ファンタジー人妻小説「田舎領主様と獣人の母娘」の第61話〜第70話をまとめて掲載しています。ひとりの娘が巨乳人妻メイドになる前の不幸な物語。
【61話】旅のおじさんを誘惑する宿娘
叔父夫婦が営む宿は、夜になると安酒を求めてやってくるオヤジ共の溜まり場となっている。
女給として店の手伝いをするスフィアナは、品のない笑い声とジョッキが乱暴にテーブルを叩く音の響く店内を澄ました顔で行き来する。
家庭が崩壊するまでは箱入り娘として育った彼女が低俗な大人がたむろする酒場の光景を初めて目にしたときは、まるで獣の巣窟に踏み入れてしまったような気分だったが、今やこの喧騒にも慣れたものだ。
器用に両手で皿とジョッキを持ちながら「おまたせしました」と、注文の料理を運んできたスフィアナに一人の酔っ払いが声をかける。
「なぁお嬢ちゃん、こっちに座ってお酌してくれよ」
アルコールで顔を赤くしたオヤジがスフィアナのお尻で揺れる尻尾に手を伸ばしたが、彼女も酔っ払いの相手には慣れたもので、ヒラリと躱して作り笑顔を浮かべると、「ごめんなさい、さぼってると女将さんに怒られちゃうの」と軽くあしらい、さっさと店の奥にひっこんだ。
(もう、お酒臭いったら)
慣れない接客をやらされた当初は客に絡まれるたびイチイチ相手をしていたけれど、酔っ払いの相手ほど無駄なことはないと悟った今ではこの通りである。
「なんだいスフィアナ、せいぜい酔っ払いどもにおべっか使ってチップの一枚でも稼げばいいじゃないのさ」
逃げ込んだ厨房では、料理を作っていた叔母がいつもどおり嫌味を言ってくる。
(あんな呑んだくれの相手なんて、冗談じゃないわ)
下手に男と関わればロクなことにならないのは分かりきっていた。
父親や神父を狂わせ、今も叔父を虜にする彼女は、自分が男を惑わす存在だということを自覚している。容姿が優れているからというだけでは説明できないナニかを秘めているのだと。
それに気づいてからというもの、スフィアナは不用意に男に近づくことを避けながら生活をしていた。人目を引く綺麗な髪は頭の後ろでまとめ、獣耳ごと頭巾の中にすっぽりと隠して、できるだけ目立たないようにしている。
宿を手伝うときも、なるべく客とは距離を置いて立ち回っているのだが、こんな掃き溜めの中にあっては、いくら隠そうとしても男に絡まれてしまい、それがまた叔母には面白くないのだ。
叔母に反論するのもバカらしく、ため息をつきながら流し台に溜まっていた洗い物に手をつけるスフィアナは、冷たい水に手を濡らしながら、早く大人になりたいと心の中で呟いた。
このまま叔父夫婦の元で暮らし続ければ、きっと自分はみすぼらしく人生をすり減らしながら生きていくことになるだろう。周りの大人に振り回されるしかない子供だから不幸から抜け出せないのだ。
そのときのためにも、今のうちから資金を蓄えておかねばならない。けれど、いくら宿の手伝いをしたところでロクに駄賃も貰えやしない。客からチップを貰うこともあるが、こんな場末の宿で燻っているような連中から貰える額なんて子供の小遣いのようなものだ。かといって、別の働き口があるわけでもない。
多少は成長したとはいえ、未だ子供の枠を抜けられないスフィアナが、まっとうな方法で稼ぐなど土台無理な話であった。
結局、スフィアナに切れる手札など一つしかないのだ。
*
夕刻を告げる鐘の音が街に響き渡る。
この時間帯になると、街の大通りには仕事が終わって家路につく者や、これから一杯引っ掛けにいこうとする者が次々と通り過ぎる。
叔母から客引きを言いつけられたスフィアナは、いつもと同じ通りの端から人々の流れる様子をじっと見つめていた。
無闇やたらと声をかければいいというわけではない。スフィアナが必要とする条件の揃った相手を選ばねば意味がないのだ。
そして彼女は人ごみの中に周囲を見回しながら歩く男を見つけた。
長いコートを身に纏い背には大きな荷物、ツバ付きの帽子をかぶり、がっしりとした顔つきで口には綺麗に整えられたひげをたくわえた、いかにも旅人といった装いの中年男だ。
ターゲットに狙いを定めたスフィアナは、頭を隠していた頭巾を脱ぎ捨てると髪を結っていた紐を解く。
背中に流れる夕日で輝く銀髪を指で梳いて整えると、スフィアナは軽やかな足取りで目的の男に近づき声を掛ける。
「ねぇ、おじ様、今夜の宿はお決まりかしら?」
突然声をかけられた男は、まず目に入った彼女の薄汚れた服装に眉をひそめたが、スフィアナの顔を見た途端に頬を緩ませた。
一見すると貧民の少女だが、よくよく見れば髪は白銀のように艶やかな光沢を放ち(それが自分の武器だと知っているスフィアナは髪の手入れを毎晩欠かさない)、その金色の瞳には子供らしからぬ品性を宿しており、まるで高価なドールがボロを着せられているようなチグハグさに男は興味を引かれていた。
「ああ、そうなんだ。お嬢さん、どこかいい宿は知っているかい?」
「でしたら、うちにいらしてくださいな、小さくてちょっと古い宿ですが、掃除は行き届いて清潔ですわ」
金を持ってそうな旅人は当然良い宿に泊まりたいと思うだろう、少なくとも叔父夫婦の宿は彼に釣り合わないだろう。しかし、それじゃあスフィアナも困るのだ。
「お願いよおじ様、お客さんを連れていかないと女将さんに怒られてしまうの。とっても恐いのよ、私の手をパチンと叩くの」
スフィアナは甘えるように男のゴツゴツとして大きな手を握ると手の甲を撫で付けながら身を寄せる。
「それは、困ったな……」
断りたいところだが、可愛らしく懐いてくる子猫を邪険にすることができない男に、いっそう甘えた声を出して懇願するスフィアナの瞳が一瞬妖しい暗紫色に光る。
「うちに泊まってくれたら、わたし、頑張ってご奉仕するわ、だから、ねぇおじ様、お願いよ」
「ああ……そうだな、そうしようか」
力なく男が頷くと、スフィアナは喜んで男のお腹に抱きついて頬をすりよせる。
「うれしいわ、優しいおじ様! さあ、こちらにいらして、宿にご案内しますわ」
こうして狙った客を捕まえることに成功したスフィアナは、男の手を引いて宿へと連れ帰るのだった。
【62話】欲情して勃起した肉棒をフェラチオさせるおじさん
長年の雨風に晒され染みの付いた宿の扉を開けば、今夜も呑んだくれの集う酒場の光景が広がる。
「女将さん、お泊まりのお客様をお連れしました」
スフィアナが男を伴って帰ってきたのを見た叔母は、面白くなさそうに鼻を鳴らした。小娘のくせして男をうまいこと引っ掛けるのが気に食わないのだろう。
しかし、彼女が上客を連れてくるおかげで宿に金が落ちるのも事実。叔母はすぐに接客用の笑みを顔に貼り付けた。
「ようこそいらっしゃいました。うちは料理が自慢の宿ですので、きっとお客様もおきに召しますよ」
女将の話を聞きつつも、男は店内の客層をちらりと見てから押し黙ってしまう。どうやら、今のところおきに召されていないようだが、それを察したスフィアナが、すかさず男の腕をとる。
「女将さん、お客様を奥のお部屋にご案してもいいかしら?」
「ああ、そうしておくれ」
奥の部屋、というのは、この宿では一番豪華な部屋のことである。(他の部屋に比べてマシという程度だが)
「さっ、行きましょう、おじ様」
「あっ、ああ……」
男は戸惑いながらも、スフィアナの笑顔を前にしては不満を言うのも憚られ、そのまま腕を引かれて連れて行かれるのだった。
そして、二人で目的の部屋に入ると、スフィアナは彼の着ていたコートを丁重に脱がしてやり、クローゼットに掛けると、ベッドに腰掛けている男の隣に座わり、微笑みかけて男の大きな手をそっと握る。
「ありがとう、おじ様が来てくれたおかげで、女将さんの機嫌も良くなったみたいだわ」
「きみが困っているようだったのでね」
