大量のザーメンを射精したアドニスは、ぬかるんだ肉ヒダの絡みつく膣からペニスを引き抜いた。
「んぉっ♡♡♡ おぉっ♡♡♡ ぉっ♡♡♡ ぉおぉッ♡♡♡」
フォーリはいまだ絶頂の余韻でまともに動くこともできず、綺麗な顔をアヘらして、中出しされた体勢のまま大股を開いてビクンビクンと痙攣している。
栓がなくなった膣穴から、大量に注がれた精液がドプリと溢れて股間を伝って垂れ落ちた。
まさかフォーリがこんな中出し絶頂アヘ顔をキメているなんて、彼女を知る者は想像できまい。
自分しか知らない彼女のアラレもない姿をみながら、アドニスはこう思った。
(やっちまったぁぁ! 俺ってやつはどうしていつもこうなんだ!?)
当初はちょいとお乳を搾らせてもらうだけのはずだったのに、完膚なきまでにワカラセてしまったではないか。これは完璧にやらかしである。
アドニスはふだんは真面目な好青年だが、お乳とセックスが絡むと調子にノってしまうところがあるのは今更な話だが、今回は流石に相手が悪い。
プライドの高いフォーリのことだ、あとで正気に戻ったときにどんな反応をするか、社会的に抹殺されそうで考えただけでも恐ろしかった。
(とっ、とりあえずフォーリさんを介抱しないと……)
ワンチャン酒のせいで記憶が残ってないことに望みをかけながら、せめてザーメンでドロッドロになった股間やら、噴出した母乳でビッチャビチャになったおっぱいを拭いて証拠を隠滅しようとしたとき、アドスの背後からそれを邪魔する柔らかなふくらみが押し付けられた。
「みっ、ミリカ……?」
「んふっ♡ お姉とアドニスがしてるところ見てたら、わたしも体が火照ってきちゃった♡ あのおっぱいがびゅ~って出るやつ、スゴイきもちよさそうだったなぁ♡ ねぇ、わたしにアレやってぇ♡」
どうやら【搾乳】のことを母乳プレイと勘違いさせてしまったようだ。一説によるとそれで合っているのだが、アドニスとしては否定したいところ。
「いやっ、あれはそういうんじゃなくて……」
「ほらぁ、はやくぅ♡」
しかしミリカはやる気マンマンといった様子で大きな乳房をタプタプと押し付けてくる。これか効果抜群だ!
(いけない、このままだとまた流されてしまう! いや、思い出すんだアドニス、お前の【搾乳】はセックスで気持ちよくなるための手段じゃない、そうだろ?)
アドニスは自分に語りかけ、強い意志をもって理性を保った。
「ねぇ、ほらぁ、あたしのおっぱい、アドニスに触ってほしくて乳首がすごく勃っちゃってるんだよぉ♡」
「ぬっ!?」
強い意志は簡単に揺らいだ。
「ねぇ♡ しようよぉ♡ ほらほらぁ♡♡」
ミリカは抵抗が弱まったアドニスをベッドに押し倒し、たわわな胸の谷間でペニスを挟み込むと、上目遣いでおねだりしながら、乳肉を両手で押さえてズニュズニュとペニスをしごく。
「おっ、おほぉッ!」
巨乳ギャルのパイズリとあっちゃあ勃起しないわけもなく、むっちり柔らかなおっぱいに包まれたペニスに血流が流れ込み、むくむくと膨れ上がる。
「あはっ♡ すごぉい♡ もうこんなにカチカチになってるぅ♡」
完全に勃起した肉棒は谷間に収まりきらず、ミリカは飛び出た亀頭にふぅっと吐息を吹きかける。
「わたしにもしてくれたらぁ、もぉっと気持ちいいことぉ♡ シてあげる♡♡♡」
「えっ、え~、う~ん、しかたないなぁ~、そこまで言うなら……搾っちゃおっかなぁッ! 【搾乳】!!!」
強い意志はあっけなく崩れ去ったのだった。
「んひぃィィッ♡♡♡ あァっ♡ やばぁっ♡ なにこれッ、しゅごぉぉぃっ♡♡♡」
いかに経験豊富な巨乳ギャルとて、たった一揉みの【搾乳】で即発情である。ミリカは浅黒く日焼けした乳房から真っ白な母乳を吹き出した。
「まったく、こんなエッチなおっぱいで誘惑するなんて! こんなけしからんお乳はこうだ!」
アドニスは両手でミリカの乳房をムニュムニュと大きくひしゃげさながら、熱く滾った肉棒を乳房の谷間に抽送する。
「ひぃあぁっ♡ あアァんッ♡♡♡ おっぱいの中でオチンポ擦れてっ♡ んひいぃぃ♡」
感度の増した乳肉にずりゅずりゅと陰茎が擦れると、ミリカはまるで女性器を愛撫されているような快感に悶えて体をのけぞらす。
「ほらっ、俺のことをもっと気持ちよくさせてくれるんだろ? 自分だけ気持ちよくなってないで、ちゃんとしてくれよ! ほらっ!」
アドニスは剛直をパイズリさせながら、腰を動かして強引にミリカ口にチンポをねじ込んだ。
「んぶうぅっ♡♡ んぼぉぉっ♡♡ んぐんんッ♡♡ ちゅぽっ♡♡ ちゅっ、ちゅぷっ♡♡ んぼっ♡♡ じゅるるっ♡♡♡」
いきなり極太の勃起ペニスで口の中を犯されて、ミリカは苦しそうに呻きながらも、乳房から伝わってくる激しい快感に瞳を蕩けさせながら、言われた通りに乳肉でペニスをしごきながら、唾液でたっぷりと濡れた口の中で美味しそうにチンポをしゃぶった。
「んぼっ♡ じゅぽっ♡ んぶっ♡ じゅぼぼっ♡ じゅぽっ♡ じゅるるっ♡」
チンポをしごくたびに乳房から母乳を吹き出させ、うねる舌遣いのフェラチオでネロネロと肉棒に奉仕する。
「おおぉっ! すごいっ、柔らかいおっぱいにチンポが包まれて、先っぽは口の中で溶けてしまいそうだ!」
さすがのテクニックにアドニスの射精感もいっきに駆け上る。
「んぼっ♡ じゅぼっ♡ じゅるるっ♡ じゅぼっ♡ んふぅっ♡ らひてぇ♡ アドニスのミルク、おくちのなかにいっぱいらひてぇ♡♡♡」
飢えたようにチンポをしゃぶるミリカの懇願に、それならばとアドニスは勃起した乳首を指でギュッと捻り上げる。
「ンぶぉおおぉおォッ♡♡♡♡」
乳首から脳天にまでほとばしった快感にミリカが目を見開くのと同時に、アドニスは喉の奥まで肉棒をねじ込んで、押さえ込んでいた射精感を解き放つ。
どびゅるっ! びゅるるっ! どぐっ! どぶっ! びゅぶるるっ!!!
