ユートはドアの隙間から、恐る恐る中を覗いた。そこには思った通り姉の姿があった。そして、すぐ側には忌々しいショタンも居た。
(やっぱり姉ちゃんだ、それにショタンのやつも……ふたりで何してるんだ?)
ユートは顔を寄せて中の様子を探ろうとしたが、二人が重なっているせいで、何をしているのかはっきりとは見えなかった。
しかし、聞き耳を立てていると、中からイレーナのくぐもった声が聞こえてくる。それは甘い囁き声だった。いつもガミガミ小言ばかり言う姉の、聞いたこともないような艶っぽい声にユートはドキリとした。
「ンっ……ちゅっ、くちゅっ……あっ、ショタンくん……はぅん♡ んっ、だめよ、こんなとこ、誰かに見られたら……あむぅ……んんぅっ♡」
「イレーナさん、ちゅっ、ボク、もっとイレーナさんと仲良くしたいんです」
「あんっ♡ もう……ショタンくんてば、エッチね……んっ、れりゅっ、れろっ、ちゅっ、あぅん♡」
そして、イレーナとショタンが何をしているのか気づいたとき、ユートの顔が青ざめる。
イレーナの口から漏れる、くぐもった吐息と、ぴちゃっぴちゃっという水音から二人がキスしていることは明らかだった。
(なんで……なんで姉ちゃんとショタンがキスしてるんだよ……)
まだ精神的に幼く、男女の色恋などわからないユートだが、街のカップルがこそこそと人目のないところでキスをしているのを見たことがあった。
そのときは、正直なんでそんなことをするのか理解できなかったが、なんだか凄くドキドキして目が離せなかった。
自分も大人になったら、女とああいうことをするのだろうか、だとしたら、相手は憧れのユリナがいいな──と、子供ながらに胸を膨らませていたのだが、今、目の前で起こっているの姉のキスシーンは、そのときとは比べ物にならない衝撃だった。
もっとも身近な存在である姉が、自分の知っている少年、それもよりにもよって気に食わないショタンの口を吸っている姿に、頭の中に冷水をぶちまけられたみたいに冷たくなる。そうかと思えば、今度は怒りで沸騰しそうなぐらいカッカと熱くなった。
(やめろ、やめろよ姉ちゃん! なんでショタンとそんなこと……今すぐソイツから離れてくれよ!)
嫌なら中に入って止めればいい。けれど、ユートの足はその場に縫い付けられたように動かなかった。声も出すことができなかった。まるで置物になってしまったかのように姉の痴態を覗きながら、心の中で叫ぶことしかできないでいた。
「ちゅっ、くちゅ……んふっ♡ ショタンくん、まだ小さいのにこんなエッチなキスができるなんて、いったいどこで覚えたのかしら?」
「えへへ、それはヒミツです☆」
「もうっ、イケナイ子なんだから、そんな悪い子はお姉さんがお仕置きしちゃう♡ ンゥッ、れりゅっ、れろぉ♡ あはぁ……チュッ、れるっ、んふぅンッ♡」
(なんだよあれ……あんなの俺が知ってる姉ちゃんじゃない! 俺にはいつも怒ってばっかなのに、そんな甘ったるい声出して、知らない人みたいだ……)
大きく開けた口から突き出された二人の舌が、唾液を絡めながらヌチュヌチュと絡み合う。それはユートがまだ知らない、性的な快楽を求めるキスだった。
(あんな……ヨダレ垂らして舐め合って……)
汚らしい、まるで犬のようだ。それだというのに、見ているだけで顔が熱くなって、心臓が高鳴ってしまう。ユートはその場で固まったまま、大きく目を見開いて、ふたりのいかがわしい行為から目が離せないでいる。
「んぅんっ♡ レロッ、ちゅっ、ちゅぱっ……はぁっ♡ フフ、ショタンくんの口、とっても甘くて、なんだかわたし……んっ、すごく体が熱いの……♡」
トロンとした瞳でショタンの頬を撫でるイレーナは、完全に発情したメスになっていた。
「ボクもですよイレーナさん。さっきから、ここがすごく熱くて、苦しいんです……だから、イレーナさんに鎮めてほしくて……」
そう言って、ショタンは服を脱いで丸裸になると、股間でピンッと反り返ってる勃起チンポをイレーナに向けて見せた。
「あぁ……すごい、ショタンくんのオチンチンこんなに大きくなってる……♡ ビクビクして、とっても男らしいわ♡」
ショタンの勃起ペニスを見せつけられ、イレーナはうっとりとした表情で手を伸ばすと、ショタチンポを優しくさすりながら、その膨らんだ亀頭に顔を近づける。
(えっ……姉ちゃん、何をして……)
ユートが息を潜めてじっと見つめていると、信じられないことに、イレーナは唇で亀頭にチュッとキスをしたかと思えば、そのままパックリとペニスを口の中に咥えてしまった。そして、音を立ててチュポチュポとしゃぶり始めたではないか。
「んふぅっ♡ ちゅっ、ちゅぽっ、れろぉっ♡ んむぅっ……はぁっ♡ ショタンくんのオチンチン、とっても美味しいわ♡」
「ああっ! イレーナさんのお口、舌がぬるぬるして、すごいです、うぅっ……!」
(う、うそだろ……姉ちゃん、チンポをしゃぶってるのか!? あんなのが美味しいなんて……それに、ショタンもなんであんな気持ちよさそうな顔をしてるんだ!?)
