さて、先日は珠代さんを連れ帰ろうと目論んだキツ夫と一悶着あったけれど、美津妃さんのおかげで無事に追い払うことに成功した。
かくして、俺と珠代さんは誰にも邪魔されることなく二人で蜜月のように甘い生活を送れるようになった────はずだったのだが。
「ねぇ、雪彦ちゃんてばぁ、そんなことしてないで私とキモチイイことしましょうよぉ」
俺が自室で机の前に座って仕事をしていると、美津妃さんの甘ったるい囁き声と彼女の腕が首に絡みついてくる。背中におっぱいの柔らかさを感じながらも、俺は心の中で「またか」と嘆息した。
そうなのだ。この淫乱母狐がいる限り、俺と珠代さんが二人きりでラブラブ生活を送れるなんてことは有り得なかったのである。
いや、俺はけっして美津妃さんを邪魔だなんて思ってはいない。珠代さんの母親ながら、絶世の美女と言っても過言ではない美貌とむっちむちのどエロい体。
今も抱きつかれているだけで勃起しそうになってしまう。こんな美女に迫られて嫌な男なんているはずがない。
けど、問題はその頻度である。
もうね、ほぼ毎日、朝から晩まで、俺の予定なんてお構いなしに求めてくるのだ。
美津妃さんとのセックスは快楽の底無し沼だ。下手に付き合えば引きずり込まれてしまう。
仕事もせずにセックス三昧なんてことになったら、俺は二人を養うこともできない甲斐性なしになってしまう。
「いや、今は仕事中なんで」
「そんなの後回しにすればいいじゃなぁい」
やんわり断ろうとしても、ワガママ姫が素直に言うことを聞いてくれるはずがなく、美津妃さんは更に体を密着させてくる。
ああもうっ! おっぱいを押し付けられた背中が幸せだし、彼女の体からいい匂いがするしで、俺のチンコはすでに半ボッキ!
それでも俺は僅かに残る理性を振り絞って美津妃さんを引き離すと正面から向き合う。
家長として我が家の風紀を正すため、ここは一つビシッと言ってやらねばならん。
「いいですか美津妃さん、こういうのはちゃんとケジメをつけ……むぐっ!?」
力説しようとした俺の口が美津妃さんの厚ぼったい唇によって塞がれてしまうと、口の中に熱く濡れた彼女の舌が潜り込んでくる。
「んちゅっ、れろぉっ、ちゅっ、くちゅっ、んふッ……」
二人の唾液が口内でクチュクチュとかき混ぜられる水音が頭に響く。息ができないほどの激しいディープキスによって思考はみるみる溶けてゆき──。
こんなん我慢できる訳ないじゃろがぁぁいィっ!
理性の吹き飛んだ頭は考えるのを止めた。俺は衝動のままに美津妃さんを抱きしめ、たっぷりしたメス尻を揉みしだきながら彼女を押し倒すと、乱暴に服を脱がして紐のような際どいショーツの中に手を突こんだ。
ヌチョリとした彼女の恥部はもう濡れ濡れである。
「ほらぁっ、はやくぅ」
股を開いて粘ついた糸を引くトロトロマンコで誘う美津妃さん。
いいだろう、やってるぜ!
俺は股間から素早くマグナムを引き抜くと美津妃さんに飛びかかった。
いっけぇぇっッ! 俺のマグナアアアァァムゥッ!
*
そして事後。
「まぁたやっちまった」
出すもの出してスッキリした俺はすっかり冷静さを取り戻していた。
こうして美津妃さんに誘惑されて我慢できずに交尾するのは一度や二度ではない。あのエロエロ女狐の誘惑は抗い難いのである。
意志薄弱とか言わないように、俺だって頑張ってるんだよ?
「どうしたんですか? 雪彦さん」
己の節操の無さに辟易していると、いつの間にか後ろに居た珠代さんが何かに気づいて俺の体に鼻を近づけるとスンスンと匂いを嗅いだ。
「お母さんの匂いがしますね」
「うっ!?」
さすが狐の嗅覚である。俺と美津妃さんがナニをしたのか匂いでバレちゃってる。
「その、ごめん珠代さん」
「いいんですよ。だって、お母さんですから」
寛容な彼女でほんと助かります。それにしても、娘の恋人と交尾するのを「お母さんだから」で済まされてしまう美津妃さんの業の深さよ。
「でも……」
そう言って、珠代さんはポスッと俺の胸に額を当てる。
「私のことも可愛がって欲しいって思っちゃうのは、わがままでしょうか?」
恥ずかしそうにはにかみながら、俺を見上げる珠代さん。
うひいぃぃっ! 可愛い! 珠代さん可愛いよぉぉっ!
俺は珠代さんをちゃぶ台の上に押し倒して、欲望の赴くままに彼女の服を脱がせる。
「あんっ、雪彦さん、こんなところで……?」
「今すぐ珠代さんと交尾したいんだ!」
一度やってみたかった、ちゃぶ台ファック!
「はい……んっ、来て、雪彦さん……」
全身で俺を迎え入れてくれる珠代さん。
俺は股間から発射準備のできているマグナムを取り出すと、目標の穴を定める。
狙い撃てっ! 俺のマグナアアアアムウウゥッ!
*
またも事後。
「雪彦ちゃぁん」
珠代さんの膣内にたっぷりと中出しをして満足した俺の後ろに、またしても美津妃さんが襲いかかってくる。
この欲求不満の淫乱女狐め!
