アルテラの膣内に男根を沈めた途端、温かくウネウネとした肉ヒダが竿に絡みついてくる。
いい女でも抱き続けていれば、そのうち飽きてしまうというが、アルテラの名器は何度味わっても飽きるどころか、むしろ数を重ねるたびに快感が増してゆき、どんどん深みに嵌っていくようだった。
腰を振らずとも、ねっとりとした膣ヒダが肉棒をしごいてくるせいで、気を抜いたら挿れているだけ果ててしまいそうなぐらい気持ちが良い。
しかし、ここであっけなく射精してしまっては主人としての威厳を見せることもできない。
シーズは深く息を吐きながら、背後から尻たぶを掴み、勢いよく腰を打ち付ける。
「あんっ! あぁっ! 旦那様のオチ○ポ、とっても硬いですわぁ……」
聞く者の理性を溶かしてしまいそうな甘ったるい喘ぎ声を上げながら、アルテラは更に膣を締め上げてくる。
柔らかな肉壁が吸い付く感触に思わず唸ってしまいそうになる。
このまま一方的にイカされてたまるかと、シーズも負けじと膣の天井を亀頭で擦り付けるように抽送してやり返す。
「あっ、あぅっ! んんっ……! あぁっ、そこっ……グリグリされたら、わたし、んぁっ……!」
シーズとて彼女とは何度もセックスしているのだ。アルテラがどこを責められると感じてしまうかは心得ている。
「ほらっ! どうだアルテラ!」
このままアルテラをイカせてやろうと、肉棒を膣奥までねじ込み、亀頭で子宮口をノックしてやる。
「んんっ! あっ、旦那様のオチ○ポ、一番奥まで届いて……ああっ、そんなに、赤ちゃんのお部屋をトントンされたら……奥が痺れて、あぁっ……!」
奥を突かれるたびにアルテラは、四つん這いの状態で獣のように背中を仰け反らせる。
どんどん熱を帯びてゆく喘ぎ声。彼女が感じているのが伝わってきて、シーズはさらに激しく肉棒を抽送した。
肉壷からは愛液がとめどなく溢れ、腰を打ち付けるたびにジュボジュボと卑猥な音を立てて股間から垂れ落ちてゆく。
性感の昂ぶりに反応した彼女の膣は、まるで別の生き物のように蠢き肉棒に絡みつき、抽送を早めたせいで快感はさらに倍増し、シーズもいつ射精してもおかしくない状態である。
「ぐぅっ、アルテラ! 俺はキミを他の男に渡すつもりはないからな……!」
お前は俺のものなんだと言い聞かせるように、シーズは肉棒で何度も彼女の中をえぐり、奥深くに自分のイチモツを刻み込む。
「んぅっ……! あぁっ、はぁぁんっ……! もちろんです……アルテラはっ、身も心も……んっ、旦那様のものですわ……」
アルテラはシーツを握り締め、綺麗な銀髪を振り乱しながら、思いの丈をぶつけてくる主人の剛直を受け止める。
ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ、ジュブッ!
行為の激しさにベッドはギシギシと軋み、アルテラの尻に股間が打ち付けられる音と、突き込まれた肉棒によって蜜液がかき混ぜられる音が鳴り響く。
「ぐぅっ……! 出すぞ! きみの子宮に俺の精子を注いでやるからな!」
「はぁっ、んぅっ……わたしもっ、もうイッてしまいそうですわ……あぁっ! 出してください旦那様……アルテラの子宮を旦那様の子種で満たしてくださいませ……っ!」
その言葉を受けて、シーズは一番奥までペニスを届かせようと、尻たぶを押し潰す勢いで股間を密着させる。
十分な太さと長さを備えた男根はしっかりとアルテラの最奥まで届き、亀頭を子宮口の窪みに密着させながら、精管を昇ってきた白濁液を解き放った。
ドビュッ! ビュルルッ! ドクッ! ドピュッ! ドブッ!
「ひああアアァッ!! あうっ……! 旦那様の精液、赤ちゃんのお部屋に入ってきて……あアァッ!」
お腹の奥に熱い塊が押し寄せるのを感じながら、自らも絶頂を迎えたアルテラは、膣を激しく収縮させながら流れ込んでくる大量の精液を子宮の中に吞みこんでいった。
ドクッドクッと射精しながら、シーズは彼女の子宮に精子を塗りたくるかのように、グリグリと腰を押し付けながら、最後の一滴まで膣内に出した。
「はぁっ……はぁっ……あぁっ……旦那様ぁ……たくさん、射精されましたね……お腹の中が、とっても熱い……」
絶頂に震え、うつ伏せになってベッドにへたり込むアルテラ。
シーズも息を乱しながらその上に覆いかぶさり、彼女を後ろから抱きしめる。
(ああ……こんな独占欲丸出しで……みっともないな……)
精液と一緒に気持ちも全部吐き出してしまうと、後に残ったのは狭量な自分に対する恥ずかしさだけだった。
ゆっくりと彼女の膣から肉棒を引き抜くと、中に出された精液が女陰からドロリと流れ出してくる。
気だるげに身体を起こしたアルテラが股に付着した精液を拭い取り、乱れたメイド服を着なおす様子をシーズは後ろからぼんやりと眺める。
なんと声を掛けるべきか考えているうちに、身なりを整えたアルテラがベッドから降りてしまい、シーズは彼女を引き止めようとするも、振り向いた彼女の無機質な瞳に言葉を失う。
「旦那様? どうかなさいまして?」
しかし、瞬きをすれば、そこにいるのはいつも通り柔和な笑みを浮かべたアルテラだった。
「いや……すまない、乱暴なことをして……」
「うふふっ、お気になさらないください。アルテラは旦那様のものなのですから、好きなように扱ってくださいませ」
「…………」