男のチンチンはおしっこを出すためのもので汚いはずなのに、姉は甘いアメを舐めるみたいに美味しそうにしゃぶっているではないか。
初めて見るフェラチオという行為は、ユートの理解の及ばないものだった。けれど、それとは裏腹に、彼の中に眠っているオスの本能が刺激され、ズボンの中でペニスがむくむくと大きく膨らんでしまう。
(ううっ……なんだこれ、ちんこが熱くて、すごくムズムズする……)
まだ精通を迎えていないユートは自分の体に起こっている変化に戸惑いながらも、目の前で繰り広げられる淫靡な光景から目が離せなかった。
「ちゅぽっ、れろぉっ♡ んふっ、ショタンくんたら、先っぽからエッチなお汁があふれてるわよ? もう我慢できないのね♡」
(うう……姉ちゃん、もやめろよ……そんな嬉しそうにショタンのチンコを舐めるなよ……)
疼きが治まらない股間を押さえてモジモジしながら、ユートは心の中で懇願する。しかし、彼はまだ知らなかった。これはまだ前戯でしかなく、本当の男女の営みというのが、これから始まるということを──。
「ううっ、イレーナさん、ぼくもうガマンできないです! オマンコしてもいいですか?」
「もう、ショタンくんのエッチ♡ それじゃあ……」
(え……オマンコ? オマンコってなんだ?)
聞き慣れない単語にユートが疑問を浮かべている間に、イレーナはベッドの上で足を広げると、ゆっくりスカートを捲りあげていく。
「わぁ、イレーナさんのここ、もうエッチな汁でグチョグチョになってますね」
「あんっ、恥ずかしいから言わないでぇ……ショタンくんのおちんぽをしゃぶってるだけで、トロトロになっちゃったの♡」
イレーナの履いてるパンティは恥部に当たっている布地は湿っているという表現ではな生ぬるいぐらいビッチョリと濡れて、ワレメの形をくっきりと浮き上がらせている。そして彼女は腰の止め紐をほどくと、隠れていたオマンコを露出させる。
その様子を隠れ見ていたユートは、姉の陰部をゴクリとツバを飲んで凝視した。
(姉ちゃんのアソコ、昔見たときと全然違う……毛がモジャモジャだ……)
まだユートが幼い頃、一緒にお風呂に入ったときに見た姉の股間は、ツルツルの無下で、綺麗な一本スジがピッタリとくっついていた。それが今はどうだ、生い茂る陰毛は大人のようで、滴る蜜液がべっとりとくっついて、なんだかとても卑猥だ。
「イレーナさん、おまんこ広げてみせてください」
「もう、ショタンくんのエッチ……♡」
そう言いながらも、イレーナは言われた通り、両手の指でオマンコをくぱっと開いてショタンに見せる。
(うわっ……なんだあれ、キモチワリィ……なんだよあれ、女って股にあんなのがついてるのかよ……)
姉の生ヴァギナを見てしまったユートは、ピンク色の粘膜穴がひくんっひくんっと生き物のように収縮している様子に、うげぇっとなる。
まるでモンスターの口のようなグロテスクな姉のオマンコ穴──だというのに、ユートのペニスは姉の生殖器に反応して激しく疼いてしまう。
(うっウゥウッ! なんだ、またチンコがムズムズして、なんなんだこれ、ううぅっ……!)
激しいチンポの昂りに前屈みになってしまうユートだったが、ベッドに上がったショタンがイレーナの股の間ににじり寄り、勃起した子供ペニスのさきっぽを、口を開けたオマンコ穴にクチュリと触れさせてるのを見てギョッとする。
(あ、あいつ……何やってるんだ!? なんで姉ちゃんの股にチンコくっつけてるんだよ!?)
一体何が始まろうとしているのか、ユートにはわからない。けれど、その光景を見ているだけでペニスが爆発してしまいそうなぐらい滾ってしまう。
「ああっ、イレーナさん、ボクもう我慢できないです……挿れちゃいますよ?」
「あうんっ♡ ショタンくんのおちんちん、入り口にくっついちゃってる……あぁっ、わたし、初めてなのに、すごく興奮してるわ、ショタンくんのオチンポが欲しいって、子宮が疼いちゃってるの……♡」
「それじゃあ、ボクがイレーナさんの初めての男なんですね、嬉しいです! それじゃあ、挿れますね……」
(あっ、あっ、ああっ! 姉ちゃん……姉ちゃん……!!)
そしてユートは心の中で絶叫しながら、姉の処女マンコに大嫌いなショタのチンポがズプゥッと呑み込まれていく様を目の当たりにするのだった。