そう言いながらも、なぜノコノコと彼女について来てしまったのか、男自身もわからないでいた。
「優しい方。ねえ、お礼をしたいのだけど、私にして欲しいことはあるかしら?」
スフィアナが手をさすりながら身体を寄せると、男は困ったように視線を宙に泳がせた。
「いや、私はそんなつもりじゃあ……」
否定をしながらもスフィアナの手を振り解けないでいることから、言い寄られるのはまんざらでもないけれど、子供に手を出すのを彼の倫理観が咎めるのだろう。
男が情と道徳の板挾みになって動けないでいると、スフィアナはベッドに上で膝立ちになって、男の頬にチュッとキスをした。
「ふふっ、おじ様は紳士なのね、素敵だわ」
それから何度も、ついばむように、柔らかな唇を押し当て、甘い吐息を吹き付けながら、可愛く出した舌を頬に這わせる。
「はぁ……んぁっ、ちゅっ……ぺろっ、レロッ……」
子供とは思えないスフィアナの艶やかな声色と妖艶な舌遣い、男は驚きながらも、頬を伝う濡れた感触にぞくぞくとしたものを感じて、身じろぎもできないまま、黙って少女の感謝を受け入れた。
スフィアナは口で愛撫をしながら、だんだんと体を移動させ、いつの間にか男の膝に跨って口の周りに舌を這わせた。
股間に男の勃起したペニスの硬さを感じながらも、気づかないふりをして、お尻をぐりぐりと動かすと、男が小さく呻き声をあげる。
「んはぁっ……れろっ、チュッ、ちゅぷっ……はぁっ……おじ様ぁ……」
甘ったるい声音で呼びかけながら、ピンク色の濡れた唇が、男のガサついた唇に重なろうとしたとき、男の腹から低い地鳴りのような空腹の音が響いて、スフィアナはピタリと動きを止めた。
「あらっ、先にお食事をしたほうがいいみたい」
クスリと笑って男から離れたスフィアナはささっと乱れた服を整える。
「酒場は騒がしいから、お食事はお部屋にお持ちしますわ、少しお待ちになって」
そう言って部屋から出て行ったスフィアナ。男はホッとしたような、けれど少し残念そうな顔でそれを見送ってから、ズボンの下で勃起したままのイチモツをどうにか鎮めようと苦心した。
しばらくして、スフィアナは湯気を立てる料理の載ったトレイを両手に持ち、腕にはパンとチーズ、そしてワインボトルの入ったバスケットを腕に掛けて戻ってきた。
スフィアナによって料理の配膳された机の前に座った男は、空腹を満たすため、さっそく料理に手をつける。
カリッと焼かれた表面にてりのあるソースが塗られた鳥は噛めば肉汁と香辛料の香りが溢れ出し、野菜のシチューは素材の甘みが染み渡る、他にもパンとチーズ、そして上等なワインも付いていた(この宿では滅多に出ない贅沢な料理と酒は、少しでも多く儲けようと叔母が用意したものである)
期待していなかった料理が予想外に美味だったことに驚きながら、男は次々と料理を口に運ぶ。
顔と性格の醜い叔母だが料理の腕は存外に悪くない。そのおかげで、なんとか宿は潰れずに持ちこたえているのだ。
食事を終えて人心地つく男の元に、今度はお湯の入った桶を持ったスフィアナがやってくると、まずは別の桶にお湯を分け、男の靴を脱がせてから、お湯に浸った足をもみ洗いする。
「次は身体を拭きますね」
「そんなことまで、してくれるのかい?」
「おじ様にだけ、特別」
自分だけという言葉に気分をよくした男は「それならば」と任せることにした。
スフィアナは男の服に手をかけると、胸元のボタンを外してシャツを脱がせ、裸になった上半身を湯でしぼったタオルを使って絶妙な力加減で拭ってゆく。
男は気持ちよさそうにしているが、あらかた拭き終えたところで「次はこっち」と、スフィアナがズボンと一緒に下着まで脱がそうとするので、慌てて手を止める。
「そこもキミが拭くのかい?」
「でないと気持ちが悪いでしょう?」
「しかし……」
「大丈夫ですわ、お任せになって」
「あぁ……」
観念した男が下も脱いで全裸になると、スフィアナは気にする素振りも見せず、下半身にタオルを押し当てる。
歩き通しでくたびれた脚を労わるように拭いてもらい、気持ち良さそうにする男だったが、スフィアナの手が股間へと伸びても陰茎には直接触れず、ももの付け根をなぞりながら周りを往復するばかりだ。
「ぅっ……」
じれったい動きに気を揉みながらも、男は自分から触ってくれとは言い出せない。けれど、スフィアナの手が竿や玉袋を掠めるたびに、ソワリとした刺激が伝わってきて、それに反応したペニスが首をもたげてしまう。
「あら、ふふっ」
「いや、これは……」
「意地悪してごめんなさい、ここもちゃんと拭きますわ」
スフィアナは両手でペニスを持ち上げると、玉袋の裏側を優しくさするように拭いてから、竿をタオルで包んでコシコシと擦ってやる。
すると、刺激に反応したペニスはどんどん膨らんで、天井に向かってそそり立ってしまった。
「まあ、たいへん、こんなに大きくなって……どうしましょう」
わざとらしく困ったふりをしながら、スフィアナが勃起したペニスに顔を近づけて、フゥッと息を吹きかける。
「うっ……っ」
「おじ様のオチンポ、とっても苦しそうだわ。ねえ、どうして欲しいか、おっしゃって?」
男は迷ったが、少女の柔らかな唇がいまにも肉棒に触れそうになっているのを見て、もう我慢はできなかった。
「きみの舌で、舐めておくれ」
男がそう言うと、スフィアナは黙ってピンク色の可愛い舌を出して、肉棒の裏を舌でペロリと舐めあげた。
「あぁッ!」
続けて竿の根元に舌を当てると、つぅっと、舌先で舐めあげていき、先っぽにキスをして、舌でカリ首を舐めまわした。
「んっ、ちゅぴっ、レロッ、れぇっ……ちゅっ、れるっ……」
まるで飴を舐めるかのように、とても年若い娘とは思えない卑猥に絡みつく舌使いによって、男の理性はみるみるうちに溶かされてゆく。
【63話】フェラチオで口内射精したザーメンをごっくんする娘
スフィアナは男の勃起したペニスを優しくさすりながら赤黒く膨らんだ亀頭に唇を押し付けると、そのまま口の中へと誘い、呑み込まれた亀頭が熱くヌメった唾液に包まれる。
「んっ、れろっ、んふっ……れちゅ、れろッ、んぷっ、ふぅんっ……」
ぬめった舌がカリ首にねちょりと絡みつき、男は先っぽが溶かされるような快感を味わいながら、ペニスをしゃぶる少女を信じられない気持ちで見つめた。
女と呼ぶにはまだ幼さが抜けきれておらず、触れるのを躊躇ってしまう程の見目麗しい少女が男の肉棒を咥えている姿は罪悪感を覚えてしまうというのに、その見た目にそぐわない、ねっとりとした舌使いは男の感じる箇所を的確に突いてくるではないか。
「んっ、ちゅぷ……れちゅ……はぁっ、おじさま、キモチいい?」
「ぐっ、ぁぁっ……」
チロチロと舌の腹でペニスをねぶりながら上目遣いで尋ねてくるスフィアナは、男が肉棒から伝わる快感を堪える様子を見て微笑むと、今度はより深く肉棒を咥えながら頭を前後に動かし始めた。
スフィアナの小さな口では勃起したペニスの半分を咥えるのが精一杯ながらも、ちゅぽちゅぽと卑猥な音を立て肉棒が口内を出入りするたびに、柔らかな唇がカリ首に引っ掛かる。
「んっ、ちゅぽっ……ふぅっ……れろッ……んふぅっ」
子供とは思えない口淫がもたらす刺激に男は息を吐きながら唸り声を漏らした。
気持ち良さもさることながら、小さな口で精一杯に大人のペニスをしゃぶる少女の姿が男の情欲を掻き立て射精感を昂らせる。
「ああ、だめだ……口を離してくれ、もう出てしまいそうだ」
「んっ、ちゅぽっ、じゅっ、じゅぼっ」
男はいったんペニスを口から引き抜こうとしたが、スフィアナが顔を離さずに口の中でペニスをしごきながらキツく吸い込んできたせいで、込み上げてきた精液を抑えきれずに射精してしまう。
ドクッ! ドプッ! ドクッ! ビュルッ!
