカくんが信じられないことを告げる。
私は驚き、いったい娘とどこまでしているのかと問い詰めるように尋ねた。
まさかセックスまでしているのでは────という疑惑に、けれどタカくんは”セックス”はしていないと答えた。
その言葉に安堵しながらも、これで私は追い詰められてしまう。ここで私が口でするのを断ったらタカくんはまた由奈を求めてしまうかもしれない。
手淫だけでガマンさせるべきなのか、彼のお願いを聞いて口でしてあげるべきなのか────。
一瞬の逡巡、けれど結論はすぐに出た。
「わかったわ……ママがしてあげるから、もう由奈とはそんなことしちゃダメよ?」
「うんっ、約束するよ!」
「じゃあ、してあげるわね……」
途端に顔を輝かせるタカくんに少し呆れながらも、私は勃起したペニスの根元を指で支えながら亀頭に唇を押しつけると、そのままヌルりと呑み込んだ。
「んっ、あむっ……んぷっ……じゅっ、じゅぷっ……れろっ……」
口の中にペニスを咥え込んだ途端、ツンと刺すような濃縮された青臭さが鼻の奥まで突き抜けてくる。
あぁっ、凄い臭い。若い子のチンポって、こんなに匂うの?
蒸せ返りそうな臭いを堪えて口の中を温かな唾液で満たし、ペニス全体を包み込むように奥まで咥え込む。
歯が当たらないように注意しながら舌を絡めると、表面に付着した体液のエグみとしょっぱさが口に広がる。
「んっ、んふぅっ……レロッっ、レルッ、じゅぽっ……んぷっ、んぅっ……」
「うぁっ、ぁあぁっ! ママの口、すごく温ったかくて……ヌメヌメした舌がチンポに絡みついてくる!」
熟練した舌の動きに感激するタカくんに、私は顔が熱くなってしまう。
こんな、こんなイヤラしい音を立てながら息子のチンポをしゃぶる母親なんて、本当はダメなのに、でも……っ。
私の中の女が悦んでしまっている。抑えきれない情欲が貪るように息子のチンポをしゃぶらせる。
「んぐッ、じゅる……っ! れろっ、んぶっ、んぼっ、じゅるるるっ!」
「あぁっ……! ママっ、そこっ、先っぽもっと舐めて!」
「んはぁっ……れろっ、んっ、んむっ……れろっ、レルレル、んふっ……」
言われたとおり唾液で濡れた舌を蠢かせカリ首をこそぐように舐め回しながら亀頭をしゃぶると、タカくんは快感に体を仰け反らせる。
「ぁあぁっ! ママのフェラチオ、すごいきもちいい! 舌がいやらしく動いて、由奈より全然キモチイイよ!」
「ちゅぽっ、れるっ、んっ……!じゅっ、じゅぽっ、れるっ、じゅるるっ……!」
こんなこと早く終わらせないとと思う反面、うわずった悲鳴をもらすタカくんにもっと奉仕してあげたくなる。
こんなこと、由奈にはできないでしょう? ママならもっとタカくんを気持ちよくしてあげられるのよ?
浅く咥えるだけだったフェラチオは、いつの間にかペニスを口の奥深くまで迎え入れていた。亀頭がゴツゴツと喉にあたってえずきそうになりながらも、タカくんの猛りをもっとぶつけて欲しかった。
「おっ、ぉっぉっ、すごっ、喉に吸い付いて……!」
「んぼっ、んぶっ! じゅぼっ、じゅるるっ、じゅぽっ、じゅぽっ!」
なんて卑猥な女なのだろう。こんないやらしい音を立てながら、わたし、息子のチンポをしゃぶってるわ!
「ママっ、ママぁっ」
「んぶっ!? んぐぅっ! ぐっ、んぐっ! うぶっ!」
タカくんはより激しい快楽を求めて私の頭を両手で押さえると自ら腰を動かし始めた。
男の子の力でがっちりと頭を押さえつけられて動くことができない私の口に、タカくんが強引にペニスを捻じ込み奥へと突き込む。
「んぉっ! んぐっ! んぶっ、じゅぼっ、じゅぼぼっ! んぶぅっ! んごっ、じゅるるっ!」
あぁっ、今わたし、息子チンポの性処理道具みたいにされてる。オナホみたいに口の中を犯されてる……!
吐き気を催しながらも、もっと、もっと突いてと願ってしまう。
「うぅぅっ! もっ、もう出そう! 出すよ! ママの口の中に射精するよ!」
「んぶぅっ! んっ、んんっ!!」
ああっ! きて! 出してタカくん! ママのお口の中にドロドロの若いチンポ精液射精してぇっ!
「ぅあっ! ぐぅうううっ!!!」
ドビュルルッ! ドブッ! ビュルルッ! ドクッ! ドクッ! ビュブッ! ビュルルルッ!
息子の叫び声と共にペニスから噴出した大量のザーメンが口の中に流れ込んでくる
頭を押さえつけられているから口を離すこともできず、喉の奥まで突き込まれたペニスから喉に精液を注ぎ込まれる。
「んんっ!! んぐっ、んぉっ! ぅぐっ……ごくっ……ごくっ」
息苦しさと生臭さで意識が朦朧とする中、私は濁流のような勢いで注ぎ込まれる精液をゴクリ、ゴクリと喉をならしながら嚥下した。
あぁっ、息子の精子がたっぷり詰まったザーメン……なんて濃いのかしら、臭くて、ドロドロに粘ついて喉に絡みついてくる!
こんな、こんなことって……!
私は恍惚としながら息子の精液を飲み続けた。触れてもいない陰部からショーツでは吸いきれない愛液がたらたらと太股を伝って床に滴り落ちる。
発情した女は息子の射精が治るまでペニスを口に咥えたまま、ちゅぽちゅぽと吸い続け、やがて最後まで出し切ると、ようやく咥えていたチンポから口を離した。
唇に付着した精液を舐めとり、口の中の残りカスといっしょに、こくりと飲み込むと、私は息子の性を全て受け止められたことに、このうえなく満たされた気持ちになっていた。
「ママ……乱暴にしてごめん」
射精して落ち着いたタカくんが申し訳なさそうに私の乱れた髪を撫でつける。
「いいのよタカくん。ほら、おチンチン綺麗にしてあげる」
私は精液のこびりついた息子のペニスを口に含むと、舌を擦り付けて綺麗に舐めとった。
「あぁっ、ママ、そんなにしたら、また大きくなっちゃうよぉ」
「んふっ、だめよぉ。もう学校に行かないといけないんだからガマンしなさい。帰ってきたらまたしてあげるわ」
こうして私は、息子との愛欲の沼にまた一歩足を踏み入れたのであった。