「うあぁっ! 熱いっ、熱くてトロトロで……すごいよっ! これが姉さんの膣の感触なんだね!?」
初めて味わう女の膣内は健二が想像していたよりも遥かに衝撃的な気持ち良さだった。
まるで熱い粘液の湯溜まりに肉棒を浸しているようで、柔らかい膣壁が陰茎をキツく締め付けながら吸い付いてくる。
あまりにも気持がよすぎて、気を抜けばすぐにも射精してしまいそうだ。
「んぁっ! いっ、いやっ、あぁァッ……! 抜いてっ、お願い抜いてぇっ!」
バタバタと足を振ってもがく麻奈美を押さえつけるように抱きしめながら、健二はひたすらに腰を振った。
アダルト動画のセックスシーンは何度も見た事があったけれど、ついさっきまで童貞だった健二には上手くできず、ペニスが膣から抜けそうになってしまうが、健二は無我夢中で腰を振った。
パイズリやフェラなんかとは比べものにならない。頭がバカになるぐらい麻奈美の膣は気持ちが良かった。
無理やり開かせた股に腰を打ち付けるたび、陰嚢がビタビタと音を立てぶつかる。
それは、本能だけで後尾する獣のような姿だった。
「あっ、あぁっ……! やめてっ……動かない……でっ、あっ、ひぃっ……ぅっ、あっぁぁ!」
上からのし掛かられて身動きのとれない麻奈美は、されるがままに雄のペニスを受け止める肉壷同然だった。
(いやぁっ……わたしっ、弟のオチ○チン挿れられちゃってる……あぁっ……ゴムもつけずに、私、弟に……レイプされてるの……? こんなの、いやぁっ……!)
いくら嗚咽を漏らしたところで、弟が動きを止めるそぶりはない。
麻奈美の悲鳴は、もはや健二を興奮させるだけだった。
幼い頃から恋い焦がれてきた憧れの女の子。
ずっと好きだった。本当は相思相愛の関係になりたかったが、残酷な現実はそれを許してくれなかった。
しかし今、肉棒から伝わってくる激しい快楽の刺激がそんなこと、どうでもよくさせる。
大切な女性を欲望のままに穢すことの悦びに健二は打ち震えていた。
(麻奈美ちゃん、犯してる! 僕が! 麻奈美ちゃんを犯してる! ああっ! 気持いいぃっ! 最高だッ!)
膣内をひと突きするたびに、愛液に塗れた膣肉にペニスが擦れる卑猥な音が立ち、脳汁が溢れ出すような快感が背筋を駆け抜けた。
「気持いっ! 姉さんっ! 姉さんのマ○コすごくイイよ! 僕のチ○コ、ぎゅうぎゅう締め付けてくる! 姉さんも気持いいでしょ!? ねえっ!?」
「ぁああっ! いやっ……! あっ、あぅっ! ひっ、んんっ! こんなのっ、気持よくなんてっ! あぁっ、あっァァッ、んぐッ! あっ、ぁァァッ……!」
興奮に目を血走らせながら叫ぶ弟に、麻奈美は拒絶するように頭を振るが、膣奥を突かれるたび、頭の中で火花が弾けたかのような感覚に陥る。
本人の意思とは裏腹に、肉壷は挿入されたペニスを射精させようと蠢めいてしまう。
ついさっきまで処女だったのに、淫猥な雌の身体が快楽を享受しようと子宮を疼かせていると、その入り口をゴツンと勢いよく亀頭に叩かれる。
「ひぐぅっ!? あっ、あぅっ……あっく……うぅっ!」
子宮口を叩かれた瞬間、気をやってしまいそうな刺激が麻奈美の身体を駆け抜け、抑えきれない嬌声が口から漏れ出す。
(やっ、やだっ……シュウくんのオチ○ンチン、ケンくんのより大きい……子宮口まで届いてる……っ)
弟の留守中に、思いを寄せていた幼馴染の男子を部屋に招き、処女を捧げた麻奈美。
しかし、想い人のモノでは届かなかった子宮の入り口が、弟のペニスによってこじ開けられようとしていた。
「だっ、だめぇっ……そこっ、んぅっ! だめなのぉっ……おくっ……突かないでぇっ……」
喘ぎながら懇願する麻奈美だが、健二が大人しく言う事を聞くはずがなかった。
「ここっ? ここがイイのっ? ねえっ、姉さんっ、ここが気持ちいいんでしょ!?」
健二はしがみつくように身体を密着させながら、股間をグリグリと擦り付け、肉棒を膣深くまで突き立てながら、子宮口を何度も小突いた。
「あひぃっ!? あっあっあっぁぁっ! あぐっ……うっ、ぅぅっ! あっぅっ! んぅっ! あぅっ! んぁっ……ァッ!」
子宮に響く強烈な刺激に、麻奈美は口をパクパクさせながら声にならない嬌声を上げる。
「うぁっ、なんだこれっ!? 先っぽに吸い付いくるっ……! 気持ちよすぎて、うあぁっ、もっ、もう出ちゃうよ!」
「だっ、だめぇっ! 中に出しちゃだめっ!」
「いいでしょっ!? 姉さんのここ、僕のチ○コに吸い付いてくるんだっ、ここに出して欲しいんでしょ!?」
「だめよぉっ! そこっ、そこは子宮っ……赤ちゃんのお部屋なのぉっ! そこに射精したら、赤ちゃんできちゃうっ!」
その言葉を聞いた瞬間、雌を孕ませたいという雄の本能によって、睾丸に溜め込んだ精子が渦巻くように尿道の奥から押し寄せてきた。
「ぐぅぅっ! 出すよっ! 姉さんの子宮に僕の精子出すから! 姉さんの赤ちゃんの部屋に射精するから!!」
「いやっ! やめてっ! お願いだからっ! それだけはやめてえぇっ!」
「ぐぅっ! ああっ、もう出そうっ、出るっ!出るよっ!ああああああ!!!」
「いやああぁァァァ!!!」
堪えきれなくなった精液の濁流が、勢いよく麻奈美の膣内に放出される。
まるで栓の壊れた蛇口のように噴き出す白濁液。
亀頭は貪欲に子宮口をこじ開けながら、卵子に届かせようと子宮に精子を注ぎ込む。
「あぁっ! いぅっ、あっ、アぁぁっ……! 出てるっ……弟の精子が……子宮の中、入ってきてる……ぁぁっ……!」
お腹の中で感じる熱いうねり。子宮が犯される感覚。
抱きすくめられた麻奈美にできたのは、涙に濡れた瞳で天井を見ながら、弟の射精が終わるのを待つことだけだった。