「ンンッ! んっ、んぐッ……んゥッ!」
旅先で処理ができずにいたせいで精巣に溜め込まれていた精液が口内に勢いよく迸る。
スフィアナは苦しそうにうめきながらも、亀頭からドクドクと流れ出る白濁液を溢さないよう口の中で受け止めた。
ドロリと粘ついた精液が放つ濃密な青臭い匂いが口内に充満し、吸い込んだ息と共に気管を通って鼻の奥まで届くのを感じながら、射精が終わり男が大きく息をついたのを見てから、唇を窄めて媚びりついた精液をこそぐようにして、チュポッと口からペニスを引き抜いた。
スフィアナはモゴモゴと口を動かしてから口を開き、口内が粘ついた多量のザーメンで白く染まっている様を男に見せつけた。
そして、また口を閉じ、コクンと喉を鳴らして口の中の精液を嚥下した。
「んッ、はぁっ……おじさまの精液、ドロドロしてすごく濃くて、喉に詰まっちゃいそう」
スフィアナは悪戯な笑みを浮かべると、男の股間で勃起したままのペニスを撫でる。血管が浮き出た陰茎は少女の唾液にまみれ、表面を濡れ光らせながら硬く反り返っている。
「どうしましょう、おじさまのオチンポ、まだこんなに硬いままだわ。もういちどお口に出したほうがいいかしら?」
「いっ、いや……」
男がなにを言い淀んでいるのかスフィアナには分かっていた。今すぐこの勃起したペニスを膣内に挿入したくてたまらないのだということを理解しながらも、あえて分かっていないフリをする。男が欲望に負けて自ら動くことを待っているのだ。
「それとも、もうお休みになられるのでしたら、私は出ていきますわ」
「待て、まってくれ」
男は立ち上がろうとするスフィアナの手を縋るように掴むと、そのまま腕の中に引き寄せ羽交い締めにする。
「あんっ……おじさま、どうなさったの?」
欲望に負けた男は、抵抗する素振りを見せず腕の中に収まっている少女の首筋に顔を寄せて息を吸い込んだ。
鼻腔に広がるミルクのような甘い香りの中に微かな女の匂いを感じとり、勃起したペニスが激しく疼く。
後ろから回した手が服の上から少女の乳房に触れると、手の平にぷっくりと丸みを帯びた乳房の膨らみを感じた。
男は辛抱できずに胸元の留め紐を解いて服の隙間から手を差し込み、スフィアナの体をまさぐった。
驚くほど滑らかな肌触りと指を押し返す瑞々しい弾力。少女から女へと成長する最中の乳房の感触に男は魅了される。
発育途中にある娘の青さと甘さが混じり合った肢体、いったいどんな味がするのだろうか。男は興奮しながらも慎重な手つきで少女の体を隠す邪魔な服を脱がせてゆく。
ブラウスとスカートがベッドの下に脱げ落ち、恥部以外隠すものが取り去られたスフィアナの姿を前にした男は、彼女のあまりにも美しい裸体に感動すら覚えた。
世の中の女は着飾ることで美しくなろうとするが、スフィアナの場合は薄汚れた服を脱ぎ捨てることで、彼女の生まれ持った美しさを取り戻すことができるのだった。
「ねえ、おじさま、これは脱がしてくれないのかしら?」
恥じることなく裸を晒すスフィアナが最後に残した股間を覆う布切れを指でなぞると、男は期待と興奮に息を呑みながら腰の留め紐に指をかけ、ゆっくりと引き抜いた。
留めるものがなくなったショーツが、するりと股から脱げ落ちる。
一糸まとわぬ姿となったスフィアナを飾るのは美しい銀の毛並みの獣耳と尻尾だけ。蕾のようにほんのり膨らんだ乳房、桃色の乳首、綺麗な丸みを描く白い尻、ぴったりと閉じた陰部のワレメ。
芸術的ですらある裸体を前にして触れるのを躊躇っている男に、スフィアナは微笑みかける。
「好きなようになさって、今の私はおじさまだけのモノよ」
少女の許しを得たことで、男の欲望を止めるものはなくなった。
ベッドに押し倒され仰向けになったスフィアナが無防備に股を開いて男に恥部を見せつけると、その先を隠すようにピッタリと閉じた割れ目に男が勃起したペニスを擦り付ける。
「あぁっ……んっ、はぁっ……」
鈴口からガマン汁が垂れ落ち、それが潤滑液となって肉唇の隙間をペニスが往復すると、クリトリスを擦られる甘い痺れを感じてスフィアナが切なげに喘ぐ。
肉棒でワレメを擦られているうちに、彼女の膣から分泌された蜜液が膣口からトロリと流れ出して秘部を濡らした。
快感の昂りによって頬を紅潮させたスフィアナが両手を使ってワレメを広げると、内部ではピンク色の秘肉がトロトロと愛液を滴らせ、オスのペニスを待ちわびてヒクついていた。
【64話】娘は娼婦となって今夜もお勤めする
亀頭がワレメの中に埋没すると、肉棒は狭い膣口をこじ開けながら少女の膣内に侵入すると、スフィアナはシーツを握りしめながら、お腹に異物が入り込んでくる感覚に小さく呻き声を上げた。
「んッ……はぁっ、ぁァッ……! おじさまのオチンポが、中に入って……んぅっ」
挿入した途端、男のペニスは熱くヌメッた膣肉によってぎゅッと締め付けられる。
「ぐぅッ、なんてキツい穴なんだ……このまま挿れたら壊れてしまいそうだ」
「いいの、来て……おじさまのを奥までちょうだい」
チンポが押し返されそうになるぐらい狭い肉壺の感触に戸惑いながらも、男はスフィアナの言葉に従い、そのままゆっくりと腰を落としてゆく。
肉棒がみっちり詰まった膣肉を掻き分けながらヌプッと奥に向かって潜り込む。ツブツブした膣壁に肉棒が擦られると、男は痺れるような快感に「おぉッ……」と体を震わせる。
やがて先端が子宮口に到達すると、熱くうねる柔肉がみっちりとペニスに絡みつき、男は今まで経験したことのないキツい膣の味に感動した。
「あァッ……見てぇ、私のおマンコ、おじさまの太いおチンポを呑み込んでじゃってるわ」
子供とは思えない艶やかな声で男にささやきながら、スフィアナは結合部を指でなぞる。
硬く勃起した太いペニスが子供の小さなマンコに挿入されている様はあまりにも不釣り合いである。
まるで肉棒で幼い体を串刺しにでもしているような光景に、男は若干の躊躇いを覚えながらも、不道徳を犯すことでしか得られない禁じられた蜜の味に魅了されていた。
「きみはなんてイヤらしい娘なんだ、こんな小さななりをして大人のチンポで感じるなんて! 見ろっ、私のチンポを咥え込んで放さないじゃないか!」
抜こうとすれば引きずられた膣肉のヒダがペニスをしごいて、男を更なる快楽の渦に引き摺り込む。
「ぐぅッ! なんてキツさだ、そのくせ膣内は熱く蠢いて……ッ!」
男は肉棒を入り口まで引き抜くと、快楽を求めて勢よく膣奥にねじ込んだ。
「ひあァッ! あっ、あぁっ……おじさまのオチンポが、奥に当たって、んんゥッ!」
遠慮なく挿入されたペニスが子宮口にズンっとぶつかると、お腹の中に響く衝撃にスフィアナが悲鳴を上げる。
しかし、その声は肉壺を犯される快感に悦んでいるような甘い悲鳴だった。
「悪い子だ! そんなイヤラしい声を上げて、大人のチンポで犯されるなんて、とんだ淫乱娘じゃあないか!」
「ひぁッ! あっ、あぁッ……キモチいいのぉ……おじさまのオチンポ、もっとちょうだぁぃ」
顔を赤らめながら、潤んだ瞳で懇願する少女の淫靡な姿に興奮した男は、幼い体を抱きすくめながら、躊躇なく腰を打ち付けて犯し、彼女の膣の味に酔いしれた。
ひと突きするたび、スフィアナが漏らす悲鳴ともつかない喘ぎ声が男を狂わせる。
そしてスフィアナもまた、セックスの快感に身を委ねていた。
太い肉棒で膣肉を抉られる快感、亀頭で奥を突かれたときの子宮の疼き、体を駆け巡る絶頂の悦び。
性を受容し男を誑かす。もはや何も知らずに男に犯されてしまった、あの頃の少女ではないのだ。何人もの男と寝て、どうすれば男が喜ぶのかも心得ている。
彼女が淫らな悲鳴を上げるたびに男は興奮し、今度はスフィアナを四つん這いにさせると、後ろから尻肉を掴んで獣のように犯した。
小さなお尻に男の股間が叩きつけられるたびに、パンパンッと音を鳴らして瑞々しい尻肉が揺れる。
「あッ、あッ、あァッ!」
「そらっ、どうだ! 奥まで届いてるのがわかるか!」
初めは紳士的だった男も、今や熱狂に呑まれ、欲望のままに荒々しくスフィアナを犯す。
「あァッ、だめぇっ……! そんなにされたら、ひぅっ! わっ、わたし……もうッ!」
「あァッ! もうイキそうだ! 中でっ、中で出すぞッ!」
「んんッ……! おっ、おじさまの熱くてドロドロした精液、欲しいのぉ……子宮の中にいっぱいちょうだぁいぃ」
「ああ! いいぞっ! お前の中に私の精液を注いでやるからな!」
甘えるような声で囁き、健気に従順に望む反応をしてやれば男はころっと落とされる。
スフィアナは腹の中で暴れる肉棒の硬さを感じながら、膣を締め上げて男を射精へと導く。
