沙世の頬はしっとりと柔らかくて、その感触を確かめるように、歩は優しく掌で撫でてから、叔母の濡れた目元を指で拭う。
沙世がゆっくりと瞳を開けた。歩を見上げるその目には、もう迷いはなかった。
「歩……向こう、行こっか」
「はい」
どこに向かうのか察した歩がうなずくと、二人は手を繋いだまま立ち上がる。指の絡め方が、さっきよりも自然だった。
居間を出て、廊下を歩く。クーラーの効いた居間から廊下に出ると、空気の蒸し暑さを感じた。さっきから心臓がうるさいぐらい鳴り続けている。沙世の足が、廊下の奥へと迷わず向かい、突き当たった寝室のドアの前で止まった。そして、振り返らず、ドアノブに手をかける。
蝶番が擦れる音と共に、ゆっくりとドアが開く。
部屋の窓にはカーテンが引かれていて、昼の光がそこで遮られていた。薄暗い室内に、ダブルベッドが置かれていた。白いカバーが整然と掛かっている。枕が二つ、並んでいた。
沙世が振り返って、歩の顔を見た。
「入って」
言われるがままに、夫婦の寝室に足を踏み入れる。ドアが後ろで閉まった。カーテンの隙間から細い光が一本だけ差していて、それがベッドの裾のあたりに落ちていた。
手を繋いだまま、二人はベッドの脇に立って、互いを見つめ合う。
「歩……」
ふっくらと柔らかそうな唇が、ゆっくり近づいてくるのを見ながら、歩も自分から顔を寄せ、二人の唇が重なった。
「んっ……ぁっ……」
最初は、触れ合わせるだけのキスだった。沙世の唇は想像していたよりも、ずっと柔らかくて、何か甘いものの残り香がした。二度目に重ねたとき、沙世が小さく息を吸った。歩の下唇を沙世が軽く挟んだ。
「ちゅっ……ぁっ、んっ……ちゅっ……」
歩もお返しに沙世の上唇をやわやわと挟む。互いの唇を愛撫しながら、次第に深く咥えていく。
「んっ、れりゅっ……んぅっ、ちゅ、れりゅっ……」
沙世の舌が歯の隙間から侵入してきた。
歩の口の中で、ゆっくりと、さぐるように動く沙世の舌。歩も応えながら舌を絡ませようとする。キスをしながら、歩の手は無意識に沙世の腰のあたりに伸びて、ワンピースの薄い布越しに抱きしめていた。
「んっ、ぁんっ……ふふ」
唇を離した沙世が小さく笑う。
「歩、あなた、キスが下手ねぇ」
「すみません」
「いいのよ、わたしが教えてあげる。ほら、舌出して」
言うとおりにすると、沙世の舌がネロリと絡みついてきた。
「れりゅっ、んっ……れろっ、ちゅっ、んふっ……れりゅっ」
ざらついた舌が生き物のようにうねって、歩の舌を愛撫する。唾液が混じってクチュクチュといやらしい音を立てながら、歩も負けじと舌を動かした。
ねぶるようなディープキス。頭の中に響くいやらしい水音によって興奮が高まる。
キスをしながら、沙世の手が器用に歩のシャツのボタンを外していく。一つ、二つ、と、歩のシャツの胸元が開いて、沙世の手のひらがそこに触れた。温かな感触に皮膚が熱を持ったように疼く。
「はぁ……沙世さん……」
歩も、沙世のワンピースの胸元に手を伸ばして、ボタンを外そうとする。しかし沙世のように上手くできずもたついていると、沙世が小さく笑った。
「そんなに焦らなくていいのよ、わたしは逃げないから、ね」
沙世が自分で手を伸ばして、ボタンを外す。胸元が緩んだおかげで肩の布が、するりと落ちた。
ワンピースの内側から、レースのあしらわれた薄いピンクのブラジャーと、それに包まれた豊満な乳房が露わになる。以前、体験した感触を思い出した歩は、叔母の豊満なふくらみに目が釘付けになる。
