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【2話】見知らぬ女性が家を訪ねてきましたとさ【寝取り官能小説】

【エロラノベ】助けた狐の若妻が恩返しに着たので寝取ってみた! 助けた狐の若妻が恩返しに来たので寝取ってみた!

最初はキツネの怪我が治るまでと考えていたのだが、日が経てば情も深まるというもの。

数日が経過した頃、俺はすっかりこのキツネを気に入ってしまった。

最初は野生動物に躾などできるのかと疑問だったが、このキツネは存外に賢く粗相もしない。

いつもは寝床(ストーブ前の座布団)で大人しくしているか、晴れた日は縁側で日向ぼっこをしている。

キツネも俺に慣れたのだろう、時には、俺の元までやってきて体を摺り寄せてくるようになった。

フサフサの毛並みを撫でやると、嬉しそうに尻尾を揺らしながら、無垢な瞳でこちらを見つめてくるのだ。

おいおい! そんなことされたらキュンとしちゃうだろッ!?

あんまり可愛かったもので、ついつい『きな子』なんて名前をつけてしまった。(きな粉餅みたいな色をしていたから)

ちなみに、体を洗ってやったときに確認したらメスだった。

きな子はまるで人の言葉がわかっているのかと思うぐらい、俺の言うことを聞いてくれる。

家の中で財布を探していたときなんて「財布どこに置いたっけ?」と独り言のつもりで呟いたところ、机の下に落ちていたのを咥えて持ってきてくれた。

さすがにキツネが人語を解するはずもないから、ただの偶然なのだろうけど。

それ以降、俺はなんとなく人と接するように、きな子に話しかけるようになっていた。

さらに数日経過した頃には、きな子の怪我もすっかり良くなり、庭を駆け回るようになっていた。

本当なら、この時点で野生に帰さないといけないのだが、情が移ってしまった俺にはそれが出来なかった。

「なあ、きな子、ずっとこの家に居ていいんだぞ?」

柔かな撫で心地の狐耳を堪能しながら語りかけると、きな子は困ったように鼻を鳴らした。

「俺と一緒は嫌かい?」

俺の問いかけに、きな子は首をふってくれた……ように見えた。

「俺は独り身で寂しいと思ったことはないけど、お前がいなくなったら、きっと寂しくなってしまうんだろうなぁ」

俺が素直な気持ちを吐露すると、気遣うように、きな子が鼻を擦り寄せてくる。まるで慰めてくれているようだった。

いつかは野に帰すとしても、もう少し一緒に居てほしい。

しかし、そんな俺の願いは叶わず、きな子との別れは、あっさりと訪れてしまった。

ある日の午後、庭の方からきな子の鳴き声がしたので様子を見にいくと、そこにはきな子とは別にもう一匹のキツネが寄り添うように立っていた。

俺はその様子から、すぐに状況を察した。

ああそうか、きな子にはつがいのオスが居たのか……。

きっとこのキツネは居なくなった妻を探して人里まで下りて来たのだろう。

だとすれば、今が別れの時なのだ。

「じゃあな、きな子、体には気をつけるんだぞ」

本音を言えば行ってほしくはないが、それはきな子のためにならないと分かっていたので、俺は少し強張ってしまった笑顔で、きな子を送り出した。

そして、二匹のキツネはその場から立ち去ってゆく。

きな子は名残惜しむように振り返りながらも、最後は俺の前から姿を消した。

俺もいい歳をした大人だから泣いたりはしないが、やはり寂しさは誤魔化せないもので、ストーブ前に置かれた座布団をすぐに片付ける事はできなかった。

きな子が居なくなってから数日が経った。

元の独り暮らしに戻った俺は、なんだか家の中を広く感じながらも、今までと変わらない生活を送っていた。

そしてある日の夜のことだ。

その日も一日中雪が降っていて、俺はずっと書斎で仕事をしていた。

そして作業をひと段落させたとき、不意に玄関から呼び鈴の鳴る音が聞こえた。

はて、こんな夜更けにいったい誰だろう?

都会ならともかく、この辺りは夜になると真っ暗になってしまうので、こんな時間に人が訪ねてくることは滅多にない。

俺は訝しみながらも玄関の明かりを付け、ガラス越しに人影が見えるのに気付きながら戸を引いた。

「はい、どちらさまで……」

開いた戸の先を目にした俺は、驚きによって途中で言葉を失ってしまった。

そこには見たこともない可憐な女性が玄関の外灯に照らされて佇んでいた。

見たところ年齢は二十歳ぐらいだろうか?