やがて我慢できなくなった男は精巣に残っている精液を出し切る勢いで、ドクッ!ドクッ!と少女の膣内に大量の白濁液を射精した。
「ひあァッ! 出てるっ! お腹の中におじさまの妊娠精子出てるのぉっ! んンッ! アッ、ああアアァッ!!」
亀頭から噴出するドロドロのザーメンが子宮に注ぎ込まれるのを感じながら、スフィアナも快楽に身を委ね、ガクガクと体を痙攣させながら絶頂する。
中出しされたのは、この男でいったい何人目になるのか、もはや数える気も起こらない。子宮にオスの精子が群がるのを感じながらも、そこにはなんら感慨もなく、スフィアナは絶頂の余韻に浸った。
相手を射精させた後は簡単だ。ベッドに横たわる男の胸に顔を押し当てながら、程よく嘘の混ざった身の上話をしてやれば、同情した男は宿代よりもずっと多い貨幣をスフィアナの手に握らせる。
パッと花が咲いたような笑顔で喜んで見せてから、唇にお礼のキスをしてやれば、男は満足したまま眠りにつく。
一仕事終えたスフィアナはベッドから抜け出し、股から溢れてきた精液を拭い、身なりを整えてから部屋を出ると、まずは自分の部屋に戻った。
そしてベッドの下に潜り込んで床板を外すと、床下の奥に手を入れて隠している皮袋を取り出した。
ずっしりと重たい袋の中には今までの稼ぎが詰まっていた。彼女がまともに稼ごうとしたら何年もかかる額が、数回男と寝るだけで稼げてしまうのだ。
これは、この家を出ていくときのための資金である。あと数年したらこの家を出ていくときのために、スフィアナは今日の稼ぎも袋の中に入れると、また床下に隠して蓋をした。
それから1階の酒場に戻ると、抜けたスフィアナの代わりに叔父がせっせと配膳をしている姿が目に入った。
彼女は厨房からこちらを見ている叔母に近づき、ポケットから一握りの貨幣を取り出して叔母に手渡す。
「お客様からのチップです」
「ほぉ、そうかい。今日の客は随分と羽振りがいいみたいだねぇ」
「ええ、そうね」
探るような叔母の視線を躱して、スフィアナは酒場の仕事に戻った。
叔母はスフィアナが客と寝ていることに気づいていた。
ガキのくせに売春婦の真似をして、とんでもない娘だと内心では侮蔑しているものの、最近ではスフィアナが連れてくる客が宿の貴重な収入源にもなっているし、こうしてお零れも渡しているので見逃されている。
しかし、強欲な叔母がいずれスフィアナの金を盗もうとするのは目に見えているので、ああして叔母の太い腕では届かない床下に隠しているのだ。
(ふんっ、意地汚いったら)
逞しくなったぶん、ちょっと口も悪くなったスフィアナは心の中で毒づきながら、今夜も酒場を駆け回るのであった。
【65話】近所のお姉さんがおじさんとエッチしてるのを見てしまった彼
高く昇った太陽が青い空から街を照らす昼下がり。
宿泊客の居ない宿は閑散としており、準備中の薄暗い酒場ではスフィアナがひとり慣れた手つきで掃除をしていた。
テキパキと床にモップを掛け、テーブルを拭き、窓を磨き、そして最後にまとめたゴミを店の裏手に捨てる。
一通りの掃除を終えると、後は客が入り始める夕方まで自由に過ごすことができる。
そうした空き時間の大半を彼女は教養を身につけるために本を読んで過ごしていた。
もちろん貧乏な叔父夫婦が買い与えてくれる訳がないので、これは宿に泊まった”優しいおじさま”から貰ったものや、客から稼いだ金の一部をはたいて自分で購入したものである。
彼女が本を読むことができるのも、以前の暮らしで読み書きなどの基礎を学んでいたお陰だった。この辺りで暮らす家庭には子供の教育に回す余裕などなく、大抵の子供は親の仕事を手伝わされるか、ほったらかしにされているので、文字を読むこともできない。
叔父夫婦の元で不便な暮らしをすることで自分以外に頼れるものはないと自覚した彼女の精神は逞しさとしたたかさを手に入れた。
だからスフィアナは今できることをなんでもする。
勉強もするし、裁縫や炊事も出来るようになった、生きるためには、もはや汚れた体を男に売ることも厭わない。
スフィアナは店の裏手に出ると日差しを遮る木陰の根本に腰掛けながら、読み途中の本をめくる。
今読んでいるのは貴族の恋物語だったが心の深い場所に男に対する不信感を植え付けられてしまったスフィアナからは、お姫様を夢見るような純真さはとっくに失われている。
(メイドとしてなら、どこか大きな屋敷で雇ってもらえるかしら?)
彼女は将来の働き口を現実的に考えるのだった。
スフィアナがぼんやりと思想に耽っていると、遠くから自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
声のする方を振り向くと、スフィアナに向かって手を振りながら駆け寄ってくる人影。
それは近所に住む鍛冶屋の息子のリックだった。
リックはスフィアナよりも背が低く、生え変わりの始まった歯抜けの口を開けて無邪気に笑っている。
男を惹きつけるスフィアナの魅力がまだ理解できないほどに幼く、だからこそ彼女も余計な気を使わないですむので、リックを邪険にせず姉のように面倒をみていた。
「また一人で遊んでいるの?」
「うん! とーちゃんが外で遊んでろって」
リックもまた家庭環境には恵まれていなかったが、このあたりに住んでる子供はみんなこんなものである。
リックがニコニコしながらスフィアナに手の平を見せると、そこには握り拳ぐらいの大きさの焼き菓子が乗っていた、菓子というよりもパンに近いものだったが、それでも彼に幸福を与えるには十分である。
「どうしたのそれ?」
「教会で貰ったんだぁ」
教会は貧しい人のために炊き出しをしたり、たまにこうして菓子を配ったりもする。立派なことだと思いながらも、教会という単語を聞いたスフィアナは眉をひそめた。
「スフィアナも貰ってきなよ」
「私はいいわよ」
「なんでさ?」
「教会って好きじゃないの」
「ふ〜ん、教会嫌いは悪い子なんだよ?」
「そうね、私は悪い子だわ」
リックは菓子を半分に千切って片方をスフィアナに差し出した。
「半分あげるよ」
「私はいいわよ、あなたが全部食べなさい」
「そっか」
リックは遠慮なく菓子を頬張りながら顔をほころばせる。
「あなたは幸せそうでいいわね」
「スフィアナはあんまり笑わないよね」
「あら、私だって笑うわよ、ほら」
お客を相手にするときの綺麗な笑顔を披露してやるが、リックは変なものを見るような顔をした。
「なんか変だよ」
「うるさいわね」
二人がそんなやりとりをしていたら、宿から出てきた叔父が小声でスフィアナを呼びながら手招きした。
そういえば最近は”犬に餌をやってなかった”ことを思い出したスフィアナは、ため息をついて立ち上がるとリックの頭を撫でた。
「ごめんね、用事があるから行かないと」
「わかった、ばいばいスフィアナ」
「ええ、またね」
そう言って叔父と一緒に納屋の方へと向かうスフィアナを見送りながら、リックは残りの菓子をもぐもぐと頬ばった。
それからしばらく手持ち無沙汰にしていた彼だったが、ふと思いついてスフィアナと叔父が消えた納屋へと向かった。
別に何を疑った訳ではなく、ただちょっと面白そうだからという好奇心に突き動かされたリックは、納屋の裏手に回り込むと、壁際に置かれた木箱によじ登って外から小窓を覗き込んだ。
すると、ちょうど見下ろす形でスフィアナと叔父の姿が目に入った。彼の目に映ったのは、その場に立ったまま動かないスフィアナと、彼女の前にしゃがむ叔父の姿であった。
(なにしてるんだろう?)
疑問に思ったリックだったが、よく目を凝らして見ると、スフィアナはスカートを両手でたくし上げており、叔父は晒された彼女の股間に口を付けているようだった。
その行為にどんな意味があるのか彼には理解できなかったが、どうしてか目を離すことができず、その光景をじっと見つめた。
ベロベロと彼女の恥部を舐める叔父はまるで犬のようで、小屋の中から漏れてくるスフィアナの艶やかな喘ぎ声を聞いていると、彼は訳もわからず下半身がムズムズするのを感じた。
(なんだこれ、変な感じ……)
精通もしていない彼にはそれがなんなのか分からなかったが、これ以上見ていたらいけない気がして、モヤモヤとしたものを抱いたままその場を逃げ出したのだった。
*
そして次の日、また木陰で本を読んでいたスフィアナの元へリックがやってきた。
けれど、いつもと違って妙にソワソワしている彼の様子に、スフィアナが怪訝な顔をする。
「どうしたの? 何か嫌なことでもあった?」
「えっと、その……」
このとき彼がスフィアナに昨日の出来事を尋ねたら、彼女はどんな反応をしただろうか?
