ぷっくりとした肉唇の隙間に指が沈み込むと、少し指を挿れただけで膣奥からトロリとした熱い蜜液がだらしなく垂れ落ちてくる。
「あぁッ……」
少し触れられただけで、肉襞から伝わる疼きに、麻奈美は小刻みに身を震わせながら、甘い痺れに浸る。
健二はそのまま、指に絡みついてくる肉壁を掻き分けながら、指を根元まで潜り込ませる。
「姉さんのオマ○コ、すごく熱くてトロトロになってるよ」
「んんッ……あっ、アッ……」
膣の中で指を折り曲げると、麻奈美が弱々しく喘ぎ声を漏らす。
健二は空いている手で後ろから乳房を掴むと、手の平で転がすように乳首も刺激する。
(あぁっ、アソコとおっぱい、同時に……私の弱いところ……シュウくんにバレちゃってる……)
ワレメと乳房を同時に責められ、麻奈美の口から艶やかな喘ぎが漏れ出す。
「姉さん、気持ちいい?」
「んっ……そんなこと……ああッ!」
言葉にせずとも、膣内からとめどなく湧き出る蜜液が感じていることを物語っている。
健二が麻奈美の白い背中に舌を這わせながら、膣に挿れた中指をザラついた天井に引っかけるように擦り上げると、麻奈美は悲鳴をあげて身体を仰け反らせた。
天井を指でまさぐられ、刺激に反応した膣内がうねるように収縮する。
「あぁぁっ! そこっ、だめぇっ……んッ……ひァッ……」
「姉さんの膣、すごく締め付けてくるよ、ほらっ、気持ちいいんだろ?」
「ひぅっ、あっ、あッ、あァッ!」
弟の指に膣の性感を掻き回され、身体の中に快楽の波紋が大きく広がってゆく。
(あっ、イクっ……もうっ、イッちゃう……!)
麻奈美が押し寄せてくる絶頂の波に身を委ねようとしたその寸前で、健二は膣から指を抜き取った。
(えっ……なんで……)
登りつめようとした手前で、唐突にお預けをされた麻奈美は、後ろを振り向くと、紅潮した顔で「どうして?」ともの言いたげな瞳を弟に向ける。
「自分でちゃんとおねだり出来たら最後までしてあげるよ。出来ないなら、ここで終わりにするけど?」
意地悪く笑う弟の言葉に、麻奈美の自尊心が口をつぐませようとするが、快楽の誘惑がそれを許さなかった。
「……て、ください……」
「え? なに?」
「最後まで……イカせて……ください……」
恥辱と期待に顔を赤らめ、上目遣いにねだるような瞳を向けてくる麻奈美。
性の誘惑に屈した麻奈美の姿に興奮した健二は肉棒を更に硬くする。
「偉いよ姉さん、よく言えたね。それじゃあ……指とコレどっちを挿れてほしい?」
健二は勃起した肉棒を麻奈美に触らせる。
麻奈美にはもう抵抗するだけの気力はなかった。焦らされたせいで先ほどから子宮が疼き、これ以上我慢したら、どうにかなってしまいそうだった。
「おっ、オチ○ポ……シュウくんの、硬いオチ○ポ……お姉ちゃんのオマ○コに挿れてください……」
麻奈美は浴室のタイルに寝そべると、艶めかしく太股を開き、自らの手でワレメをぱっくりと開いて見せた。
さらけ出された膣口からは、内部でピンク色の肉壁が性器を求めてヒクヒクと蠢いているのが丸見えとなる。
健二もそんなものを見せられて我慢など出来るはずもなく、襲い掛かるように麻奈美の身体に覆いかぶさると、蜜液にトロけた肉壷に勃起したペニスを一気に奥まで挿入すると、間髪入れずに激しく腰を振り始める。
「ああアッ! あぅっ、あぁアッ! おっオチ○ポ……挿いってるっ……シュウくんのオチ○ポ……子宮まで届いてるのぉっ……!」
「うぅッ! 姉さんのオマ○コ最高だよ! 姉さんも気持ちいいだろ!?」
「ひぅっ、あっ、アッ……気持ち…いいっ……シュウくんの、弟チ○ポ……すごく気持ちいいのぉっ……」
湯気の熱が充満した浴室で、二人は理性が飛んだように絡み合いながら、ひたすら快楽を求めて腰をふった。
股間が打ち付けられるたびに汗と粘液が飛び散り、狭い浴室には蒸せ返るような精の匂いが充満する。
「はぁンッ、んぅっ! だめっ……もうっ……ッ!」
すでに高まっていた快感によって、麻奈美は早くも絶頂を迎えようとする。
「イキそうなんだね!? ほらっ、どこに射精してほしい? ちゃんと言えたらこのままイカせてあげるよ!」
「おま○こっ、おま○こぉっ! シュウくんのドロドロ精液、お姉ちゃんの膣に出してぇっっ! 子宮口グリグリしながら中に出してぇっ!」
「ああっ、出すぞ! ううっ、出るっ出るっ!!ぐうぉぉっ!」
快楽に堕ちた麻奈美の懇願を聞きながら、健二は最後のひと突きとペニスを再奥へと突き立てる。亀頭が子宮口に吸い付くのを感じながら、限界まで止めていた欲望を解き放った。
どびゅっ! びゅるるっ! どくっ! どぴゅっ! びゅくっ!
「ああアァッ! あっ、熱いのがっ、お腹の中に出てるっ……! 赤ちゃんのお部屋に入ってきてるッ……あァッ!」
腹の奥に精液が注がれるのを感じながら、麻奈美は絶頂で身体を痙攣させながら、激しい快楽の波に翻弄される。
頭が真っ白になるほどの快感のせいで、もう何も考えられない。
弟の精液を子宮に注がれながらも、そこに忌避感などなく、感じていたのは身がよじれるほどの悦楽だけだ。
「あっ、ぅっく……ぁぅっ、ぁぅ……」
射精が終わっても、激しいアクメによって麻奈美の身体は痙攣し、小刻みに身体を震わせている。
健二は肉棒を膣に挿れたまま、麻奈美の唇を貪る。
「はぁっ、姉さんっ……姉さんっ……」
「はぅ、んふっ……レロッ……くちゅっ、れろっ……」
麻奈美は目の焦点が合わず、ぼんやりとしながらも、口の中に入ってきた弟の舌を無意識に受け入れ舌を絡めている。
調教は順調だ。
まだ羞恥心や近親相姦に対する忌避感は残っているようだが、ひとたび性のスイッチが入ってしまえば、淫乱な本性に逆らうことなどできない。
今も麻奈美の意思とは無関係に、膣の中は蠢きペニスをしごいて勃たせようとしている。
このままいけば、麻奈美を快楽の虜にできる日も近いだろう。
(姉さんは僕のものだ、修一には絶対渡さない……)
健二は麻奈美を抱きしめながら、彼女の甘い匂いのする汗にまみれながら、柔らかな乳房に顔を埋めた。