麻奈美の細く滑らかな指の先が陰茎を撫でただけで肉棒から伝わってくる甘美な刺激に、健二は恍惚とした表情を浮かべる。
(あぁっ……麻奈美ちゃんが僕のチ○ポを触ってる……)
「このまま……擦ればいいのね……?」
麻奈美は勃起した陰茎をやんわり握ると、ゆっくりと手を動かして竿の部分を擦り始める。
「うぁっ、あぁっ……姉さんの手……気持ちいいよ……っ」
ぎこちない手つきではあったが、憧れの麻奈美に自分のペニスをしごかれているというシチュエーションだけで、自分でオナニーするのとは比べものにならないほどの快感が押し寄せてくる。
(私……なにをしてるかしら……弟のおち○ちんをしごいて、気持ち良くしてるなんて……)
自分の手によって性的に興奮している様子を見せられて、麻奈美は罪悪感を覚えながらも、弟を果てさせるために手を動かし続ける。
「ねっ姉さん……先っぽも、触って……」
「えっ……こっ、こう……?」
無理やりさせられている行為だとしても、弟に甘い麻奈美は素直に言う事を聞いてしまう。
言われた通りに握った手を亀頭まで移動させると、輪を作った指がちょうどカリ首の裏側を擦りあげて、肉棒にビリッとした刺激が走る。
「うぅっ! そこっ、いいよっ……もっとして、姉さんっ……」
そこが敏感な箇所だと察し、麻奈美は早く終わらせるためにもカリを刺激しながら、もう片方の手を使って、手のひらで亀頭の先端をグリグリと撫でつける。
「こう……? シュウくん……ここっ、気持ちいい?」
「うぁぁっ、いいよっ……姉さん……すごく気持ちいい……」
痺れるような快感に亀頭の鈴口からは透明な我慢汁がトロリと垂れて麻奈美の指に絡みつく。それが潤滑液となり、手を擦るたびに先ほどまでとは違ったヌルリとした刺激を受けて、我慢汁はさらに量を増して溢れ出す。
(シュウくんのお露……すごい量……手に絡みついてくる……)
肉棒を擦り続けている麻奈美の手は、いまや汁まみれになり、こするたびにヌチュヌチュといやらしい水音を立ててしまう。
粘液により滑りのよくなった手に擦られて、健二も我慢の限界が近づいてきた。
「うぅっ……姉さん、もうっ、イキそうっ……」
「いいよ……シュウくん、お姉ちゃんが受け止めてあげるから、ほらっ……お姉ちゃんの手に射精していいから……」
麻奈美は弟を射精させるために優しく語りかけながら、手淫の動きを早めた。
グチュグチュと粘液を泡立たせるほどに激しく往復する麻奈美の手によって、健二は我慢できないほどの快感によって一気に絶頂へと導かれる。
「ううぅっ! でるっ! 出るよ姉さん! 姉さんの手に出すから!」
「んっ、いいよっ……お姉ちゃんの手に出して……シュウくんッ」
両手を使って麻奈美に肉棒をしごかれながら、健二は限界まで溜め込んだ射精感を解き放った。
ドビュッ! ビュルッ! ドグッ! ドプッ!
腰が抜けるかと思うほどの快感を味わないがら、亀頭の先から白濁液が勢い良く吐き出される。
精液が飛び散らないように手で蓋をしていた麻奈美だったが、あまりの量に指の隙間からドロリとした精液が漏れてしまう。
(ああっ……シュウくんの熱い精液が出てる……私の手の中に射精してる……)
押さえている手の内側に、熱く粘っこい液体が当たっているのを感じながら、麻奈美は弟の射精が終わるまでの間、ビクビクと震えるペニスを握り続けた。
「はぁ……はぁ……うぅっ……姉さん……」
しばらくして完全に射精が終わり、健二が腰を引いたことで麻奈美の手から肉棒がずるりと引き抜かれた。
ようやく解放され、握っていた手を開いてみると、両手には大量の精液がこびりつき、そこから蒸せ返るような雄の臭いが立ち上ってきた。
(すごい匂い……生ぐさくて、濃くて……こんなの、もしアソコに挿入されたら……)
精液の強烈な匂いに当てられたのか、麻奈美はぼぅっとしながら自分の手に付着した白濁液を見つめていたが、弟に肩を掴まれて我に返った。
「あっ、そのっ、いっぱい……出たね……シュウくん」
弟のオナニーを手伝ってしまったことは問題だが、これで危機的状況は脱することができた。後は落ち着いた弟を上手く諭してあげればいい。麻奈美はそう考えていた。
しかし残念なことに、彼女は男子高校生の性欲を見誤っていたのだ。
「はぁっ……ふっ……ふぅっ……姉さん……」
目の前の弟は興奮冷めやらない様子で息を荒げ、股間のイチモツは射精する前と同じぐらい大きく膨らんで反り返っていた。
「ひっ……!? えっ、なんで……シュウくん、さっき射精したばかりなのに……」
長年焦がれ続けた麻奈美に手淫をされた健二は狂おしいほどの幸福感に支配され、欲望は満たされることなく肥大化していく。
「まっ、まってシュウくん! お姉ちゃん、約束通りちゃんと手でしてあげたでしょ!?」
「まだ全然治らないんだよ、姉さん、もっと、もっとしてよ!」
健二は逃げようとする麻奈美を押し倒すと、麻奈美の晒け出されている乳房を揉みしだく。
「いやぁっ! やめてっ、お願い、もうやめて……シュウくん!」
「うぅっ! 姉さん、今度はおっぱいでして! 僕のチ○ポ、姉さんのおっぱいで挟んで!」
仰向けに倒れた麻奈美の体へ馬乗りになり、健二は精液まみれの肉棒をふくよかな乳房の隙間に無理やり挿入した。