素知らぬ顔でシラを切っただろうか。それとも彼の口止めする代わりに性の手ほどきをしてやっただろうか。
けれど、リックは聞いたらいけない気がして、途中まで出かかった言葉を飲み込んだ。
「ううん、なんでもないよ」
「そう? ほら、また顔を汚して、こっちにおいで」
「うん……」
遊んでいる時についた土埃を拭ってもらいながら、姉のように優しく接してくれるスフィアナが、あのときはまるで別人のような顔をしていたことを思い出す。
(なんだろう、ドキドキする)
彼はその感情の正体を知らないまま、それ以降もスフィアナと叔父の秘事をこっそりと覗き見るようになったのであった。
【66話】お姉さんにチンコをフェラチオされて口内射精する童貞
さて、スフィアナが娼婦まがいの行為でコツコツと稼いだ金が革袋一杯になり、もはや独り立ちするのに十分すぎる額が貯まった頃、幼さが抜け切れていなかった彼女の体は時間の流れによって一人前の女へと成長していた。
スラリと伸びた手足、か細かった肢体はふっくらと柔らかな肉が付き、胸元では豊かに実った乳房が窮屈そうに服を押し上げ、細い腰付きとは裏腹に大きくまあるい尻が魅惑的な曲線を描く。
変わったのは体つきだけではなく、流れる銀髪は艶と輝きを増し、美しい毛並みの耳と尻尾はそこら辺の女には真似できない気品を纏っていた。
もはや、いくら彼女が目立たないよう気をつけても、後ろ姿だけで男の視線を釘付けにしてしまう。
酒場にたむろする男共の視線で身体中を舐めまわされるような感覚に辟易しながら、スフィアナはここでの暮らしも潮時だと考えていた。
粗野で低俗な連中ばかりが住まうこの地において、スフィアナの美しさはあまりにも目立ちすぎる。それはゴミ溜めに落ちている宝石のようなもので、よからぬことを考える悪漢にいつ狙われてもおかしくなかった。
実際、今までもしつこく付きまとわれたりしたことは何度もあったのだ。大事にならず済んでいたのは奇跡的である。
独り立ちのために準備をしてきたスフィアナだから、とっくに移住先の目星もつけている。ここから馬車を乗り継いで何日も掛かる遠方に大きく発展している都市がある。そこで家を借りて仕事を探すつもりだ。
もはや、彼女がこれ以上この場所に留まる理由はなかった。フィアナは早速、叔父夫婦に家を出て行くことを告げた。
案の定、叔母は全く引き留める素振りも見せず「ああそうかい、せいせいするよ」といった態度に対して、叔父は内心スフィアナに出て行って欲しくないと思いながらも、叔母の反感を買うのを恐れて何も言えないでいた。
余談だが、スフィアナは叔父が最後に体を求めてくるかと思ったいたのだが、結局、叔父は一度としてスフィアナと性器で繋がろうとはせず、ひたすらに彼女の蜜を舐めることしかしなかった。
最後の情事でも、それはもう別れを惜しむように涙しながら、ベロベロと彼女の恥部を舐め続けたのであった。
スフィアナはこの街に未練などない。出会った男たちとは体の繋がりしかない。
スフィアナを気に入って何度か宿に来た”おじさま”も居たが、それだって男にとっては所詮、旅の途中で出会った娼婦との火遊びでしかないのだ。
もっとも、一時的な繋がりだったからこそ上手くいった側面もある。もしも心の底から彼女の魅力に囚われてしまえば、その男は破滅するしかないのだから──。
*
整理するほど物もなかったスフィアナは少ない荷物をまとめ終え、後は家を出るだけだけとなった。
(ここを出れば、私は自由になれる……)
男によって悲惨な目に遭わされ、引き取られた家では男に体を売ることでしか稼ぐことができなかった。人生を壊した男を嫌悪しながらも、男がいないと生きていけない無力な女。
そんな自分とは決別したかった。
だから街を出ていくことはスフィアナにとって新たな人生への第一歩なのである。
ただ、気がかりが一つだけあった。この街でたった一人の友達であるリックの存在だ。
何も告げずに出ていくのは忍びない。
しかし、自分が女として成長したように、幼かった彼も思春期を迎え性に目覚めていることを彼女は知っていた。
きっと別れを告げればリックは胸に秘めた気持ちを告白するだろう。
スフィアナは少し悩んだけれど、リック会うことにした。
そして想像した通り、別れを告げられたリックはスフィアナに抱きついて気持ちを吐き出した。
愛の告白というにはあまりに幼稚で、成長したとはいえ背丈は彼女の胸の高さしかない。
それでも、彼の中に”男”の存在を感じたスフィアナは彼の告白を聞いて────酷く落胆した。
(可哀想に……この子も男になってしまったのね。私がおかしくしてしまったんだわ)
哀れなことに、スフィアナには恋心というものが理解できなかった。
リックが自分のことを想っていることは理解できるけど、彼女にとってそれは発情の延長でしかない。
欲情に狂った父親に純血を奪われ、背徳に歪んだ神父に穢され、嫉妬に狂った母に首を締められたあのときから、心の一部は壊れたままだ。
いくら体を重ねても男を好きになることはないし、リックの純粋な気持ちが正しく伝わることもない。
けれど、そんなリックを不憫に思ったスフィアナはせめて何かしてあげようと、彼の手を取って叔父との密会に使っていた納屋へと連れていった。
そして、動揺するリックの前で胸元を広げ、たっぷりとした乳房を露わにした。
母親の垂れ下がった乳とは全く違う、滑らかで柔らかい丸みを帯びた彼女の乳房を間近で見たリックは、戸惑いながらもズボンの股間を膨らませてしまう。
スフィアナが慣れた手つきでリックのズボンを脱がし、パンツを下ろすと、露出したペニスはまだ小さくて先っぽまで皮を被っていたけれど、ピンと上を向いて勃起していた。
「私とこうしたかったのよね?」
「ちっ、ちがうよスフィアナ、ぼっ、ぼくは……」
「いいのよ、これは今まで仲良くしてくれたお礼」
「そっ、そんなっ、違うよ! やめっ……あッ、ぁぁァッ!?」
リックが何か言おうとする前に、スフィアナの口が勃起したペニスの先端をくぷりと咥えた。
「んっ、ちゅぷっ、れろっ、くぷっ、ちゅぽっ……」
小さなペニスを根本までぱっくりと呑み込んだスフィアナは、唇と舌を使って優しく亀頭に被っていた皮を剥いてやる。
普段は皮に隠れているせいで、剥き出しになった亀頭は刺激に慣れておらず、口内で熱い唾液に浸かりながら、ねっとりとした舌を這わされると、それだけで亀頭から痺れるような刺激がペニスを駆け抜ける。
「うあぁっ! なっ、なにこれっ! ひぐぅっ!」
まだ自慰もしたことがなかったリックは突然襲いかかってきた未知の刺激に翻弄されながらも、オスの本能によって精巣から精液がこみ上げてくる。
「んっ……ちゅぷっ、れろっ、れろぉっ」
「あぁっ! だめだよぉっ、なんか、でっ出ちゃうっ! ううぅゥッ!」
ビュルッ! ビュッ! ビュルルッ!
初めて女の口にチンポを咥えられたリックが、その舌技で何人もの男を射精させてきた口淫に耐えられるはずもなく、あっというまに小さなペニスから精液をほとばしらせた。
精通したての精液を口の中で味わいながら、スフィアナはそのまま唇でやんわりとリックのペニスをしごいてやる。
「んっ、ちゅぽっ、ちゅぷっ……ふっ、んんっ、れるっ、ちゅっ、ちゅぽっ、じゅるっ」
「はひぃっ! あひぃぃっ! ひいぃぃっ!」
射精しながらも、スフィアナのねっとりと柔らかい唇と舌でペニスをしごかれ続けたリックは、頭が真っ白になるような快感に翻弄されながら尿道に残っている精液まで搾り取られると、ついにはショックで泣き出してしまった。
しかし、彼の気持ちとは裏腹に、彼女の唾液に塗れたペニスは勢いよく勃起したままだ。
「どうしたの? 泣かないで、ほら、こっちにいらっしゃい」
スフィアナに抱き寄せられ、おっぱいに顔を埋めたリックは、柔らかい温もりに包まれながら無意識に腰を動かして勃起したペニスをスフィアナ股に擦り付けていた。
「おちんちんが苦しいのね? ほら、ここよ、私のおマンコに勃起したおちんちんを挿れるのよ」
どうしていいか分からないリックを導くように、スフィアナはペニスを指でつまんで先端をワレメに当てがう。
小さな亀頭は難なくワレメの隙間から中に潜り込み、そのまま膣口に向かってズップリと沈でゆく。
「んっ、そうよ、このままいらっしゃい」
スフィアナがリックのお尻を掴んでぐいっと引き寄せると、小さな勃起ペニスはあっさりとスフィアナの膣内へと呑みこまれた。
「ひぐぅっ! あっ、あひぃぃぃッ!!」
ドピュッ! ビュルッ! ビュルルッ!
