麻奈美の調教は順調だった。もはや彼女が与えられる性を拒むことはない。
弟の望むがままに股を開き、精液を子宮に注ぎ込まれることに悦びを覚えるようになった。
その姿は以前となんら変わらぬ清楚な雰囲気をまとっているものの、ひとたびスイッチが入ってしまえば狂ったように性を求める雌の姿となる。
たとえ彼女が自分に求めているものが性の快楽だけだとしても、健二にとってはそれでいい、アイツから麻奈美を奪い返すことができたのだ。
もう誰にも麻奈美を渡してたまるものか、このまま麻奈美を快楽の虜にしてみせる。
そうすると、やはり普通に犯すだけではいささか不足というもの、違った趣向を求めた健二は、かねてより考えていたことを実行した。
「ふぅっ……ふぅっ……んぅっ……」
くぐもった息遣いが薄暗い室内にこだまする。
ベッドの上に寝かされた麻奈美は、ボンテージベルトによって柔らかな肌を締め付けられている。
背中に回された両手は手枷によってつながれ、太ももに付けられた拘束具は首輪に繋がる鎖で引っ張られているために脚を閉じることができず、強制的に股を開かされ恥辱の姿を晒していた。
丸見えの女性器は蜜でぐっしょりと濡れたピンク色の肉ヒダがのぞき、そこから膣奥に入ったロータのコードが伸びている。
健二が手にしたリモコンのスイッチを切り替えると振動が強くなり、麻奈美は膣内で震えるローターの刺激に反応して体をよじらせる。
「あぁっ、ああっ……ふぅんっ……ぁっ、ぁっ……」
身動きができないうえに、顔に付けられたアイマスクで視界は暗闇に閉ざされている麻奈美は、いつ襲ってくるかもわからぬ快楽に怯えながらも、心の底でそれを待ち望んでいた。
肉体を拘束され、抵抗できずに快楽責めされる麻奈美の姿に健二は興奮した。
ボンテージベルトに締め付けられた肌はむっちりとハミ出る柔肉がいやらしく、豊満な乳房はより卑猥に肉感を強調している。
麻奈美の全てが自分の思うがままなのだと考えただけで、加虐心がそそられて陰茎に血流が流れ込む。
「すごく綺麗だよ姉さん」
健二は後ろから麻奈美の体を抱きすくめ、首筋に舌を這わせると、火照った肌から立ち上る甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
乳房の表面を撫でるように指を這わせながら、手にした電マのスイッチをいれると、小刻みに振動する先端を露出したクリトリスに押し付ける。
「ひあアァッ! あぐっ、ひァッ! ああぁっ! おぉッ……あぐぅっ……!」
大きく口を開けて唾液まみれの舌を伸ばしてながら、麻奈美はアクメの悦びにガクガクと体を震わせる。
麻奈美が拘束されてから一時間は経過していた。その間に、こうしてローターと電マによって責められ何度もイカされ続けている。
絶頂するたび吹き出す潮によりシーツはびしょ濡れになっており、何度も絶頂を迎えて、もはやイクことが辛くなっているにもかかわらず、敏感になりすぎたクリトリスに電マを押し付けられ、ローターで膣内を震わされるたび、麻奈美の体は無理やり絶頂させられてしまう。
「ひぐぅッ! もっ、もうっ……っ……だめなのぉ……」
「なにがダメなんだい姉さん?」
責められるのが辛くて、やめて欲しいと懇願するのかと思ったが、その艶かしく動く唇からは予想外の言葉が飛び出してきた。
「おっ、オチンポ欲しいのぉ……んぅっ、はぁっ……あぁっ、オマンコが切ないのぉ……早く挿れてぇ……」
思いもよらぬ”おねだり”に、健二は口の端を吊りあげた。
(最高だ……本当に最高の女だよ麻奈美ちゃん)
健二は貪るようなキスで麻奈美の口を塞ぐ。
「あぶっ、んぐっ、んっ、ちゅぶっ、れぇっ……はぶっ、んぐっ……」
麻奈美の口腔は甘く粘ついた唾液に溢れており、健二の舌で掬い取るようにねぶられると、身動きの取れない麻奈美は、望まれるがままに舌を絡みつかせ、精一杯、弟に口内で奉仕をする。
熱くぬめった口腔を堪能した健二は、勃起した肉棒を彼女の顔に近づける。