「もう、見すぎよ。そんなにわたしのおっぱい、見たかったのかしら?」
そう言って、沙世はそのまま、ワンピースを腰のあたりまで下ろした。上半身がむき出しにされ、カーテンの隙間からこぼれる光によってぼんやり浮き出す。その煽情的な曲線美を眼の前にして歩の喉が鳴った。
「いいのよ、さわっても」
沙世が、歩の手を取って、ブラの上から自分の乳房に触れさせる。歩の指先がふにゅりと肌に沈む。
「んっ……もっと、ちゃんと触りたいんじゃない?」
「それは……はい……」
歩が遠慮がちに頷くと、沙世が背中を向けて後ろ髪をかき上げる。白いうなじとブラのホックが見えた。
「外してくれる? このままじゃ窮屈だもの」
挑発的な視線に射抜かれた歩は手を伸ばし、留め具に指をかける。思ったよりも手応えがなくホックが外れると、スルリと脱げたブラが床に落ちた。
「ん、ありがと」
沙世が振り向くと、白くて大きなふたつの乳丘が眼前でたぷんと揺れた。その頂きには、淡い大きめな乳輪とピンク色の乳首がぷっくりと突き出している。
「どうしたの? 触らないの?」
からかうような声に、歩は覚悟を決めて両手を乳房に這わせる。最初は慎重な手つきだったが、手の中に収まりきらないボリュームと官能的な柔らかさに興奮して、次第に触り方が荒々しくなる。
「んっ、あっ……歩っ……そんなに強くしたら……ぁんっ」
指の合間に乳首を挟み込む。さらに捏ね回すと沙世の身体がピクンと震えた。
「すみません、けど、沙世さんの胸が、すごすぎて……!」
「しょうがない子ね……んっ、いいのよ……好きなようにして、このおっぱいは、今はあなただけのものだから……ぁっ、はぁっ……」
我慢できずに柔らかな肉の谷間に鼻先を沈めると、汗ばんだ皮膚から芳しい匂いが漂ってくる。まるで母に抱かれるような安心感と同時に、抑えきれない性的衝動が湧き上がってきて、乳房に吸いついた。
「ちゅぱ……れろぉ……じゅるっ!」
「あっんっ! 歩ったら……ほんとうに赤ちゃんみたい……はぁっ……んっ……」
沙世は腰をくねらせながらも、歩の頭を優しく抱き寄せる。歩の舌が乳輪を舐め回し、歯が軽く食い込むたびに沙世の背筋がゾクリとした快感で震えた。
「あぅっ、んっ……もっと、強く吸ってもいいのよ……ほら……」
押し付けられる乳肉の感触。歩が夢中になって左右の乳首を交互にしゃぶると、沙世の息遣いも呼応して荒くなっていく。
「んぅっ! はぁっ……そこっ……あっ……ああんっ!!」
薄暗い部屋で、わずかに差しこむ光の中、二人の影が重なり合う。歩が一心不乱に胸の感触を堪能している一方で、沙世の手はそっと甥の下半身へと伸びていった。
「んっ、すごいことになってるわね……これ……」
ズボン越しにもはっきりとわかる膨らみに触れられて、歩の肩が跳ねる。
「沙世さん……俺、もう……」
「大丈夫よ……今日は最後までしてあげるから……」
沙世の唇が歩の耳元に近づき、熱い吐息とともに囁いた。
「じゃあ……脱ぎましょうか」
沙世の指が歩のベルトにかかる。バックルを外す金属音が静かな部屋に響く。歩の鼓動がますます速くなる。チャックを下ろす手つきは滑らかで、そのままズボンが腰から下へとずり下ろされていく。
「ほら、足をちょっと上げて」
沙世に甲斐甲斐しく世話をされ、やがて下着一枚になった股間が露わになる。薄い布地は既に大きく盛り上がっていて、その中心は内側から滲み出した液で色が変わっていた。
沙世は目を細めると、指先で下着の生地を軽く引っ張る。
「これも、邪魔よね」