口内よりも遥かに熱く卑猥にうねる膣肉にペニスを締め付けられ、射精したばかりのリックは挿入した直後に彼女の膣内に精液を迸らせるのだった。
【67話】お姉さんに筆下ろしされた童貞はアナル攻め連続射精で精液を搾り取られる
絡みつく膣肉に咥え込まれたリックのペニスは二度目の射精にもかかわらず、先っぽからビュルビュルと大量の精液を吐き出した。
膣肉は迸るザーメンを搾り取るかのようにニュルニュルと収縮しながらリックの精子を膣奥の子宮に呑み込もうとする。
「ひぐぅッ!? あッ! あアァァッ あぅぅッ!!」
オナニーすらしたことがなかった彼にとって初めて味わうメス穴の快楽は強烈すぎた。しかも、幸か不幸かその相手がスフィアナなのだから、挿れただけで射精させられてしまうのも仕方がないことだ。
大の男でもあっという間に絶頂させられてしまう彼女の卑猥な膣肉は、射精が終わって大人しくなったペニスに絡みつき、休む暇も与えず容赦無く扱きあげる。
「うぁぁァッ!? ニュルニュルしたのにチンチンが吸われて……ッ! ひぐぅッ! ウぐぅぅゥッ!!」
射精で敏感になったペニスは刺激を増幅し、リックは濁流のごとく流れ込む快楽に耐え切れず悲鳴を上げた。
小さな壺に大量の水を注いだら溢れ出してしまうように、許容を超えた快楽の奔流に呑まれたリックはなす術もなく更なる絶頂へと追い立てられる。
「ひィぃぃッ!? あひぃぃぃぃッ!! ひぎぃぃぃいぃィィッ!!」
ビュルルッ! ビュルッ! ドクッ! ビュルルッ!! ドビュルッ!!
快楽の暴力で頭の中をぐちゃぐちゃに掻き回されながら、リックはまるで感電したかのようにビクビクと体を痙攣させチンポの先から精液を噴き出した。
「んひぃぃ……んっぉぉ……ぁひぃぃ……っ」
リックは頭が痺れてまともに体を動かすこともできなくなっている。
それなのに、スフィアナの膣内でペニスが締め付けられると、刺激に反応してビクンッビクンッと体が痙攣している。
本人の意思を無視して一方的に送り込まれる快楽で強制的に射精させられる姿は、もはやセックスではなく精の搾取であった。
そして、これだけ射精しながらも彼のペニスは一向に萎える様子もなく、スフィアナの膣内で硬く勃起したままなのである。
スフィアナを抱いた男は皆おかしくなる。彼女の毒が男を狂わせてしまう。
「んッ……まだ膣内で硬いままだわ……いけない子ね」
腹の中にリックの硬いペニスを感じながら、スフィアナは豊満な胸に彼を抱きしめる。
「んひぃっ……ふぅぅ、ぅぅっ、スフィアナぁ……っ」
涙を流しながら縋るように名を呼ぶリックに彼女は優しく微笑んだ。
「大丈夫よ、おチンチンに溜まってる精液は私が全部出してあげるから」
スフィアナはリックの背中に回していた手で彼のお尻を撫でると、玉袋をやんわりと揉みしだく。
「んひぃぃっ!!」
「ほぉら、おチンチンがお腹の中でビクビクしてるわ」
大勢の客と交わった経験により、彼女はこの歳にしてどこを攻めれば男が悦ぶのか熟知していた。
そして、スフィアナはもう片方の手に股間の愛液を絡めると、そのヌメついた指を彼の尻穴にズプリと差し込んだ。
「んあぁぁァッっ!? あぅっ! なにっ、コレっ!? ひぐぅぅぅゥっ!!!」
未体験の快楽にリックが悲鳴を上げる。
ヌポヌポとアナルに指を出し入れされながら、膣内のペニスは肉ヒダで容赦なくしごかれる。前と後ろ同時に想像を絶する快楽が襲いかかる。
「あひぃイィッ!? やめてぇっ! おしりが変になっちゃうよぉぉッ!」
スフィアナのしなやかで綺麗な指が尻穴にズプッと沈み込むと、ペニスをシゴかれるのとは違う得体のしれない快感が体を駆け巡り、リックは口から涎を垂らしながら悲鳴を上げた。
「ほら、こうされるとおチンチンがムズムズするでしょう?」
膣内でペニスが脈動するのを感じながら、スフィアナは彼を更なる快楽の淵へ誘おうと、尻穴に挿入している指を付け根までズブリと埋没させる。
「ひぎッ!!?」
そして、内部で指を曲げ、チンコの付け根を内側からグリッ!と強く押し込んで前立腺を刺激すると、それが引き金となってリックの意思とは無関係に睾丸の中から精液が逆流して強制的に射精を促す。
「んぉほぉぉォォッ!!! あひぃぃぃぃぃィィッッ!!!」
ビュルルッ! ビュクッ! ドビュッ! ドクッ!
もはやそれが気持ちいいのかすら、彼には分からなくなっていた。
栓がバカになったチンポはスフィアナの膣内にドプドプと白濁液を撒き散らす。
「んッ……まだこんなに沢山出てる」
「あぐっ、ぅぁぁっ……! もっ、もうやめてぇぇ……!」
「だめよ、おチンチンがまだ勃起したままだわ。悪い子種を全部絞り出してあげる」
精子が溜まっていると男は性欲に支配されてしまう。スフィアナはリックの中に残った汚濁を全て吐き出させるため、身動きでない彼を横たわらせると、小さな体に跨って勃起したペニスをザーメンでドロドロになったマンコで呑み込んだ。
「ぁッぁあァァ……!!!」
「んっ、ぁっ……ほら、お姉ちゃんのおマンコ、気持ちいいでしょう? もっと精液びゅっびゅっしていいのよ」
たぷたぷと尻肉が揺れ、彼女の膣穴は淫猥な液体を飛び散らせながら、リックのペニスをジュボジュボと出し入れする。
「んひぃぃィィっ! はひぃいぃ! あっ、あぁっ、ひぐぅっ!」
もはやリックはペニスから伝わる刺激に反応して射精するだけの肉人形になっていた。
「でちゃうぅぅぅっ! んぉああァァッ! またっ、でちゃうよぉぉぉ!!」
「あんっ、ふぅっ……いいわよ、お姉ちゃんの中に出して、んっ……オス種が詰まった精子、全部お姉ちゃんの子宮に出しなさい」
「んひいいいいぃぃぃィィっ!!!」
「ほらっ、おちんちんが膨れてきた、そのまま出しなさい、びゅぅっ、びゅぅっって、お姉ちゃんのおマンコに悪い精子を全部射精すの」
「ああぁっぁぁっぁアァァアアぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ドグッ!! ビュルルッ!! ビュルッ!! ドピルュッ!! ビュルッビュッ!! ドピュルッ────!!!
リックは睾丸に残っていた精子を最後の一滴まで膣内に吐き出した。
スフィアナが子宮から溢れかえる量の精子をその身で受け止めながら、最後に優しく彼の頬に口づけをしてやると、彼はそこで意識を失った。
これがリックの記憶に残っているスフィアナとの最後の思い出だ。
その後、彼が目を覚ますと、そこは自分の家のベッドだった。
親に尋ねると、スフィアナが眠った自分を抱いて来たらしい。
そして、彼女はもう街から居なくなっていた──。
【68話】新しい人生に幸せの夢を見る娘
さて、街を去ったスフィアナにリックが思いを馳せている頃、全財産と荷物を抱えて何日も馬車に揺られていた彼女は、ようやく目指した街へと到着していた。
以前居た街よりもずっと大きく発展した街。隙間なく並ぶ建物と綺麗に舗装された石畳。行き交う人々の顔には活気が溢れていた。
見知らぬ土地の匂いを感じながら馬車から降りたスフィアナが、まず初めに向かったのは街の服屋だった。
彼女が開けた扉がベルの音を響かせると、カウンターの奥に居た店の主人は反射的に商売人の笑みを浮かべて客へと目を向けたが、入ってきたのが荷物を抱えた見すぼらしい格好の娘だとわかると、あからさまにガッカリした顔になる。
「こんにちは、服を揃えたいのだけれど」
「……見るのは構わないがね」
いくらスフィアナが美人であっても、儲からない相手は客と見なされない。「ここにはお嬢さんが買えるようなものは置いてないよ」と、門前払いされなかっただけ店主は良心的である。
スフィアナは店内に飾られているドレスの中から気に入ったものを手に取り、「これがいいわ」と呟くと、店主はやれやれとため息をついた。
