ぱっくりと開いたワレメは愛液でしとどに濡れそぼっていた。
淫唇の奥でピンク色をした肉ヒダが、息子のチンポを欲しがってヒクヒクと蠢くのを感じる。
喰いつくような息子の視線が淫らなメス穴に突き刺さる感覚に、私の子宮はどうしようもなく疼いてしまう。
「あぁッ、ママのおマンコ……! すごくエッチだ!」
目の前に餌をチラつかせたワンちゃんみたいに、タカくんは涎を垂らした勃起チンポをヴァギナに擦り付けてくる。
熱く脈打つ肉棒の感触。ママの膣内に入りたくてたまらないという気持ちが伝わってきてた。
けれど、女性経験がないせいで穴の位置がわからないのか。押し当てた亀頭はズルリと滑ってしまい、タカくんはもどかしそうに、肉棒の先っぽを私のおマンコに押し付けてくる。
そして、なんどか挑戦していくうちに、ペニスの先っぽが膣口を捉えた。
「あァンッ」
膣口をまさぐられる快感に、甘い吐息が口から漏れる。
「こっ、ここでいいの? ママのおマンコの入り口。ここにチンポを挿れるんだよね!?」
興奮しながら、タカくんがさらに腰を推し進めて、私の膣内におチンチンを挿れようとする。
けれど、広げられた膣口が息子のペニスを受け入れそうになる寸前、私は腰をズラして挿入を拒んだのだった。
「あぁんっ、だめよぉ……タカくんはママの子供なんだから、ママとはセックスしちゃダメなのぉ」
避けたせいでペニスが股の内側を滑って挿入に失敗してしまうと、タカくんは、まるでご馳走を前にしてお預けされた子犬のように、しょげかえった顔をしてしまう。
「そっ、そんなぁ……ママぁ……」
あぁっ、なんて情けない声。腰にすがり付いて、懇願の眼差しを向ける息子の姿に、私の母性が激しく疼く。
そんな息子を慰めるように、私はお尻を突き出した格好のまま、右手を股の間にくぐらせて、後ろ手に勃起したまま行き場を失っていた肉棒に優しく触れた。
「ぁっ、うッ……」
「ほらタカくん、こっちよ。ここになら挿れていいわ」
そうして、股の間に誘導したペニスを、むっちりした太もものお肉で挟み込んであげる。
「ほぉら、タカくんのおチンチン。ママが食べちゃった」
「うぁぁっ……なっ、なにこれ……」
ボディーソープの泡でぬかるんだ太ももの柔肉が、硬い肉棒にまとわりついて、ぬっちょりと締め付けると、タカくんはペニスを包む快感に体を震わせた。
「あぁッ、なっ、なにこれっ。柔らかくてヌルヌルして……膣内に入ってるの!?」
初めて体験する素股の感触は、挿入したと勘違いしてしまうぐらい気持ちがいいみたい。
私もこんなことをするのは初めてだったけど、快感に悶える息子の反応に嬉しくなってしまう。
「ううん、違うわよ。ママのお股でタカくんのおチンチンを挟んでるのよ。ほぉら、ママの太もも、ぷにぷにしてて気持ちいでしょう?」
ぬぷぬぷと太ももを擦り合わせながら、隙間から顔を出した亀頭を右手で支え、肉竿をヴァギナに押し付ける。
「ほらタカくん、これをママのおマンコだと思って、腰を動かしてみて?」
「うっ、うん……」
言われた通りに、タカくんがゆっくりと腰を前後させると、熱く滾った肉槍が太ももの内側をジュプリと擦れる。
「はぁぁンッ。そうよタカくん、そうやって、ママのお股におチンポ擦り付けるのよ」
「うぁぁっ、ママっ、これ、すごい……っ」
「ほぉら、ママのもちもち太ももで、おチンチン挟まれてニュプニュプされるの気持ちいいねぇ?」
「うあぁぁっ!」
素股の快感にたまらず呻き声を上げるタカくん。けれど、感じているのは彼だけではなかった。
太くて硬い肉棒が陰唇とクリトリスを擦りながらスライドするたびに、下半身が甘く痺れ、私もたまらずに喘いでしまう。
「あぁっ、はぁンっ! じょうずよタカくん……んぅっ、もっと、ママのおマンコをタカくんのオチンチンで擦ってちょうだい……あぁっ! んぅぅッ!」
「ママっ、ママも気持ちいいんだね!? こうっ!? こうすればいいの!?」
私が感じているのがわかって、タカくんはさらに激しく腰を動かし、股の間でペニスを出し入れする。
じゅぷり、じゅぷりと、硬い肉棒が私のおマンコを擦る。快感の刺激によって膣内で分泌された愛液がヴァギナから垂れると、肉棒に絡みついて、どんどん滑りがよくなっていく。
「んあぁっ、んひぃっ! いいっ、いいのぉっ! 息子のオチンポでオマンコ擦られるの、ママ気持ちいいのぉっ!」
もはや淫乱の本性を隠そうともせず、私は悲鳴をあげて息子のペニスから与えられる快楽を悦んで享受する。
もっと、もっと気持ちよくなりたいの! タカくんのおチンチンでママを気持ちよくしてほしいの!
