珠代さんの美味しそうな身体を前にして我慢できるわけがない。
下半身を露出させながら俺が近づくと、珠代さんは先端からヨダレを垂れ流す肉棒を見て驚きに目を見開いた。
「だっ、だめです……雪彦さん……」
これから自分が何をされようとしているのか理解したのだろう、俺は腰砕けになりながら後ずさろうとする珠代さんの上に覆いかぶさると、柔らかな彼女のお腹に勃起した男根を擦り付けた。
脈打つペニスの熱を肌で感じた珠代さんは、いやいやと頭を振る。
俺だって珠代さんに乱暴なことはしたくない。けれど抑えきれない性欲に腰が勝手動いてしまう。
「だめなんです! 私には夫がいるから……だから雪彦さんと交尾はできないんです……!」
恩返しをする相手といえど、貞淑な珠代さんはつがいのオスに操を立てているのだろう。
それが分かっていても珠代さんが欲しいという気持ちは止められない。
俺は逃げようとする彼女の手を掴んで強引に引き寄せると、勃起した肉棒に触れさせる。
「ごめん珠代さん、俺、我慢できないよ、これを珠代さんの膣内に挿れたいんだ」
「あぁっ……いけません、それだけは許してください……」
珠代さんは抵抗しようとするものの、女性のか細い腕では男の体を押し返すこともできない。
このまま強引に行為まで持ち込むめば、きっと俺の性欲は解消されるだろう。
けれど、俺は珠代さんを無理やり犯したいわけじゃない。もしもそんなことをすれば、きっと珠代さんは俺の前から姿を消してしまう。
それじゃあダメなんだ。珠代さんが俺の好意を受け入れてくれなければ意味がないのだ。
俺はすこしだけ冷静になると、珠代さんの体を抱き起こした。
「ごめん珠代さん、興奮してつい……」
「いえ……いいんです。男の人は発情してしまったら、鎮めないと辛いのですよね?」
珠代さんは俺の股間で自己主張をしている息子を気遣わしげな目で見る。
「雪彦さん、この前みたいに手でしましょうか? それなら私も大丈夫ですから」
危うく乱暴されそうになったというのに、珠代さんはなんて優しいのだろうか。
もちろん手コキしてくれるのは嬉しいのだが、俺はダメ元で願いを口にした。
「できれば、口でしてもらえないかな?」
「えっ、お口で……ですか?」
まさか、そんなお願いをされるとは思わなかっのだろう。戸惑いを見せる珠代さんだったが、やがてコクンと頷いた。
「いいの?」
「大丈夫です……雪彦さんにしてもらいましたし……私もその、お返し……しないと」
俺がその献身的な姿勢に感動していると、珠代さんはおずおずと俺の股間に顔を寄せる。
「えっと、どうすればいいのでしょうか?」
「それじゃあ、まずは舌で先っぽを舐めてみて」
「はい、わかりました……」
珠代さんは言われた通りに舌を伸ばすと、飴を舐めるように亀頭をに舌を這わせる。
「んっ……れろっ、ちゅ……れるっ……」
ぎこちなくも舌を伸ばして亀頭をペロペロと舐める珠代さんの姿はたまらなくエロい。こんなことをやらせてしまって申し訳ない気持ちがある反面、彼女に自分のチンコを舐めさせてることに興奮してしまう。
「んふっ……ちゅっ、レルッ……んっ、雪彦さん……気持ちいいですか……?」
「ああ、すごく気持ちいい」
「んっ、ちゅぷっ……雪彦さんのおちんちん、すごく大きくなってます……」
「珠代さん、おちんちんじゃなくて……」
俺は珠代さんにゴニョゴニョと耳打ちする。
「えっ、はい……おちんぽ……と言えばよろしいのですね?」
自分の性癖を押し付ける変態でゴメンよ珠代さん! けど珠代さんにおちんぽって言わせるのすごい興奮するぅっ!