「はぁ……こんなこと言いたくないんだがね、それはお前さんの買えるようなものじゃ……」
どこぞから来た田舎娘に身の程というものを教えてやろうとした店主だったが、その言葉を遮るようにスフィアナがキラリと光る金貨を見せた途端、しかめっ面が媚びた笑みに変わる。
「ええはい、そりぁもう、お嬢様には大変お似合いになるかと」
「着てみてもよろしい?」
「どうぞどうぞ」
そしてスフィアナがボロを脱ぎ捨てると、汚らしい格好の田舎娘など最初から居なかったかのように、そこには優雅にドレスの裾をなびかせる可憐な美女が立っていた。
寂れた宿屋で小間使いとして働いていた娘の面影は微塵も残って居ない。
「どうかしら?」
「はぁ、こりゃぁ、へぇぇ……いや、お見それいたしました」
呆気にとられて頷く店主に、スフィアナは他にも気に入った服を手渡した。
「こちらの服はどうなさいます?」
店主が今まで着ていたボロを見せると、スフィアナは目を伏せ、「捨ててちょうだい」と言葉みじかに言った。
*
身なりを整えた彼女は次に新たな住居となる部屋を借りた。
豪華とは言えないが、一人で住むには十分な広さがあり、備え付けられた家具の質も悪くない。
叔父夫婦の家に居候していたとき当てがわれていた部屋は酷いものだった。狭い部屋は陽の当たらない間取りのせいでカビ臭く、壁には大きなシミが広がり、冬は隙間風のせいで凍えそうになりながら、薄くて硬いベッドの上で毛布にくるまって眠っていたのだ。
日当たりのいい部屋でベッドに腰かけ、ころんと寝転がってみると、柔らかいベッドに体が沈む感触に思わず頬が緩んでしまう。
(あぁ……私はようやく……)
見知らぬ天井をぼんやりと眺めながら、張り詰めたものが解けていくのを感じた。
ここには彼女に意地悪をする叔母もいなければ、気持ちの悪い叔父もいない。この柔らかなベッドで眠れば、今でも時折、夢に現れては彼女を苦しめる両親の姿も消えるだろう。
そうだ、過去と決別することができたのだ、自分はもう自由なのだ。誰も知らないこの街で新たな人生を歩み出そう。
幸福だった日々を失い人生に絶望していたスフィアナだったが、その日の夜、彼女は久方ぶりの安らぎと共に穏やかな眠りにつくことができた。
*
こうして始まった彼女の新たな暮らしは実に順調だった。
家賃を払い生活に必要なものを買い揃えても、貯めていた金にはまだ余裕があったし、都合よく仕事にありつくこともできた。
彼女はいま、服の仕立てを請け負っている工場で働いている。都会だけあって工場の規模も大きく、スフィアナの他にも多くの針子たちが席を並べてせっせと針仕事をしていた。
叔母に繕い物をやらされていたおかげというのも皮肉だが、手先が器用で覚えも早いスフィアナはすぐにその仕事をベテランの針子からも認められた。
そしてなにより、この仕事場には男がいなかった。彼女の人生にとって男は不幸の象徴である。関わればろくなことにならないのは分かりきっている。
あまりにも順調すぎて、将来は自分の店を開くことまで夢見てしまう程だった。
一度は灰色に染まった彼女の人生が再び色鮮やかになろうとしていた。
そのはずだったのに────。
*
*
*
「お前はそっちから押さえろ! おらっ! 暴れるんじゃねえ!」
「騒がれる前に口をふさげ!」
「いやっ! 誰か……っ、んぐぅッ……!」
男の太い腕で組み伏せられたスフィアナは叫び声を出せないようにゴツゴツとした手によって口を塞がれ、ドレスの胸元が引き裂かれた。露出した白く豊かな乳房が乱暴に揉みしだかれる。
「んんっ! んぐッ……うぅッ!」
「ハハッ! たまんねえな! 見ろよこの胸、すげえぜ!」
片方の男が下卑た笑みを浮かべながら彼女の乳房にしゃぶりつき、もう片方の男がスカートを捲り上げると、股間に手を伸ばし秘部を隠すショーツの止め紐を引きちぎった。
「へへッ、運が悪かったと思って諦めな、せいぜい気持ちよくしてやるからよぉ」
ズボンの下から勃起したペニスを取り出す男を前にして、彼女の世界はまた灰色に染まっていくのだった。
【69話】美女の腟内で快楽を味わいなが毒蜜に侵される男たち
さて、新たな人生を歩み始め、希望に胸を膨らませていたはずのスフィアナが、どうしてまたこんな目に遭ってしまうのか。
結論からいえば、それは女の嫉妬によるものだった。
男の目を避け女だけの仕事場で働いていたスフィアナだが、女が集まる場所には別の厄介が生じるものである。
令嬢のような気品と美貌を兼ね備えたスフィアナが平凡な女たちの中に紛れ込めばどうなるだろう?
彼女の美しさに憧れて寄ってくるものもいれば、遠巻きに眺めるだけの者もいる。けれど中には彼女の美貌を妬む者が現れたっておかしくはない。
お高くとまっていると思われて、女工たちの中でも立場の強い女から目を付けられてしまった。
すると始まったのが陰湿な嫌がらせである。仕事道具を隠されたり、陰で悪評が吹聴される。
自分たちも目を付けられたら敵わないと他の女工たちも見て見ぬ振り、それどころか、スフィアナを追い出すのに協力しなければ同じ目に合わすぞと脅迫する始末。
しかし、スフィアナがこれまで経験してきた修羅場に比べれば、この程度の虐めで彼女が屈することはなかったのだが、その態度が虐め女を更に苛立たせ、ついには知り合いの粗野な男連中に声をかけ、痛い目に合わせてやろうと画策した。
とはいえ、女もスフィアナの澄ましたツラを恐怖で歪ませてやりたかっただけで、女も暴力沙汰に発展させるつもりはなかった。
男達にはスフィアナの前でナイフをチラつかせて、ちょっと脅かしてやれと言ってあった。
それだというのに────。
「ちょっ、ちょっとあんたたち! なにやってるのよ!?」
いざスフィアナ呼び出してみれば、男たちは興奮して彼女を強姦しだしたのだ。
「おらッ! 尻を突き出せ!」
女の静止など聞かず、男たちはスフィアナのショーツを破いて四つん這いにさせると、片方の男が背後から濡れてない女陰に勃起した肉棒を強引にねじこむ。
「んァァッ! やめっ、てッ……ひぐゥッ!」
太いペニスで無理やり膣をこじ開けられる苦しさに苦悶するスフィアナ。しかし男は彼女の悲鳴など無視して激しく腰を振る。
「うぉぉ! すげえぞこいつのマンコ! 膣肉がチンコに絡みついてきやがる!」
いままで味わった女の穴とはまるで違う極上の名器に興奮して、男はスフィアナのたっぷりした尻肉に指を食い込ませながらパンッパンッと音を立てながら股間を叩きつける。
「ひぃっ! んっ、あぁっ! 痛いっ、乱暴にしないで……! あアァァ……ッ!」
「こっちも気持ちよくしろよ! おらッ! しゃぶれ!」
「んぐぅッ! んぶっ! むぉっ、んぐぅッ!!」
男の太いチンポで口を塞がれ、スフィアナは乱暴に喉の奥にペニスをねじ込まれ嗚咽を漏らす。
「うヒッ! この女、口の中もマンコみたいに気持ちいいぞ!」
ジュポジュポと喉の奥までペニスで突かれ、後ろから膣を抉られ犯されながらも、スフィアナの体は本能的に男達を受け入れようと愛液で膣を潤わせ、舌を使ってペニスにさらなる快感をもたらす。
「ヒヒッ! レイプされてんのにマンコがトロトロになってきやがる! この女、相当な淫乱だぜ」
「口の中も舌がチンコに絡みついて来るぞ! あァっ! 俺ぁもうイキそうだ!」
肉棒がヌメついた舌でシゴかれる快感に恍惚とした顔で涎を垂らす男は、もっともっととスフィアナの頭を掴みながら乱暴に喉を突く。
後ろから犯している男も熱くうねる蜜壺の快楽に酔いしれている。
「ぐぉぉッ! この女のマンコが良すぎて……俺も出そうだ!」
ビュルルッ! ドビュッ! ドグッ! ドップ! ビュル────!
ドピュッ! ドグッ! ドプッ! ビュルルッ! ドプッ────!