そう言って、引き下げられた瞬間、勃起したペニスが勢いよく飛び出した。硬く反り返った男根の先端からは透明な粘液が溢れている。
甥が自分に向けるオスの性欲を前にして、沙世が小さなため息をもらす。
「ふふっ、あいかわらず、ここだけは一人前ね……おばさんに向かって、こんなに硬くして……」
「うぁっ……」
沙世の指が根元から先端までを軽くなぞった。触れられるだけで電流が走るようで、歩は思わず腰を引く。
「もう我慢できなそうね」
そう言いながら、自分も脱ぎかけだったワンピースを下ろして足を引き抜く。残すはショーツ一枚だけとなった叔母の裸体が披露され、歩のペニスが期待にぐぅっと持ち上がる。
「こっちよ、きて……」
沙世がベッドに上がり、歩を手招きする。歩はシャツを脱ぎ捨てて完全に全裸になると、餌を目の前に置かれた犬のように、勢いよくベッドの上にあがると、沙世に抱きついた。
「ぁあんっ……んぅ……」
沙世の腕が歩の首に回され、再び唇が重なる。さっきより激しく、貪るような口づけ。お互いの口腔内で舌が絡まり合い、くちゅくちゅと唾液が混ざり合う音が部屋中に響く。
「んっ……れろっ、ちゅぱっ、れりゅっ……んぅっ、はぁっ……んンッ!」
口移しで唾液を交換しながら、歩の手は柔らかな膨らみを力任せに握る。乱暴とも言える手つきによって乳房をもみくちゃにされる沙世の体は悦びに打ち震えたように反応した。
「あぁっ! 歩ぅ……んんっ、はぁっ……ぁあっ!」
「はぁっ、ああっ、沙世さんっ!」
歩は沙世の柔らかさを全身で感じながら、股間で反り返っているペニスを、沙世の恥部を隠しているクロッチ部分に擦り付ける。
「んっ、ふぅっ、ぁぁっ、あッ……こすれて、そこっ、あぅんっ……!」
硬い肉棒で薄布越しに割れ目とクリトリスを刺激された沙世が腰をくねらせる。
歩は起き上がり、沙世の足を開かせると、今度は張り詰めた亀頭をクロッチにグリグリと押し付け、布地ごと奥の割れ目に挿入するように、なんども突く。
「んっあぁっ……! だめよ歩ぅ……そんなに押しつけたら……ぅうんっ!」
「けど……沙世さんのここ、こんなにぐっちょり濡れてるじゃないですか……ほら」
甥のペニスに刺激され、沙世の陰部から滲み出た温かな粘液によってクロッチ部分は色を変えていた。
「あぁぁっ……そうよっ、わたしのおまんこ……歩のおちんちんで、感じちゃってるの……あっ、ぁあっッ」
その言葉に応えるように歩は更に強く押し付けた。沙世は悶えながら自ら腰を振り始める。
「ぁあっ……いいっ……あぁっ!」
歩はショーツ越しに擦り続けることに我慢できなくなった。指先で布地を横にずらすと、沙世の秘裂があらわになった。充血したピンク色の粘膜が淫猥な汁を垂らして蠢いている。
「はぁ……はぁ……これが、沙世さんの……」
ごくりと喉仏が上下する。初めて見る成熟した女性器に魅了されて動けなくなる。
「歩、挿れたいの……? わたしのおまんこに、歩のおちんちん……挿れたい? 後悔しない?」
「しないですよ、沙世さんとして、後悔なんてするわけないじゃないですか」
「馬鹿ね……こんなおばさんを捕まえて……」
そう言いながらも沙世は足を開き、両手で自らの花弁を広げた。
ふっくらした花弁の奥にある淫らな穴が、甥のペニスを迎え入れようと、ヒクヒクと収縮している。
「ここに挿れたいんでしょう? いいわ、来て……おばさんのヌルヌルおまんこ……歩の硬くなったおちんぽでズボズボして……ほら、ここよ」
沙世の淫らな姿に理性が飛んだ歩は、肉竿を掴み、その先っぽをぬかるみの入り口に押し当てた。

