(スフィアナ、きみはなんて美しいんだ……)
一糸まとわぬ姿となったスフィアナに神父は感動すら覚えた。
とても汚されたとは思えない白く美しい裸体はステンドグラスの光に彩られ神聖すら帯びているようだった。
膨らみかけの慎ましい乳房、ピンク色の乳首、はりのある小さなお尻、毛のない恥部。すべてが美しかった。
自分を信用して無防備な裸を晒す少女に、今すぐ襲いかかりたい衝動に心臓がドクンドクンと脈打つ。
ゆったりとした法衣の下では、神父の肉棒がはやる気持ちを抑えきれず、血管が浮き立つほど硬く勃起していた。
しかし、ここで焦ってスフィアナに逃げられでもしたら面倒だ。神父は今にも襲い掛かりたい衝動をどうにか押さえ込みながら語りかける。
「さあ、まずはこれで目を隠しなさい」
神父はそう言って黒く長い布をスフィアナに見せた。
「それも儀式に必要なことなのですか?」
「その通り。視覚を閉ざすことで、より深く神と繋がることができるのだよ」
神父は適当な嘘を言いながらスフィアナの目に布を巻く。
「それでは儀式を始めよう。なに、心配はいらない。君はただ、そこに立ち神へ祈りを捧げるだけでいいからね」
「はい、わかりました神父様……」
視界は暗闇に閉ざされ神父の声だけが聞こえてくる。これで自分は救われるのだと思うと、緊張はするが不安はなかった。
スフィアナは言われるまま「どうか哀れな自分をお救いください」と女神に祈りを捧げ始めた。
しかし、目隠しをされているスフィアナは知ることができない。一心に祈りを捧げる少女を前にした神父の顔はすでに聖職者のものではないということを。そこにいるのは、下卑た笑みを浮かべる醜い卑劣漢だということを。
神父は懐に隠していた小瓶を取り出し栓を抜くと、中に入っていたドロリとした液体をスフィアナの肩に垂らした。
それは神父が商人から買った媚薬だった。
粘ついた糸を引く液体がスフィアナの肩から乳房へと垂れ落ちてゆき、突然のヒヤリとした感覚に驚いたスフィアナは体をビクリと震わせる。
「ひっ!? 神父様……なにをっ……」
「心配することはない、これは聖水だ。きみの体を聖水で清めるから動いてはいけないよ」
神父は手の平で媚薬を塗り広げならスフィアナの乳房をねっとりと揉みしだく。
(やだっ……神父様、胸を触ってる……)
乳房の周りをなぞりあんがら乳首の先端をくりくりと刺激されてしまい、思わず声が漏れそうになるのを必死にこらえる。
(んっ……神父様の手、すごくいやらしいわ……)
しかし、これは儀式に必要なことなのだと自分に言い聞かせ、スフィアナは恥ずかしさに耐えながら祈りを続けた。
その間も、神父の手はスフィアナの背中やお腹、太ももを撫でるように手を滑らせていく。
媚薬が肌から染み込み、さらに体温で揮発したものが呼吸によって体に潜り込むと、スフィアナの体は次第に火照ったように熱を帯びてゆく。
(なに、これ……なんだか、体が熱くなって……)
媚薬の効果によって高鳴る心臓。呼吸は乱れ、スフィアナの口から艶のある吐息が漏れだす。
神父の手がぬるりと肌を舐め回すように動くたび、スフィアナは体をよじらせ身悶える。
「んっ……ぁっ……んぅっ……ッ!」
「スフィアナ、動いてはいけませんよ」
「ぁぁっ……神父様……おかしいんです……身体が……すごく熱くて……ぁぁッ!」
昂ぶった性感帯のせいで少し肌に触れられただけで痺れるような快感が全身を駆け巡る。
発情してしまった身体はもはや自分の意思とは無関係に性を求め、スフィアナの恥部からはトロリとした愛液が太またを伝って垂れ落ちていた。
「それはキミの体に潜んだ邪気が暴れているからだよ。ほら、ここにも」
神父の指が蜜でぐっしょりと濡れた秘裂を指でまさぐる。
「ひゥっ……!? あっ、ぁァッ……!!」
今まで感じたことのない強い刺激にスフィアナは悲鳴をあげて仰け反った。
「ああァッ! んぁっ……いやっ……神父様……そこは……あぁっ……!」
「この穴から男の穢れを注がれたのだ。念入りに清めなければいけないよ」
神父が指を深くまで潜りこませて、スフィアナの膣内をぐちゅぐちゅと搔き回す。
「ひぁっ、あっ、やめっ……ひあぁッ!」
目隠で視覚が閉ざされているせいで、よりいっそう秘部からの刺激を感じやすくなっていた。さらに媚薬の効果もあいまって、身体の奥からこみ上げてくる快楽の波に、いまだ絶頂を経験したことのないスフィアナは戸惑う。
(んぅっ! なにっ、これっ……奥から、なにか、ひっ……んんっ……!)
