アルテラの秘部に手がふれた瞬間、ヌルリとした感触にシーズはドキリとする。
彼女の恥丘は熱く濡れそぼっており、中指の第一関節がヌプリと膣ヒダにのみこまれてしまう。
「アルテラ、こんなに濡れてるじゃないか、きみはいやらしい女だな」
「んぅっ……! 申し訳ございません、旦那様……」
アルテラの首筋にキスをしながら、シーズが指を動かすと、グチュグチュと音を立てて粘液まみれの花弁が掻き回される。
最初は浅く膣ヒダを擦っていた指は、次第に膣口の奥へと侵入していく。
アルテラの膣の入り口はキュッとすぼまっており指を締め付けてくるが、愛液により滑らかになった粘膜は少し押し込めば指がズプリと埋まっていく。
中指の第一関節までのみ込んだアルテラの膣口は彼の指をきつく締め付ける。
初めて女性器に触れたシーズは、このままもっと奥まで指をいれていいのか迷ったが、アルテラをもっと感じさせてやりたくて、さらに奥へと指を入れていった。
そして、中指が第二関節ぐらいまで埋まると、そのままグポッと指の根元までのみ込まれてしまった。
「んんっ!! あぁっ……!」
最初は指の侵入を拒むようにすぼまっていた膣口だったが、指が全て入ってしまうと今度は逆に逃がさないよう、きゅうぅっとキツく指を締め付けてくる。
膣口の狭さに比べて、膣内は指を動かせるぐらいの余裕があった。
アルテラの膣内は想像していたよりもずっと熱く、まるで違う生物のように肉壁がうごめいており、シーズの指に絡み付いてくる。
傷つけないよう慎重に彼女の膣内で指を動かし、膣壁を腹で撫でると、アルテラの背中がビクンと仰け反った。
「あっ!……あっ! ふぅっ、うんっ……っぁ!」
彼女が感じているのがわかり、ゆっくりと指を前後する。
ちゅぷっ、ズブッ、ちゅぷ、じゅぷ。
シーズが指を動かすたびに、愛液がとめどなく溢れてくる。
そして指が膣内のツブツブした天井を指で擦ったとき、アルテラがひときわ大きく悶えた。
「ああっ、領主様……だめっ、そこっ……そ、それいじょうされたら、私……もうっ」
「続けたらどうなる? 言うんだアルテラ」
「いっ、イッて、しまいます……領主様の、前で……はしたくなく、イッてしまいますわ……だからやめてくださいませ……」
弱々しいアルテラの懇願のせいでシーズは余計に興奮する。ズボンの中ではペニスが勃起して窮屈そうに布地を押し上げている。
昨夜はアルテラのフェラチオによって、ただ快楽を甘受しながら性液を吐き出した自分ったが、今は逆に彼女を絶頂に導こうとしている。
たまらなく支配欲をくすぐられたシーズはアルテラをイかせようと指を抽送するスピードを早めた。
「ああぁっ! うぅっ……んぃっ! アッ……アアッ!」
激しく挿入される指の隙間から溢れた愛液が床にぽたぽたと垂れ落ちる。
「ほらっ! イってしまうんだ! アルテラ!」
「いっ、イクッ、ダメッ! もうッ……あっあっ、アッ! アアァッ!!」
シーズが命令するように言い放った瞬間、アルテラの体がピンッと仰け反ると、ガクガクと痙攣するように体を震わせる。そして、ふっと力が抜けたように、くたりとシーズにもたれかかる。
シーズは彼女を抱きとめながら、まだヒクヒクと痙攣している膣から指を抜いた。
彼女の愛液でびっしょりと濡れた手を見つめ、自分がこの手でアルテラをイかせたことに、シーズは頭がクラクラするような興奮を覚えた。
シーズはイッたばかりで足元がおぼつかないアルテラを支え、応接用のソファに座らせると、興奮さめやらぬ様子でアルテラを見つめる。
両親が他界してからは領主として正しくありたいと願い、品行方正とはいかなくとも、自分なりに励んできたつもりだったが、これではまるで放蕩貴族のようではないかと。
熱くなった頭の片隅で、冷静な部分が己に問いかける。
しかし、目の前に晒されている彼女の熱くうねった膣内に、今も硬く勃起したままのペニスを挿入したら、どんなに気持ちがいいのだろうかという妄想が頭から離れない。
女性を知ったばかりの若者の目の前で、美女がいやらしく乱れ、艶のある吐息を漏らしながら無防備な身体をさらしているのだ。彼の下半身が疼いてしまうのは当然であった。
シーズは欲望に突き動かされ、彼女の脚を持ち上げるとM字に開かせた。
アルテラはそれを拒絶することなく、ただなすがままシーズに身体を委ねている。
ぱっかりと開いた股間には、愛液に濡れたショーツが張り付いており、シーズが彼女の股間に顔を近づけると、蒸せるように濃い女の匂いがした。
シーズはゴクリと唾を飲み、彼女の履いたショーツに指をかけると、腰を浮かせてその白い布きれを片足を残して引き抜いた。
明るい部屋の中で、アルテラの秘部が露わになる。
脚を開いているせいで、ぷっくりとした肉唇のワレメから膣口が見えている。
とても娘を産んだ膣とは思えない綺麗なピンク色をした膣肉。この淫穴でいったいどれだけの男を抱き込んできたのだろうか。
今すぐアルテラの膣内に硬くなった肉棒を挿入して、肉壷に精を吐き出したい衝動に駆られるが、寸前のところで、僅かに残った理性が彼を押し留めている。
葛藤に揺れるシーズだったが、そんな彼をあざ笑うかのように色欲の女神は微笑む。
「旦那様ぁ、アルテラのここは、もう旦那様をお迎えする準備ができておりますわ……」
アルテラは暗紫色の瞳を煌めかせ、白くほっそりとした美しい手で、秘裂をくぱぁっと広げて見せた。
蜜液によって濡れそぼった彼女のヴァギナはてらてらとしており、まるでシーズのペニスを誘うように、ピンク色の膣ヒダがひくひくと動いていた。
(ああ、だめだ……この瞳に見つめられると何も考えられなくなってしまう)
男の妄想を具現化したような光景にシーズの理性はあっさり蒸発した。
シーズはズボンのベルトを外すと、もどかしそうにズボンごとパンツを膝まで下ろす。
ギンギンに硬くなった肉棒がアルテラの膣内に入りたくて震えていた。
膨れ上がった亀頭を膣ヒダにあてがうと、まるで獲物を捕らえるように、亀頭にくちゅりと貼り付いてくる。
そのまま秘裂に沿ってペニスを上下に擦ると、愛液まみれの膣ヒダがぬちゃぬちゃと擦れて、それだけで射精しそうになぐるらい気持ちがいい。
「んんっ、ぁっ……旦那様」
「ぐぅぅっ……アルテラぁ……」
しかしセックスの経験がないのと、あまりに興奮しすぎていたせいで上手く膣口にペニスを挿入できず、焦りによって亀頭は粘液で滑りアルテラの膣ヒダを擦ってしまうだけだった。
「ぁっ、ぁっぁっ……んっ、ふぅっ……」
それでも膣ヒダの刺激によって、アルテラが切なげな吐息を漏らす。
「うぅっ……アルテラぁっ……うっ、ぐぅぅっ!」
彼女の甘く艶かしい声と亀頭を包む膣ヒダのねっとりとした快感に精液が尿道から込み上げてくる。
シーズは必死に堪えようとしたが、その勢いを止まらず亀頭から精液がビュルッと吐き出され、アルテラの膣口がドロリと粘ついた白濁液にまみれた。