淑やかな雰囲気を纏っているその女性は、艶やかな髪を肩まで伸ばし、瞳はパッチリと大きく、女性らしい華奢で小柄な体型ながら、胸部は服越しでも分かるぐらい豊かに膨らんでいた。

そんな彼女の姿をみた瞬間、俺の胸は年甲斐もなく高鳴ってしまった。

誰だ、俺の精神が老人並みに枯れてるなんて言った奴は?

それどころか、まるで新たな命が芽吹くかのごとき活力に満ち溢れているのを感じる。

突然訪れた心の春に俺も信じられない心持ちだった。

なにせ、これまでの人生で女性と付き合ったことはあるものの、割と淡白な性格だったせいか、結婚したいという気持ちに至ることはなく、きっと俺は本気で女を好きになれない性分なんだろうなぁ、とか思っていたのだが……。

やばい……結婚したいっ!!

いや、見ず知らずの女性に対して、いきなり結婚したいとか、おかしいことを言ってるのは承知してるよ?

けど、俺の心が訴えているのだ。理屈では説明できないけれど、生まれて初めて、そう思える女性が目の前に現れてしまったのだ。

もしかして、これが恋愛漫画なんかでよくある”一目惚れ”というヤツなのだろうか?

まさか自分が……しかしも三十路を超えてから、こんな青臭い経験をするとは想像もしなかった。

頭の冷静な部分が「おいおい、こんな若い女の子相手に何を考えているんだ? 相手にされるわけないだろう?」と言っているが、それでも気持ちを抑えることができない。

「あの……もし?」

俺が固まって動けないせいで、女性が心配そうに声をかけてきた。

鈴を転がすような澄んだ響きの声だった。

「あっ、ああ、失礼……えっと、うちに何か御用で?」

俺は慌てて姿勢を正すと女性に向き合う。

そもそも彼女は何故うちを訪ねてきたのだろうか?

新聞の勧誘ではないだろうし、新興宗教? マルチ商法? いかん、この娘にお願いされたら何でも言うこと聞いてしまいそうだ。

「じつは……旅をしておりましたところ、途中で道に迷ってしまい、夜も更け雪も強くなってしまい困っておりました。どうか今晩のお宿を貸していただけないでしょうか?」

なんだか妙に時代めいた言い回しをする娘さんだな……つまり、旅行中に道に迷ったけど、ここら辺には泊まる場所もなくて困っているので、家に泊めて欲しいってことか?

なるほど、それは大変だったろうねぇ……

って、いやいや、色々とおかしくね?

まず第一に、この娘は服装からしておかしい。

柔らかそうなカーディガンにふわりと膨らんだ膝丈のスカート、足には可愛らしいパンプスが履かれている。

それは彼女にとても良く似合っており、ファッション雑誌に載っていてもおかしくないレベルの可愛さだ。

これで、都会のお洒落な石畳の街並みでも歩いていれば、さぞ絵になることだろう。

けれど、残念ながらここは砂利道ばかりのど田舎で、しかも今は雪まで積もっているのだ。そんな格好でうろつく場所ではない。

そもそも若い女性が、俺みたいな男が住む家に泊まろうとするなんて警戒心がないのだろうか?

「えっと、この家には俺しか住んでないんだけどさ、それでもいいの?」

「と、いいますと?」

「あー、いや……なんでもない」

念のために確認してみたが、逆に不思議そうな顔をされてしまった。

もしかして、世間知らずの箱入り娘なのか?

旅行するにしたって、なんでこんな辺ぴな田舎に?

怪しい点が多すぎるし、もしかしたら厄介事に巻き込まれるかもしれない。

普段の俺であれば、君子危うきに近寄らず、思慮深く行動をするところだが――。

「大した持てなしもできないけど、うちで良ければ泊まっていきなヨ!」

俺の恋心が全てを受け入れてしまった。むしろ、この娘が家に泊まるということにテンションが爆上げである。

「ありがとうございます!」

娘が嬉しそうに微笑んだ。とてもかわいい。

「やっぱり、あなたは優しい方なのですね……」

“やっぱり”とはどういうことだろうか? しかし、彼女に微笑まれた俺は、だらしなく緩む頬をなんとか引き締めようとするので精一杯だ。

そうとなれば、いつまでも寒い思いをさせてはいけないと、俺は家に上げた娘を居間へ案内するのだった。

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