「じゃあ、唇で挟み込む感じで咥えてみて」
「はっ、はい……んっ、あむっ……んっ、ちゅぽっ……ふぅっ、んんッ……」
珠代さんの小さなお口に収まった亀頭がネットリと温かい感触に包まれる。
「んっ、んぽっ、ふぐっ……」
「ああっ、気持ちいいよ珠代さん……咥えながら舌も動かして」
「ふぁぃっ、んぶっ……んっ、れちゅっ、ちゅぽっ……んっ、ふぅん……」
男のモノに慣れていない珠代さんのたどたどしいフェラチオは上手いとは言い難いものだったが、それでも俺を気持ち良くさせようと頑張って肉棒をしゃぶる彼女の姿は俺をたまらなく欲情させた。
「ふむっ、んっ、じゅぽっ、チュッ、んぶっ、レロッ、ちゅぷっ……じゅぷっ……」
珠代さんは息苦しさに眉をひそめながらも、俺の肉棒を咥えながら舌を動かそうとする。
口内に溜まった温かい唾液に浸った肉棒がザラついた舌の表面にカリ首をなぞられ、快感に腰がぶるりと震えた。
「くぅっ、すごく気持ちいいよ……珠代さん」
俺は無意識に珠代さんの頭に乗せた手で彼女のキツネ耳をヨシヨシと撫でる。
「んふっ……ゆきひこひゃん……んぷっ……んっ、んぼっ……じゅぽっ、はぷっ……んんっ」
頭を撫でられたことが嬉しかったのだろうか、珠代さんは目を細めながら更に口の奥へと肉棒を咥えみながら、頭を前後に揺らして口内を抽送させる。
ジュポジュポと唾液のいやらしい音を立てながら、ぬっちょりと絡みつく舌に肉棒がしごかれると、たまらない快感に尿道の奥が疼き、金玉から精液がこみ上げてくる。
「ぐっ、珠代さん……もう出そうだ、このまま、口の中に出すよ……」
「んぷっ、じゅぽっ……んっ、ふぁい、たまよのおくひに、らひてくらふぁい……くちゅっ、チュパッ……れろれろ」
もごもごと口を動かしながら、珠代さんは肉棒を咥え込んで俺の精液を口で受け止めようとしてくれる。
ニュルニュルと口内で蠢く舌に裏スジと鈴口を刺激されると、射精寸前のところまで精液がこみ上げてきた。
「うっ……もう、出るっ、くぅっ……!」
ドブッ! ドクンッ! ドビュッ! ビュルッ!
激しい開放感を感じながら、俺は珠代さんの口内に思い切り精液をぶちまけた。
ペニスがドクドクと脈打つたびに、亀頭からドロドロしたザーメンが噴出して珠代さんの口内に注ぎ込まれる。
「んぷっ! んっ、ごくっ……んぐっ! ごくっ……ふぅんっ……」
(珠代さんが俺の精液を飲んでる……!)
後で吐き出してもらおうと思っていたのに、珠代さんはコクコクと喉を鳴らしながら精液を嚥下する。
「ちゅっ、チュポッ……んくっ……レロッ、チュッ…ちゅぽっ……」
啜るように吸引する口によって、尿道に残った精液も吸い取られていく。
射精がおさまった後も珠代さんはペニスを口に含んだままヌルヌルと舌を動かし、絡みついた精液を舐めとってから、ゆっくりと口を離した。
「んっ、ふぅっ……これが男の人の精液の味なんですね……なんだか不思議な匂い……」
唇に付着した精液を舐めとりながら味わうように口をもごもごさせる珠代さん。
「珠代さん、嫌だったはら吐き出してもいいんだよ?」
「いえ、大丈夫です。雪彦さんの精液ですから……」
男を喜ばせることを言ってくれる珠代さん。そんなことを言われたらまた息子が元気になってしまうじゃないか。
「わたし、上手くできたでしょうか?」
「ああ、すごく気持ちよかった」
「えへっ、よかった」
恥ずかしくも嬉しそうに微笑む珠代さんの頭では、褒められた喜びにキツネ耳がピコピコと揺れ、お尻の尻尾もフリフリと動いているのが見える。(あえてツッコんだりはしない)
「あのっ、雪彦さんと交尾をすることはできませんけど、また発情されたときは私がお手伝いしますので……」
「あっ、ああ、そのときはまた、お願いしようかな」
「えへへ……」
うぅむ……彼女の中にあるYES・NOの境界線がよくわらかん。
セックスは拒まれてしまったものの、これは珠代さんとの仲が一歩前進したと考えてもいいのだろうか?
俺は疑問に思いながらも、とりえず次は珠代さんにどんなエッチなことを教えようか考えていた。
ちなみに、この後で珠代さんのスリーサイズを測り直した俺は通販でエロカワな下着を片っ端から購入した。