スフィアナは恐ろしくなって、ジュブジュブと膣に出し入れさる指を止めようとするが、少女の非力な手では神父を止めることはできなかった。
「ひぐっ! あぁっ! やだっ、神父様っ! 止めてっ、くださいっ……!」
スフィアナが絶頂を迎えようとしていることに気づき、神父はびしょ濡れになった秘部に顔を近づけて、より激しく指を動かした。
「さあスフィアナ! その幼い割れ目から穢れを吐き出すのです! さあ!」
「あっ! あぐっ! あぁアアッ! ァアッ……いっ、いやっ……いっぅ、ああアアァァッ!!」
初めて体験する絶頂にガクガクと身体を震わせながら、スフィアナの秘部からジョボッと愛液が吹き出した。
少女の飛沫が顔にかかり、神父は恍惚の表情を浮かべながら、立っていられなくなったスフィアナを抱えて床に寝かす。
「ひぐっ……ァッ……うっ……ひっ……」
媚薬のせいで敏感になりすぎたスフィアナの身体は痙攣し、身動きもままならないようだった。
「さあスフィアナ、これから仕上げをしますよ……」
ぬたりとした笑みを浮かべた神父は法衣を脱いで裸になると、勃起した肉棒を手で擦りながら倒れているスフィアナの小さな体に覆いかぶさる。
じっとりと熱を持った少女の裸体と肌を合わせる興奮に、神父の肉棒ははち切れそうなほど膨らんだ。
「あっ、ぁぁ……神父さま……なに、を……」
媚薬のせいで朦朧としているうえ、目隠しをされて神父の姿を見ることができないスフィアナだったが、重くのしかかる男の身体と、お腹に擦り付けられる硬く滾った肉棒の感触が、父親に無理やり犯されたときの恐怖を蘇らせた。
「ひっ、いっ、いやっ……やだぁっ……!」
本能的に逃げようともがくスフィアナだが、子供がいくら暴れたところで大人の厚い胸板を押し返すことなどできない。
神父の手によって無理やり開かされたスフィアナの股には、綺麗なピンク色をした幼い女性器が愛液に濡れ光っていた。
「おぉっ、幼いくせに、なんといやらしいメス穴だ! 今から私の手でお前の穢れを浄化してやるぞ!」
待ちに待ったご馳走を目の前にして鼻息も荒く叫ぶ神父の声が部屋に響く。
「いやぁ……やだぁ……ひぐっ……やっ、やめてぇ……! うぅっ……だれかぁっ……たすけてぇっ……!」
スフィアナはようやくこれが神聖な儀式などではないことに、神父が自分を騙していたことに気づいたのだが、時すでに遅く、もはや逃げることかなわず、信頼しいていた神父に裏切られたスフィアナは酷すぎる現実に絶望し、涙を流しながら弱々しく助けを求める。
しかし、密室に閉じ込められたスフィアナの悲鳴は誰にも届かず、この少女を不幸から救い出してくれる人物が現れることはなかった。