父親に犯され純潔を散らしたあの悲痛な出来事は思い出したくもなかった、それを詳細に口にするなど耐え難い辱めである。
しかし、神の赦しを得るためには必要なことなのだと、スフィアナは自分に言い聞かせた。
スフィアナは初めて父親に犯されたあの夜のことを思い出し、羞恥に震えながらも、おずおずと口を開く。
「……その人は、私はの下着を脱がすと……その……大きくなった、男の人のモノを……わたしの、アソコに……」
「アソコとは? 恥ずかしがらなくてもいい。包み隠さず告白なさい」
「おっ……おまんこ……です、その男の人は……私の、おまんこに、大きく膨らんで、硬くなった……おっ、おちんぽを、挿れました……」
少女が淫らな言葉を口にするのを聞いて、神父の中に濁った快感が生まれた。
可憐な少女に淫猥な言葉を言わせる背徳感はたまらなく甘美であった。
「きみは、処女だったのかね?」
「もちろんです……!」
「大人の肉棒は、すんなりとキミの中に挿ったのかね?」
「いいえ……その、私のおまんこに、大人のおちんぽは大きすぎて……無理やり膣内に挿れられました……おまんこから血が出て、とても痛くて……悲しくて……」
神父は想像の中で、泣き叫ぶスフィアナが汚らわしい大人の肉棒で処女膜を破られる姿を思い浮かべながら、少女がもっと汚されることを渇望した。
「そっ……その男は、それからどうしたのかね?」
「その人は……激しく腰を振りながら、おちんぽを……私の膣内に何度も出し入れしました……」
神父は自らも腰を動かさんばかりに、いつの間にか想像の中で自分がスフィアナを犯している姿を思い浮かべながら、大量のガマン汁でヌルヌルになったペニスを激しく手でしごく。
「お腹の中が苦しくて、やめてって言ったけど聞いてくれなくて……私のおまんこで気持ち良くなろうと、何度も、何度も……そして、私の膣内に……そのっ……」
「ふっ、うっ……ちゃんと言うのです、ちゃんと……」
「私の膣内に……熱くて、ドロドロした……精液を、たくさん射精しました……赤ちゃんを作るお部屋に……男の人の精子が入ってきて……お腹の中がすごく熱くなって……」
「おぉっ、おぉぉぉ……ッ!」
想像の中で自分の精液をスフィアナの子宮に中出しすることを想像しながら、神父は亀頭から大量の精液を射精した。
禁欲生活が長かったせいでゼリーのようにドロリとした黄ばんだ精液が壁にべちゃりとかかる。
「ふっ……ふぅっ……はっ……ふぅっ……」
「あの……神父様……?」
壁ごしに聞こえてくれる荒い息遣いに、スフィアナは心配そうに神父へ声をかける。
「はぁっ、ふぅっ……よく頑張って告白しましたねスフィアナ。神はきみの罪を全て赦すとおっしゃっています」
「あぁっ、本当ですか神父様? 私は……こんなに汚れてしまったのに……神様は赦してくださるのですか?」
「もちろんです。ですが、きみの中に潜む穢れを全て浄化するためには、これからも教会にきて罪を告白し続けなければなりません。いいですね?」
神の赦しを得たことで、張り詰めていた気持ちが緩んだスフィアナは喜びにポロポロと涙を流した。
「はいっ、わかりました……ひっく、ぐすっ……ぅっ……ありがとうございます、女神様……」
涙を流しながら神に感謝を捧げる少女の姿を見た神父は、なんと美しいのだろうかと惚れ惚れした。
強い雨風にさらされた一輪の花が折れてしまいそうになりがらも、健気に咲き続けているような儚さが、どうしようもなく神父を惹きつけた。
(スフィアナ……きみはなて美しい少女なんだ……あぁ、もっと汚したいなぁ……)
神父が醜く歪んだ顔で自分を見ていることに、まだ気付かないスフィアナは彼の言いつけ通り定期的に教会に立ち寄り懺悔をするようになった。
皮肉なことに、懺悔をすることでスフィアナの心が救われているのは事実である。
それは神父に残った僅かな理性が、少女に直接手を出すのだけは食い止めていたおかげだった。
しかし、欲望に堕ちた神父がスフィアナに触れるのを我慢できなくなるまで、さして時間はかからなかったのである。
*
ある日、いつものようにスフィアナが懺悔にやってくると、教会で待ち受けていた神父は彼女を懺悔室ではなく、儀式に使う特別な部屋へと連れていった。
初めて入った儀式の間では、女神を象った神々しいステンドグラスから色鮮やかな光の粒が床へ溢れており、スフィアナはその美しさにため息を漏らす。
「今日はこの部屋で、きみの身体に染み付いた穢れを祓う儀式を行うよ」
「儀式、ですか?」
「残念だが、きみの穢れはあまりにも大きく、懺悔するだけでは足りないのだ」
「そんな……」
その言葉にスフィアナはショックを受けるが、神父は優しく微笑みながら小さな肩に手を置く。
「安心なさい。そのために儀式をするのだよ」
「そうすれば、私の身は清められるのでしょうか?」
「もちろんだ。神の御力を借りるこの儀式で、全ての穢れは浄化されるだろう」
「あぁ……お願いします、神父さま。どうか、この身をお清めください……」
「それでは儀式を受けるために、まず神の前に生まれたままの姿を晒しなさい」
スフィアナは神父の言葉に戸惑う。
「えっ……それは、この場で裸になるということでしょうか……?」
「恥ずかしがる必要なありません。これは神聖な儀式なのですから」
「……はい、わかりました」
躊躇するスフィアナだったが、これは神聖な行為なのだと自分を納得させ服を脱ぎ始める。
スフィアナをブラウスを脱ぐ前に、自分を見つめている神父の様子を伺ったが、そこにあったのは厳格な聖職者の顔だった。
(そうよ、これは儀式のために必要なことで、神父様は聖職者なのだもの。やましい気持ちなんてあるはずがないわ……)
普通ならおかしいと気づいたかもしれないが、縋れるものが神しか残されていなかったスフィアナは、神父の邪な意図に気づくことができなかった。
スフィアナは自分に言い聞かせながらブラウスのボタンを外していく。はらりと服が脱げ落ちた下からはブラジャーをつけていない薄い肉付きの胸があらわになり、次いでスカートを脱ぐと、後に残すは秘部を隠す薄い布キレだけとなる。
ショーツに手をかけるときは恥ずかしかったが、我慢して両手でずり下ろすと、スフィアナのツルリとした幼い割れ目が神父の前に晒された。
今までは薄暗い懺悔室の壁ごしに想像することしかできなかった少女の裸体が目の前にあるのだ。
神父は思わず手を伸ばしそうになるのを必死に思い留め、片足を上げて小さな白い布きれを脚から引き抜く様子をじっと見つめた。
(やだ……神父様、私のアソコをすごく見てる……)
スフィアナは顔が赤くなるのを感じながらも、神父の前に一糸纏わぬ裸体を晒した。
「神父様……これでよろしいでしょうか?」
「ええ、けっこうです。それでは儀式を始めましょうか」
そう答えた神父の表情は変わらないように見えたが、頭にあるのは目の前の美しい少女を犯し汚すことだけだった。