目隠しのせいで今なにをされているか分からない麻奈美だったが、亀頭が柔らかな唇の隙間に添えられると、そうすることが当たり前のように、亀頭を咥え込み口内に招き入れた。
「んぶっ、ちゅっ、れろっ、んふっ……チュッ、んっ……レロッ……」
性を求めて浅ましく弟のチンポをしゃぶる姉の姿は、このうえなく淫猥で、健二の支配欲を掻き立てる。
「ほら姉さん、もっと奥まで咥えるんだ!」
無造作に麻奈美の頭を掴むと、半ばまで咥えていたペニスを根元まで押し込む。
「おぐぅっ……!? うぶっ! んぐっ、んむっ、うぉっ……んんっ……!」
無理やり押し込まれたペニスに喉を蹂躙され、麻奈美は苦しさに呻くが、健二はそのまま頭を両手で掴みながら前後にゆり動かす。
「うぐっ……おぅっ、おごっ……んぐぅっ……ッ!」
肉棒を口腔に突き入れられるたび、麻奈美は声にならない呻きを漏らす。
それは性交などという上等なものではなく、ただ射精するための快楽を得るために使うも同然だった。
愛しい女性を性処理道具として扱うことに、この上ない快感の痺れがペニスに伝わってくるのを感じる。
「ああぁっ! いいよ姉さんっ、ほらっ! もっと咥えろ!」
興奮しながらグボッグボッと肉棒を激しく口内に出し入れすると、まともに息もできない麻奈美の口からは溢れた唾液が溢れ出し、口元を伝って垂れ落ちてゆく。
熱い唾液の溢れた口内は極上のオナホールとなり、呼吸するたびにチンポが喉の奥に吸い込まれるような快感を味わえる。
「おぐぅっ! おっ、おぁっ……んうぅっ、うぶっ、んっ、んぼっ……!」
喋ることも許されず、喉を犯されながらも、麻奈美は歯を立てないようにしながら、ひたすらに弟のペニスを受け止め続ける。
「ぐうっっ! もうっ出すぞ姉さん! 弟のザーメンを喉の奥に射精してやるからな! 全部飲み干すんだ!」
猛り狂う射精感と共に、健二は言葉通り喉を奥までチンポをねじ込むと、せり上がってきた精液の波を解き放った。
ドブッ! ドグッ! ドビュッ!! ビュルッ!!
亀頭からドロリと粘つく大量の白濁液が放出され、麻奈美の喉奥へと流れ込む。
「んぶうぅっ!! んんっ、おぐっ……! おっ、おぐっ……! んぐっ……ぅぐっ……んんっ……!」
弟の精液を直接喉に流し込まれ、蒸せ返るような雄の匂いと吐き出しそうになる苦しさに呻きながらも、麻奈美は精液をゴクリ、ゴクリ、と喉を動かしながら嚥下していく。
「はぁっ……はぁっ……」
射精を終えた健二は腰が砕けそうな快感に震えながら、麻奈美の口からペニスを引き抜いた。
口内の温もりを帯びたイチモツは、いまだ鎮まることなく上を向いている。
熱で浮かされるような昂揚感に息を乱す健二は、支えるものをなくしベッドに倒れている麻奈美の顔から、目隠しを取り外す。
彼女の瞳からはすでに正気の光は失われ、性に堕ち、淫らに澱んだ目で弟を見ている。
そして、閉じることのできない股では、ピンク色の女性器が弟のペニスを欲してヒクついていた。
健二は膣の中からローターを引き抜くと、代わりに自分のペニスで膣口をまさぐる。
「ほら姉さん、どうして欲しいかちゃんと言うんだ」
「あぁっ、お願いシュウくん、もう我慢できないのぉ……はやくオチンポ挿れてぇ……」
健二が目の前にペニスを突き出すと、麻奈美は物欲しそうな瞳をしながら懇願する。
しかし健二はすぐに挿入はせず、焦らすように秘裂に亀頭を擦り付ける。
「こんな乱暴にされてるのに、まだチンポを欲しがるなんて、姉さんはまるで肉便器だな」
「あひぅっ……そうなおぉ、お姉ちゃんは弟に射精してもらうための精液便器なのぉ……だから早くお姉ちゃんの性処理オマンコに、弟おちんぽズボズボしてぇ、子宮に弟ザーメン射精してほしのぉ……」
もはや恥じらいなど微塵も感じられない、性に溺れた姉の痴態を見せつけられ、健二も我慢できないほどの昂りに肉棒を震わせた。
「ど変態の淫乱女だな! ほら姉さん、お望み通りに弟のチンポを挿れてやる!」
太ももをがっしりと掴み、狙いを定めて腰を打ち付ける健二。
そそり立つ剛直が、パックリと開いた麻奈美の秘部に勢いよく沈み込んでゆく。