「んっ……雪彦さん、私は大丈夫ですから……動いて……私の中で、たくさん気持ちよくなってください……」
挿入した勃起チンコから伝わる膣肉の熱いうねりを感じながら、好きな娘と繋がっている喜びを噛みしめている俺に、頬を赤らめた珠代さんがおずおずと言葉をかける。
「珠代さん……」
初めての交尾で自分も余裕がないはずなのに、こんなときでも俺のことを気遣う健気な珠代さん。これには心をキュンキュンせざるをえないナ!
こうなれば俺の全力をもって彼女を快楽の絶頂に導き、初めてのセックスを最高の思い出にしてやるのが男の務めってもんだろう。
しかし、それだというのに。
今の俺は、とある重大な問題に直面していた。
珠代さんのマンコが気持ち良すぎて今動いたら、すぐに射精してしまいそうだってことにネッ!
やべぇよ珠代さんのおマンコ様、予想を超える逸品だよ。
美津妃さんのマンコは、まるで触手が絡みついてチンコをニュルニュルしごかれるような気持ち良さだったが、珠代さんのマンコはそれとも違い、ねっとりと熱い肉壁は全体がツブツブしており、彼女が呼吸をするたびに膣内が勝手に収縮して、強い膣圧でチンコをしごいてきやがる!
なんという精液搾取マンコ!
美津妃さんといい、珠代さんといい、母娘揃って極上の名器とかすげえなおい。
けどこのままじゃあ、初のセックスで早漏男の汚名をかぶってしまうでそーろー。
一旦、こみ上げてくる精液を落ち着かせる時間を稼がねばならん。
俺は珠代さんに悟られないよう、ポーカーフェイスを装って微笑みかける。
「いや、無理しなくても大丈夫だよ珠代さん、こうやって繋がっているだけで、俺は充分に気持ち良いからさ、慣れるまでしばらくこうしていようか」
「はい……雪彦さん、ありがとうございます」
よしっ、いい感じにごまかせたぞ! 爽やかな笑みを浮かべつつ、内心では込み上げてくる射精感を鎮めるのに必死な俺。
珠代さんは自覚がないのだろうけど、こうしてる今も俺のチンコは収縮する膣肉でニュポニュポとしごかれいるのだ。
うひぃ、たまらんなぁ。
いかん、チンコに意識を向けると余計に感じてしまうじゃないか。今は呼吸をすることに意識を集中させるのだ!
ゆっくりと深く息を吐き出してから、もう一度吸い込む、それを何度か繰り返していくうちに、せり上がって来た精液が若干ではあるが奥に引っ込んでいく感じがする。
よしっ、これならいける、いけるぞっ!
「それじゃあ、珠代さん、そろそろ動こうか」
「んっ、はい……」
俺は膣穴からゆっくりとチンコを引き抜くと、全部抜けきる前に少し勢いをつけてズプリと膣に挿入する。
「んっ! ああッ」
柔らかな膣壁を肉棒で抉られ、珠代さんがたまらずに甘いうめき声をあげるのを聞きながら、俺も心の中で吠えていた。
ぬはぁァッ! きんもちいぃッ!!!
チンコを抜き差しするたびに亀頭と竿が肉壁のツブツブが擦れて、肉棒全体が激しい快感に曝さる。
ぐぉぉっ! 数の子天井どころじゃねえぞこれ!
強すぎる刺激に耐えようと力んで尻がぎゅっと引き締まる。
いかん、これじゃあ長く持ちそうにない。幸いにも珠代さんも充分に感じてくれているようだし、こうなれば短期決戦である。
俺がイクまえに珠代さんをイカスのだ!
「珠代さん、もっと早く動くよ」
「えっ、キャッ! あぁッ……んぅっ、ひああん!」
突然早くなった抽送に驚きながら、体を駆け巡る快感にあえぐ珠代さん。
「あぁ、珠代さんの膣内、すごく気持ちいいよ」
「ひぁっ、ぁァッ……! わっ、わたしも、こんな、初めてで……おかしくなってしまいそうです……ぁんッ」
可愛らしい悲鳴を上げる珠代さんが愛おしくて、彼女の口を吸いながら頭のキツネ耳をクニクニと揉んでやると、膣が反応してギュッと締め付けてくる。
「んひっ! んちゅっ、んぅっ……らめぇ……らめれす、おちんぽ挿れながら、耳さわっちゃぁ……ちゅぱっ、んんっ!」
耳の性感帯を責めながら口内と膣を同時に激しく犯すと、珠代さんはあえぎながら、しだいに顔を蕩けさせてゆく。
しめた! このまま絶頂まで導いてやれば俺の勝利だ!
これはもはや交尾という名の戦いである。
俺は一心不乱に腰を打ち付けた。先っぽで子宮口をグリグリと責め立てると更にマン汁が溢れ出し、結合部がぶつかるたびに、バチュッ、バチュッ、と飛沫が散ってシーツを濡らす。
激しい動きで二人の肌は汗にまみれ、オスとメスの匂いが混ざり合い、蒸せ返るようなイヤらしい匂いが漂う。
「あひっ、はぁっ……! あんっ! 雪彦さん、わっ、わたし、もうっ……!」
珠代さんは絶頂が近い、そうして俺が勝ちを確信したそのときだ。
「なかにっ、中に出してください……! 雪彦さんの赤ちゃん精子で、珠代の子宮に種付してぇ……!」
「うッ!」
ドグッ! ドビュルッ! ドビュッ! ドグッドグッ! ビュルルッ!!
射精ちゃったぜ……。
まさか珠代さんから種付おねだりされるなんて思わなかった俺は、最強の殺し文句であえなく轟沈。我慢していた精液を思い切り吐き出していた。
「あぁっ……ッ! 雪彦さんの熱い精液、子宮の中に入ってくるっ、ぁぁっ、ひぁァッ……ッ!」
俺が射精したのと同時に、珠代さんは体を痙攣させながら、射精されたザーメンを搾り取るかのように激しく膣を収縮させた後、力が抜けたようにクタリと布団に横たわった。
どうにか彼女を絶頂させることはできたようだ。厳しい戦いだったぜ。
「珠代さん、だいじょうぶ?」
「はい……へいきです」
まだ少しぼんやりとした顔の珠代さんが、隣に寝そべる俺の顔をじっと見つめる。
「えへっ、雪彦さん」
「ん?」
「大好き」
そう言って、胸元にこつんと額を擦り寄せる珠代さん。
おいおいおいおいおぉぃっ! 珠代さんてば可愛すぎるんですけど! 俺も珠代さんが大好きなんですけどぉぉッ!!
珠代さんの柔らかな体を抱きしめると、嬉しそうに揺れ動く彼女の尻尾にサワサワと腰のあたりをくすぐられる。
あぁ、幸せすぎる。
そうして俺たちは、幸福感に包まれながら眠りについたのだった。(その後すぐ、腹を空かせて飯の催促に来た美津妃さんに起こされた)