「ンんんンンンッ♡♡♡ んごぉっ♡♡♡ んぐぅっ♡♡♡ あぐっ♡♡♡ ごきゅっ♡♡♡ ごきゅっ♡♡♡」
絶頂させられたミリカはもはや自ら動くこともできず、喉奥へと注がれる粘っこいザーメンをゴクリゴクリと飲み干していく。
チンポの先が喉の奥で吸引される快感に浸りながら、アドニスはミリカの口に最後の一滴まで精液を吐きだした。
「ふぅぅっ……気持ちよかった……」
満足げに呟いたアドニスが口からチンポを抜き取ると、ミリカはぐったりとベッドの上に倒れ込んだ。
母乳にまみれたせいで部屋全体はあまったるい匂いに包まれており、ベッドの上にはアヘ顔を晒してのびている巨乳キツネ姉妹。
股から口から精液を垂れこぼす、なんとも卑猥な寝姿に、落ち着きかけたアドニスの子アドニスがムクッと頭を上げる。
「【搾乳】」
「んほぉぉおおおぉ♡♡♡」
「んひぃぃぃいいぃ♡♡♡」
失神する姉妹を強制発情で無理やり復活させる鬼畜の所業。調子にのって姉妹丼を食べようとするチンコ野郎がそこにはいた。
*
*
*
さて、その後、本能の赴くまま金玉が空っぽになるまで3Pしたアドニスは、まだ夜明け前の暗い部屋の中で目を覚まし、むくりと起き上がった。
それから、側で眠っているザーメンでべったべたになったフォーリとミリカを眺めながら、こう思った。
(やっちまったぁぁ! 俺ってやつはどうしていつもこうなんだ!?)
アドニスは学ばない男だった。
「んっ……んぅっ……」
そのとき、眠っていたフォーリがもぞもぞと動き、閉じていた瞳がゆっくりと開かれる。
「ん~~~?」
低血圧なのか、フォーリは半開きの目でぼけ~っとアドニスのことを見つめた。
そして、たっぷりと10秒ぐらい経過してから、ようやく頭が働きだしたのか、その目が突然クワッと見開かれると、血の気が引いた真っ青な顔になったかと思えば、すぐさま真っ赤になって飛び起きた。
「いっ……いっ……いっ……いやぁああああ!!! なっ、なんでわたしっ! ちっ、ちがうの! 昨日のあれは違うのぉっ!!!」
残念! どうやらナニをした記憶はバッチリ残っているようだ!
「ちょっ、落ち着いてくださいフォーリさん」
「いやぁああああ!!!」
「ぐへぇっ!!!」
なんとかなだめようとするも、錯乱したフォーリに思い切り横っ面を引っ叩かれたアドニスは勢いよくベッドから転倒した。
「出てってぇっ! 早く出てってぇ!」
「ちょっ、あぶなっ!」
脱いでた服を顔に叩きつけられ、ついでに近くにあった本やらなんやらが凄い勢いで飛んでくる。
こいつはたまらんと、アドニスは服を抱えて素っ裸のまま暗い通りへ逃げ出したのだった。
*
*
*
(はぁ……酷い目にあった)
いや自業自得だろう。
あれからようやく牧場へと帰ってきたアドニスは、まだシロとミルフィーナは眠っている頃だろうと、音を立てないように家のドアを開けて忍び込もうとしたが──。
「お帰りなさいませご主人様」
そこには圧のある笑顔をしたミルフィーナが待ち構えていた。
アドニスはそっとドアを閉めた。けれどすぐに内側から開けられた。
「昨夜はお楽しみだったようですね?」
「いっ、いやぁ……?」
「お楽しみだったようですね?」
「…………」
無言で土下座をするアドニスの背中に、地平から昇る朝日が後光のように射し込んだのだった。