二本のペニスから同時に精液が噴き出し、前と後ろの穴に男達のドロドロした熱いザーメンが一気に注ぎ込まれる。
「おぐぅぅっ!? んぐっ、んぼっ! んぐぅぅぅッ……!」
口に収まりきらない白濁液が喉の奥へと流れ込み、吐き出すこともできずに粘つくザーメンをゴクリゴクリと呑み下しながら、後ろでは子宮口に押し付けられたペニスがザーメンを迸らせ、子宮の中に精液が流し込まれてる。
男達はスフィアナの体の中に精液を吐き出し切ると、ようやく彼女の体を開放した。
肉棒が引き抜かれた女陰から収まりきらない精液がドロリと垂れ落ちる。
「ふぅッ! ふぅゥッ……うゥゥゥッ!」
男たちは荒々しく息を吐きながら、愛液や唾液で濡れたペニスが萎えることなく勃起していた。
呆気に取られながらスフィアナが犯される様子を傍観していた女は、男たちの変わりように狼狽ながらも、気に食わない女がレイプされる姿に口の端を吊り上げる。
「ふっ、フフッ……ざまあないわね! ほら、あんた達! どうせなら二度と生意気な態度がとれないように徹底的にヤりなさいよ!」
しかし男たちはすぐに動こうとはしない、喚く女の言葉など聞こえていないようだ。
女が怪訝に思っていると、スフィアナがよろりと体を起こし、暗く煌く暗紫色の瞳を向けた。
「ねぇ、私があなたに何をしたというのかしら……? 私はあなたのことなんて、まるで興味がないのに……」
「そういうところが人を馬鹿にしてるっていうんだよ! あんた達! さっさとこのクソ女をやっちまいなよ!」
ヒステリックに叫ぶ女を無視して、スフィアナは男たちの方を向く。
「ねぇ……あなたたち、私の体が欲しいのでしょう? だったら彼女を酷い目に遭わせてちょうだい」
「は? あんた何言って……」
女はレイプされたせいでスフィアナがとち狂ったのかと思った、しかし、無言で近づいてくる男に腕を掴まれてギョッとする。
「ひっ!? ちょっと、なにすんの……ギャッ!!」
男の握り拳が女の顔面にめり込むと、その勢いで地面に転げる女。
折れ曲がった鼻から血を流し、激痛に涙を流す女。男たちは容赦なく二人がかりで暴行する。
「ギャッ! ヒギャ! やめっ、やめへぇっ!! アぎゃっ! ぎゃぁぁ!!」
女の顔に拳が叩きつけられるたびに、醜い悲鳴と共に骨が砕け肉が潰れる音が鳴る。
その様子を、スフィアナは感情のない瞳で眺めていた。
自分が男を惹き寄せてしまうのだと彼女が自覚したのは、叔父夫婦に引き取られて間もなくのこと。
そして、その体質を利用して客に体を売っていたとき、自分には男を惹き寄せるだけではなく、男を言いなりにできることに気づいた。
個人差はあるし、ただ言いつけるだけでは効果が薄いが、キスや性交をした男はみんな言いなりになる。
きっと、自分の体からは男を狂わせる目に見えない毒が漏れ出していて、近づくほどに男は毒に犯されるのだと理解した。
この力が不幸を呼ぶのだと分かっていても、そうするしか他に道がなかったスフィアナは仕方なく男たちに”お願い”をしてきた。
そうして貯めた資金で独り立ちをして、もうこんな忌々しい力に頼らず生きてけると思っていたのに──。
(結局、こうなるのね……)
バタバタと暴れていた女の手足が動かなくなった頃には、その顔はすっかり原型を留めていなかった。
男達はご褒美を欲しそうにスフィアナを見つめている。
「二人で戦いなさい、勝った方に私を抱かせてあげるわ」
スフィアナの言葉に操られ、男たちは脅しに使ったナイフを手にすると、お互いの体に突き立てる────。
*
【70話】因縁の出会い
(なんだ、これは……)
その日、街に赴任していた衛士のアリューシャは通報のあった現場の異様さを目の当たりにし、眉間にシワを寄せた。
現場には刺し傷が死因とみられる男の遺体が二つ。血の付いた二本のナイフが遺体の側に落ちていたことから、男たちはそれを使って争ったと推測できる。
そして、少し離れたところに暴行を受けたとおもしき女が二人。
片方の女は全身を殴打された形跡があり、特に顔面の損傷は酷く意識不明の重体。まだ息があったので急ぎ病院に搬送させた。
そして残されたもう一人の女は大きな外傷こそ見当たらないが、無残に破り取られた衣服から男たちにレイプされたのは一目瞭然であった。
彼女の精神的なダメージは窺い知れないが、この場に事の顛末を知る者は他にいない。アリューシャはなるべく刺激しないよう女に話しかけた。
「すまないが、いくつか聞きたいことがある。自分の名前は言えるか?」
「……スフィアナといいます」
「スフィアナ、辛いとは思うが、ここで何があったのか教えてくれ」
「……わたしは……ここに呼び出されて……そうしたら……彼女と一緒に待ち伏せしていた男が……無理やり……私を……ぅっ……ぅゥッ……」
悲壮な面持ちで語るスフィアナはそこまで言って、顔を手で覆い嗚咽を漏らした。
証言を聞いたアリューシャが眉を潜める。それは悲惨な告白に胸が痛んだからではなく、自身の見解とスフィアナの証言に食い違いがあったからだ。
アリューシャは現場の状況から、女二人が男たちから暴行を受けたものだと考えていたが、今の話だと標的になっていたのはスフィアナ一人ということになる。
「つまり、倒れていたもう一人の女が、男二人と共謀してお前を狙ったということか?」
「はい……私は以前から仕事場で彼女から嫌がらせを受けていました……でも、まさか……こんなこと……」
女らしさとは無縁に生きてきたアリューシャですら、涙を流すスフィアナを美しいと感じてしまった。この美貌が原因で妬みを買ったというならば納得できてしまう。
しかし、だとすれば被害者はスフィアナ一人になるはずなのに、現場の状況からみて男達が争ったのは間違いなかった。
「それでどうして、こんなことに?」
「……わかりません……私が襲われて……その後、彼女も暴行されて……男たちが突然争いはじめて……」
要領を得ない話だったが、状況から考えれば、スフィアナをレイプした後に内輪揉めを起こしたというのが妥当な線だが、アリューシャはどこか納得がいかなかった。
(なにかおかしい……けど、いったい……)
アリューシャはスフィアナをじっと見つめる。
恐ろしく美しい女である、しかしそれだけだ。
スフィアナに男を操る不可思議な力があるなど、誰が想像できるだろうか?
だからアリューシャもそれ以上の追求はしなかった。
「すまない、辛い話をさせてしまったな。今日は安静にしてよく休め。後日、詰所でもう一度話を聞かせてもらう」
「はい……わかりました……」
スフィアナを家に送り届けた後、アリューシャは彼女が働いていた仕事場の女たちに話を聞いて回ったところ、病院に運ばれた女は日頃からスフィアナのことを妬み、嫌がらせをしていたという証言が取れたことで、やはりスフィアナはただの被害者であるという認識が強まった。
後日、詰所に訪れたスフィアナから再度の事情聴取をしたが、やはり見解は変わらなかった。
入院している女も意識不明で、これ以上の捜査は難しく、結局この事件はスフィアナを妬んだ女が男を使って暴行した挙句、内輪揉めをから刃傷沙汰に発展したという結論に至った。
「街を離れるのか?」
「事件の噂が広まってしまい、この街で生活するのは難しくなったので……」
「そうか……その、気の利いた事を言うのは苦手なんだが……強く生きろよ」
女だてらに衛士として悪漢を張り倒すアリューシャだったが、傷ついた女をどうやって慰めればいいのかは分からなかった。
しかし、その不器用な言葉にスフィアナは穏やかに微笑んだ。
「ありがとうございます……えっと、そういえば、お名前は……」
「そういえば、まだ名乗ってなかったか。アリューシャだ」
「アリューシャさん……お世話になりました」
「ああ、達者でな」
最後に握手をして二人は別れた。
これがスフィアナとアリューシャの出会いであった。
*
スフィアナが街を去ってから暫くして、危篤状態だった女の意識が戻ったとの知らせを受けたアリューシャは病院に駆けつけた。
病室のベッドに横たわる女の顔は包帯で覆われ目と口だけが辛うじて見えている。
医者からは、意識は戻ったものの禄に喋ることもできず、おそらく長くは持たないと聞いた。
「おい、私の言葉が聞こえているか?」
「あ……ぁぁ……ぁぅ……」
アリューシャの問いかけに、女は口をパクパクさせながら掠れた呻き声を出すだけだった。
(これはダメだな……)
とても取り調べができる状態でないことにため息をつく。
「まあ、スフィアナの証言だけで十分か……」
なんとなく口から出た独り言だったが、それに反応して女が一際大きく呻き、腕を振り回す。
「ぁぁっ……ぁぁぁッ……! ずふぃ……あ……ぃぁぁァっ!」
それはまるで、なにかに怯えるような悲鳴だった。
「おっ、おい! ちぃッ、医者は……」
「ずふぃ……あっ、あぁぁ……ッ! あ……ぐ……ぁ……」
アリューシャは突然発作を起こした女に驚き、急いで医者を呼びに行こうとしたのだが、その前に女はピタリと動きを止め、腕は力なくベッドに落ち、二度と動かなくなった。
(なんだ……こいつは最後に、何を言おうとした……?)
首謀者の死亡によって事件は幕を閉じた。
*
あの事件の直後、アリューシャの胸にはしこりが残っていたけれど、日々の忙しさによって、それも次第に薄れていった。
そして、スフィアナのことも記憶から消えようとしていた頃のことだ。
アリューシャが囚人の護送任務で収容所を訪れたとき、彼女は偶然にもスフィアナの名を呼び続ける囚人と出会った。
看守に聞けば、その男は妻を殺し、娘を犯した罪で牢屋に入れられたそうだが、それ以来、牢獄の中で狂ったように娘の名前を呼び続けているそうだ。
「おい、お前」
「アァぁぁ……すふぃアな……すふぃあナ……ァァァ」
独房の鉄格子から手を伸ばしてくる男はまるで亡者のようだった。
記録を調べたところ、それがスフィアナの父親で間違いなかった。
アリューシャは廃人となった男の哀れな姿を見下ろしながら、名前の主を思い出していた。
記憶の中でも、彼女は恐ろしく美しかった。
(スフィアナ、おまえはいったい……)
アリューシャとスフィアナが再び出会うのは、それから暫く先のこととなる。