いいぜ! そっちがその気なら、俺だって徹底抗戦してやる。マグナムにはまだまだ弾丸が残っているのさ!
さあ吠えろ! 俺のマグナアアアムウぅぅぅッ!
*
やはり事後。
「雪彦さん……」
美津妃さんの肉壺に溢れるほどのザーメンを注ぎ込んだ俺は、珠代さんの求めに応じて──以下省略。
まだだっ、まだいける! きばれっ、マァァぐナムゥうぅぅぅ!
*
らすとふぁいなる事後。
「雪彦ちゃぁぁん」
まぐううぅぅ、なぁ……むぅ……ぅッ…………。
*
*
*
「いや、さすがに限界っすわ……」
珠代さんと美津妃さんを前にして、俺はついに白旗を振った。
交尾につぐ交尾で全弾撃ち尽くし、マグナムの弾倉はスッカラカンである。もはや射精しても水みたいなのしか出ない。
「あらぁ、それは困ったわねぇ、私はまだ全然やり足りないわぁ」
くッ! ほんとこの女狐さん性欲がとんでもねえ。
「ごめんなさい雪彦さん、私たちが無理をさせてしまったせいで……」
「いや、いいんだよ、少し間を空ければ復活するから」
「どのくらいかしらぁ?」
「精液は3日で満タンになるらしいけど」
「そんなに待ってないわよぉ」
「いやしかし」
たとえ精力剤を飲んだところで急激に精子が造られるわけじゃなし、こればかりはどうしようもない。
「しょうがないわねぇ、それじゃあ……」
そう言って美津妃さんはおもむろに服の胸元をはだけると、立派なおっぱいをブルンと露出させる。
何度見てもたまらん乳ではあるのだが、さすがに今はムラムラしない。
「ほぉら、ママのおっぱいですよぉ」
「いや、だから……」
「いいからぁ、こっちにいらっしゃぁい」
美津妃さんに頭を抱えられて顔がおっぱいに押し付けられる。
「さぁさぁ、ママのおっぱいを吸いましょうねぇ」
「むぐっ」
正直、今はそんな気分ではないのだが、美津妃さんがそれで満足してくれるならと、俺はピンク色の乳首を咥えるとチュゥッと吸った。
その瞬間、口の中に甘く濃厚な母性が広がる。
ゴクリ……こっ、これはっ……母乳ッ!
「どぉう? ママのおっぱい美味しぃ?」
妊娠してないのに、どうして母乳が出るんだとか、今更そんな細かいことには突っ込まない。化け狐さんはなんでもありだ。
気がつけば俺は一心不乱に美津妃ママのおっぱいにむしゃぶり付いてチュパチュパと乳首を吸っていた。
なんだこの母乳は!? 甘く濃厚なのにクセがなくそれでいて後を引き、一口味わってしまえばもうおっぱいを吸うのを止められない中毒性!
右の乳から吸ったら今度は左の乳、ついには両方の乳を合わせてダブル母乳でチュウチュウとれいんである!!
ちなみに、母親のおっぱいから母乳を直飲みする姿を珠代さんにバッチリ見られているという、とんでもない羞恥プレイになっているのだが、それでも止められない止まらないぃ!!
まるでジャンキーのように、俺が美津妃ママのミルクに酔いしれているそのときだ。
「んぬっ!?」
突如として体の中が熱くなり、下半身が激しくうずきだした。
「うおぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!」
なんだこれは! ヘソの下に渦巻く滾り! とてつもない力が溢れてくるような感覚!
「こっ、これはぁぁっ!?」
異変を感じてズボンを脱ぐと、その下からは俺の息子がフル勃起! いや、これは普段の1.5倍の勃起力(当社比)ッ!
「美津妃さん、これは一体!?」
「うふふっ、私の母乳はちょっぴり刺激的なのよぉ」
なんじゃそりゃぁ、すげぇぜこの母乳ッ! スッカラカンだったはずの金玉の中に精液が満ち溢れているのを感じる。今なら夢精だって出来そうだぜ!!
漲る母乳パワーによって性欲が復活した俺は覚醒した漫画の主人公のごとき勢いで二人をふぁァッく!
どれだけ射精しても性欲が止まらず、金玉は射精したそばから精液が製造し、無限リロードマグナムと化した俺のチンコ。
それから交尾しまくって、珠代さんと美津妃さんを十分に満足させてから、溜まっていた仕事も母乳の力でクロックアップした脳味噌により通常の3倍の速度で片付いた。
母乳ってすげええええ!!
*
次の日、反動によって激しい倦怠感に襲われた俺は床に寝そべったままピクリとも動けずにいた。
「うぅ……母乳、母乳をくれ……」
紛れもなく禁断症状である。
それはもう、ヤバい力を手に入れた漫画の主人公が代償を支払わされるがごとく。
「はぁい、ママのおっぱいよぉ」
美津妃さんに抱き起こされながらおっぱいを飲んでいると、すぐに体調が良くなって動けるようになった。しかし、母乳を飲んでも昨日ほどの興奮は感じない。チンコも平常状態である。
「なんか危ない薬に手を出しちゃった気分なんですが、これって寿命が削れたりしません?」
「うふふっ、大丈夫よぉ。昨日は初めてのことに体が驚いちゃっただけで、何度か飲めばすぐに馴染むから、前よりも健康になるわよぉ」
ほんとかなぁ?
にっこり微笑む美津妃さんからは騙しているような気配は感じられないのだが、どうにも不安である。
これ以降、俺は二人を満足させるためにも、定期的に美津妃さんの母乳を飲むようになった。