私は貪欲に快楽を求めて、自らも腰を揺すりながら太ももをギュッギュと締め付ける。
「あアァッ! はぁっ、きもちいいよっ! ままのエッチな太もも、きもちいいよぉっ」
タカくんはバカになったみたいに腰をヘコヘコを動かして、私の気持ちいい場所を刺激してくる。
「んおっぉ! おぉっ! おぉぉんんっ!」
激しい抽送で包皮が剥けて、丸出しになったクリトリスの上をズリリッと肉棒で擦られると、容赦のない強烈な快楽が電流のように体を駆け抜け頭の中で弾ける。
あまりの快感に腰がいうことを聞かなくなり、私は両手を壁について体を支えながら、息子のペニスで突かれるごとに喘ぎ乱れる。
浴室の壁に掛けられた鏡に映る私の姿は、まるで背後から息子に犯されているようだった。
「おぉっ、んおぉぉっ! だめぇっ、そんなにされたら……っ、おっ、んぉぉっ! ママっ、いっくっ、いっちゃうのぉ!」
「うううっ! ママっ! ボクもイクッ、もうイキそうだよ! ママと、ママといっしょにイキたい!」
「あぁっ、いいわっ、タカくん、ママもうすぐイクからっ、いっしょに、いっしょにイッてぇぇ……っ、んぁぁっ! んほぉぉぉ!!」
「ああ! ママぁっ、出るっ、出るっ、ううぅぅッ!!!」
私とタカくんが絶頂を迎えたのは、ほぼ同時だった。
ペニスの鈴割れからドロドロの白濁液がビュルッ!ビュルッ!ビュルッ!と勢いよく噴出する。
頭の中が真っ白になりながら、私は股間から透明な潮をぶしゃりと噴き出し、床に飛び散らせていた。
私とタカくんは立っていられなくなり、絶頂の余韻に浸りながら、その場にぐったりと座りこむ。
壁のタイルに目を向けると、そこにはタカくんの射精したザーメンが、べっちゃりと付着していた。
あんなに飛ばして、しかも、すごく粘つている……もしもあれが子宮の中に入ってきたら、わたしの卵子、ぜったいに妊娠しちゃうわ。
挿入だけは寸前で思い留まったものの、私はうっとりとした顔で息子の精液を指ですくうと、その匂いを嗅いだ。
若さに満ちた精の匂いがツンと鼻に刺さる。
あぁ……ドロドロで、臭くて、たまらない。
「タカくん、きもちよかった?」
「うん、すごく気持ちよかったよ、ママ……」
私が肩に触れると、タカくんはその手を握る。
身を寄せ合い、両手の指を絡め、しっかりと握り合う。
そうするのが当然のように、私たちは口づけをしていた。
「んっ、ちゅぷっ、ちゅっ……んぅっ」
ゆっくり唇を擦り合わせていると、口の中に伸びてきたタカくんの舌が、私の舌とぬるりと絡み合って、口の中で交尾が始まる。
甘えるように抱きついてくる息子を抱擁しながら、私は息子との口内セックスにうっとりしながら、ずぶずぶと体が沈んでいくような感覚に陥った。
最初は足先だけだったのに、いまや私の体は腰までドップリと泥沼に沈みこんでいた。
もう抜け出せないと、女の本能が告げている。
けれど、今の私はそれに恐怖を感じることすらないのだった。